100均で七夕グッズの材料をゲット

もうすぐ梅雨が明ければ本格的な夏がやってきますね。そして、七夕も近づいてきました。
我が家でも七夕を迎えるムードを盛り上げようと、工作を楽しみました！
私は現在北海道函館市に住んでいますが、北海道の七夕は「和風ハロウィン」で、子どもたちが毎年毎年首を長くして待ちわびる一大イベントなのです！　これについては後述しますね～。

折り紙で作る飾りが、何といっても手軽ですね。
ちょうちん、網飾り、貝飾り……などたくさんの種類の飾りを、こちらのサイトが分かりやすい折り方で解説してくれます。折り方が動画になっているので、折り紙苦手なママも大丈夫ですよ♪

本物の笹を手軽に用意できれば一番ですが、それがかなわない場合、100円均一ショップでも売っているこんな小さな“笹もどき”も、部屋にちょっとした雰囲気を作るのに便利です。

天の川を挟んで、お花紙を使ったひこ星とおり姫を両側に飾ってみました。
お花紙も、今は100円均一ショップなどで、
広げるだけで簡単にお花が作れるセットが売られています。
今回は、この長さをカットして小さなお花を作り、そこに色画用紙で顔を付け、
金色のシールをはりました。

作り方はこちらのサイトにお世話になりました！

こちらのブログでは、幼稚園の先生が、
年中・年少・年長各クラスの年代子どもたちにおすすめの七夕工作を紹介しています。
段々平面から立体へ、少しずつ凝った作業もできるようになっていくのですよね。

簡単な平面の飾りを作り、1～2歳の子にマジックで自由に顔などを描かせてみるのも
おすすめします。

まだどう見ても顔にならなくても、だれかと一緒に作業をするということは、
小さな子どもにとってこの上ない楽しみのようです。
こちらは、スイカの飾りに必死に点々を打っている(つもり)ところです。3歳近くなると、顔のパーツの部分に丸や線を描き出す子もいますよ。
きれいに仕上がらなくても、一緒に作ると楽しさ倍増ですね！

笹ではなく、輪っかつづりで天の川を作ると、
さらに場所を取らない飾りスペースになります。
重さのバランスに注意しながら飾りをプラスしていって、
華やかにしましょう。
ちなみに私のお気に入りの飾りは、仙台七夕風の飾りです。

簡単七夕料理で、それらしく！

そして、簡単な料理でも、製作気分が味わえますよ！
そうめんを天の川に見立て、錦糸卵とオクラの輪切りの星をあしらいました。
作るのは少々手間がかかっても、子どもたちのおなかの中に消えるのはあっという間。でもそれも楽し、です。

和風ハロウィンの風習も

ところで、「和風ハロウィン」な北海道の七夕をご紹介します！

七夕(北海道では一般的に8月7日、函館など道南地区では7月7日のところも)の夕方、
子どもたちは、地域の各家庭やお店を周り、歌を歌うのと引き換えにお菓子をもらうのです。
函館では「竹に短冊　七夕祭り　大いにに祝おう！　ろうそく1本ちょうだいな♪」と歌います。
この歌は、地域によって色々異なるようで、
「お菓子を出さないと承知しないぞ！」という感じの
荒っぽい調子のところもあるそうです。
歌声が聞こえると、家やお店の方々が出てきて、
みんなに小さなお菓子をくれます。
ただ、どこの家庭やお店も都合がいいわけではないので、
七夕飾りを飾ってる家やお店のみを訪問しようという、暗黙のルールがあります。

一般の家や地域の小さなお店だけではなく、
コンビニやホテル、デパート、お寿司屋さん、居酒屋さん、ドラッグストアなど、
様々なところでバラエティに富んだお菓子が用意されているので、
子どもたちは2時間近く、足が棒のようになるのも気づかないほど一生懸命に、
歩き回るんですよ！

昨年我が家は、初めての函館での七夕を経験しました。
地域の子どもたちにも訪問してほしかったし、
子どもたちと一緒に地域を周ってもみたかったので、
玄関先に七夕飾りを施して箱に色々なお菓子を入れ、
「1種類ずつ持って行ってください」のメモを貼り付け、子どもたちと出発！

幼児から中学生くらいの子まで、
街中を袋を持って行きかう子どもたちの顔はみな明るさに満ち、
あちこちで「たけ～にたんざく　たなばたまつり！」の歌声が響いてきます。
とても新鮮で、不思議な雰囲気を味わいました。

今年も玄関先に七夕飾りを施し、子どもたちと地域を歩き回ろうと思います！(千葉美奈子）