もうすぐこどもの日。こどもの日と言えば、柏餅を食べたくなりますね。なぜ、こどもの日に柏餅を食べるのでしょう?
柏というのは、新しい葉が出るまで、古い葉が落ちないそうです。そこで、いつまでも途切れることなく子孫が繁栄するように端午の節句に柏餅を食べるようになったそうです。
端午というのは、「月始めの午の日」のことですが、次第に5月5日を指すようになりました。
さあ、講釈はここまで。せっかくのこどもの日。簡単なので柏餅を作ってみませんか。
2年前に、富澤商店にて買い求めた「柏餅キット」で柏餅を作り、記事にしたぶきっちょさん。
その時の記事はこちらです
前回は富澤商店のホームページを見て、初級レベルの電子レンジでできる柏餅に挑んだわけですが、2年を経て、今回はキットではなく本格的な柏餅に挑むことに!
とは言っても、まだ初級に毛が生えたレベルなので、こしあんは市販品を購入しました。
今回も富澤商店のこちらのレシピを参照にしながら作ってみました!
◆材料(10個)
新潟県産 特 上新粉 200g
オリゴ糖 大さじ2くらい(上白糖が我が家になかったため)
ぬるま湯 140cc
こしあん 250g
柏の葉 10枚
◆作り方
(1)こしあんを10等分し、丸める。
コロコロころりんと簡単ですし、とても楽しい気分になってきます。
もちろん、キッズもいっしょにコロコロころりんできますよ。
(2)蒸し器を蒸気の上がる状態にしておく。
蒸気は高熱なので、気をつけて。子どもが、中を見ようとして片方の持ち手だけもちあがると、蒸気がたちのぼって、必ずやけどをします!
(3)上新粉にオリゴ糖とお湯を加えながら、ヌンヌンヌンっとこねていきます。これもまた楽しい作業。やわらかい耳たぶ状になるまで。割とわかりやすいです。
▲まだまだコネがたりません
▲だいぶ耳たぶっぽくなってきました
(4)蒸し器に固く絞った濡れふきん(クッキングペーパーでも)を敷いて、生地を入れ、強火で25分ほど蒸します。
後でもう一度ひとつにしてこねるので、完成形のグラム数を図って等分にする必要はありません。
この間ちょっとひまなので、柏の葉を出してあらい、ふいておきます。
(5)濡れ布巾を固く絞り、生地を包むようにし、コシが出るまでこねます。アッチッチなので、氷水につけたり布巾の上にタオルでくるんだりして、やけどをしないように。
(6)生地を10等分してコロコロ丸めてから真ん中を薄くしつつ楕円形に伸ばします。餡を包んでしっかり口を閉じます。(閉じてなくても大丈夫ヽ(・∀・)ノ)
(7)蒸し器に布巾をしき、強火で5~8分蒸します。
▲ウヒャー。相変わらず下手くそなぶきっちょさん、あんこがはみ出ています。
(8)生地が完全にさめてから柏の葉でくるみます。
丸めた時点で「やばい!見栄えが悪すぎる!」となっても大丈夫。
大きな柏の葉がすっかりくるんでくれるので、出来栄えは気になりません。お味は上々!!
お煎茶といっしょに召し上がれ。(宗像陽子)