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家ごと暖めて、ヒートショックから家族を守ろう

2017.12.26

みなさんは、「ヒートショック」という言葉をご存知ですか?

「ヒートショック」とは、急激な温度差、低温状態が血圧を急上昇させて、血液や心臓の動きに影響を与えることです。

冷えた浴室での高温のシャワーなど、急激な温度差が心臓に負担をかけるのですね。しかし、こうした負担は、高齢者のみならず小さな子どもや私たちの健康にとってもよくないのは当然のこと。

◆家全体を暖めて、低温の箇所を減らす

温度差のみならず、低温状態そのものが健康によくないという説を唱えるのは近畿大学建築学部学部長の岩前篤教授です。

岩前教授は、日本で冬時期に死亡率が上昇する理由として「欧米に比べ寒さを我慢する」傾向にある日本人の特性をあげ、「低温」状態を作らない環境が大切だと述べています。

「英国健康省2009年白書(※1)に、寒さの健康影響要因として、“血液の高濃度化”、“高血圧”、“脳梗塞”、“肺の感染症”、“心筋梗塞”、“肺の免疫力低下”の6つが記されています。これらの要因のうち、肺の免疫力低下を除けば厚着をして身体を暖めればリスクは低下できるものと考えられます。しかし、肺の免疫力低下は、厚着をしても対応できません。呼吸によって吸い込む空気の温度が低ければ防ぎようがないのです」

(※1)2009 ANNUAL REPORT of the Chief Medical Officer, Department of Health, UK(http://www.dh.gov.uk/ prod_consum_dh/groups/dh_digitalassets/@dh/@en/@ps/documents/digitalasset/dh_114012.pdf)

低温状態を作らないためには、家ごと暖める必要があります。とはいえ、日本ではリビング、寝室、子ども部屋などでエアコンをつけ、廊下、トイレ、脱衣室とは温度差があるのは、いわば仕方のないこととあきらめがち。なかなか廊下にまで暖房機を設置しようとは思わないし、脱衣場に暖房機を置くのは簡単でいいけれど、場所をとってしまうのが難点ですね。

◆狭い空間にも設置できる暖房機とは

スペースを確保したまま暖めることができる、小型の埋め込み式カセットを使うという方法があります。

▲洗面所の天井に取り付けた例。こちらはココタスという商品です。

2畳の脱衣場や半間幅の廊下でも邪魔にならない埋め込み式。最大寸法でも4.6センチ。小さくてしかも天井に埋め込んでしまうので、照明などの邪魔にもならない上、安全です。

室外機1台につき、最大3台まで設置ができるので、家ごとサーモフリーな状態も可能に。

家全体を暖め、冬場の家族の健康を守ってみてはいかがでしょうか。