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風疹が首都圏中心に流行の兆し、妊婦がいるご家庭は特に注意を

2018.09.07

◆風疹が流行の兆し

首都圏を中心に風疹の流行の兆しがあることについて、8月14日に厚生労働省より「風しんの届出数の増加に伴う注意喚起について(協力依頼)」が発信され、注意するよう呼びかけました。

現在、例年と比較し、関東地方で風しんの届出数が大幅に増加しております。この時期は、多くの人の往来が見込まれることから、今後、全国的に感染が拡大する可能性があります。”
(引用:「風しんの届出数の増加に伴う注意喚起について(協力依頼)」(厚生労働省),2018 年8月14日)

◆30 代から 50 代の男性より多くの風疹の届出

7月23日から8月5日までの間に38例あった風疹の届け出のうち、30代-50代の男性が多くを占めていたと厚生労働省は発表しています。

具体的には、第 30 週から第 31 週まで(7月 23 日から8月5日まで)に 38例の風しんの届け出があり、多くは 30 代から 50 代の男性が占めていました。30 代から 50 代の 男性においては、風しんの抗体価が低い方が2割程度存在していることが分かっています。”

(引用:「風しんの届出数の増加に伴う注意喚起について(協力依頼)」(厚生労働省),2018 年8月14日)

◆妊婦さんがいるご家庭は特に注意を

日本産科婦人科医会から発表されているように、妊婦さんが風疹にかかるとお腹にいる赤ちゃんに影響がでる可能性があります。

妊娠 20 週頃までの妊婦が風疹ウイルスに感染すると、お腹の中にいる赤ち ゃんにも感染して、赤ちゃんの眼や耳、心臓に影響が及ぶ先天性風疹症候群* が出現するおそれがあるのです。

(*)先天性風疹症候群とは、主に妊娠初期ですが、妊娠 20 週頃までの妊婦 が風疹ウイルス感染することによって、難聴、心疾患、白内障などの障害をも って生まれた赤ちゃんのことを言います。その赤ちゃんは、その後、発育の遅 れがみられることがあります。”
(引用:「風疹流行の兆しあり!!」(日本産科婦人科医会),2018 年8月17日)

◆風疹の症状と感染について

この通知を受け、日本産科婦人科医会からも注意喚起が促されており、主な症状は下記と記載があります。

■潜伏期間 14〜21 日(平均 16〜18 日)です。

■初発症状は

    ①発熱

   ②耳介後部、後頭部などの首の後ろのリンパ節の腫脹

    ③全身の発疹で、それは淡紅色の小紅斑や小丘疹を呈します

    ④眼球結膜が充血し、眼が赤くなります。 なお、症状を伴わない不顕性感染も 15-30%みられます “
(引用:「風疹流行の兆しあり!!」(日本産科婦人科医会),2018 年8月17日)

また、くしゃみや咳などで人から人へ感染すると言われています。もし体調がおかしい、と感じたらくれぐれも下記を気を付けてください。

  ■どのようにうつるのですか?

・感染は、くしゃみ、咳、唾液のしぶきなどの飛まつによってほかの人にうつ ります。インフルエンザと同様に、接触感染でも感染します。

・発疹の出る 1 週間前から症状が消えるまでの期間、感染します。

・不顕性感染でも感染力はあります。 ・症状の出揃う時期がうつりやすいピークとなります。

・症状が強いときほど感染力は強いですが、症状がない時にも感染力があるこ とに注意が必要です。

(引用:「風疹流行の兆しあり!!」(日本産科婦人科医会),2018 年8月17日)

◆風疹の予防 | うつらない、うつさないために。

まず、妊婦さんはワクチン接種が受けられません。そのため、近くにいる家族、周りの人の予防が大切です。
30~50 代の男性はとくに風疹への抵抗力が弱いと言われていますので、自分や家族がワクチンを接種する必要があるか風疹抗体検査で確認し、必要があれば積極的にワクチンを接種してください。

”   風疹抗体検査の支援とワクチン接種

■成人女性、夫、パートナー等を対象とした風疹抗体検査の費用助成事業が行 われています。お住まいの市区町村保健担当部署に問い合わせをして、積極 的に利用してください。

■妊婦さんはまずかかりつけの産科医にご相談ください。 かかりつけ医が風疹に関して正確な情報を得るためには、
全国の主要大都市 に設けてある 2 次相談窓口 ( 風 疹 り 患 妊 婦 2 次 相 談 施 設 : 2018 年 1 月 22 日 現 在 ) https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/rubella/rec_20180122.png にご相談いただくこともできます。

■明らかに風疹罹患歴がないか、抗体の低い方で、妊娠する可能性のある女性 と、その女性の周囲の方々は、積極的に【麻疹風疹=MR】ワクチンの接種を 受けてください。
なお、妊娠している可能性がある女性、妊娠中の女性は、MR ワクチンの接種 を受けることはできません。

■30~50 代の男性は、風疹への抵抗力が弱い人が多いので、ぜひ【麻疹風疹= MR】ワクチンを接種してください。 詳細は、かかりつけ医、職場健康相談で尋ねてください。”

(引用:「風疹流行の兆しあり!!」(日本産科婦人科医会),2018 年8月17日)

家族の健康を守るために、日頃から予防接種や定期的な健診が大切です。

もしまだ風疹の抗体検査を受けていない方がいれば、かかりつけ医や自治体の制度があるか確認し、ぜひこの機会に積極的に検査、ワクチンの接種を受けることを強くおすすめします。

記事提供:家men 

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