◆紅葉まっさかり、中滝ふるさと学舎へ
2日目は、鹿角市内から車で45分ほどの位置にある中滝ふるさと学舎へ向かいました。
道すがらとても素敵な温泉施設がたくさんあり、次回はもっと温泉を楽しんでもいいなあ…と
思っているとあっという間に到着です。
昭和30年から変わらぬ姿で、地域の皆さんに愛されていた中滝小学校の木造校舎が、交流体験の拠点や、森林セラピーの基地として、新しく生まれ変わりました。
校舎の中はそのまま。トロフィーや写真、子どもの作品なども残っています。
▲談話室でゆっくりしたり
▲ふるさとギャラリーで歴史に触れてみたり。
当日はおこなっていませんでしたが、森の工房と、食の工房の部屋があり、クラフト作り体験や、ピザ作り体験など様々な体験コンテンツも用意されています。カフェもあります。
学舎のすぐ横には川が流れています。
▲川には入ってはいませんが、まるで入っているかのような写真が撮れました
「ちょうどよいタイミングに来たね」とスタッフの方が言われた通り、当日は紅葉が見事でした。
中滝ふるさと学舎には、宿泊用のケビン棟という施設もあります。
じっくり楽しみたいという方には宿泊もお勧め。
そのほか、テント泊も可能だそうです。
▲ケビン棟の様子。
昭和の時代にタイムスリップしたような、でも新しい不思議な空間でした。
2日目は、見学の後、そのまま車で道の駅、あんとらあまで戻り、たくさんお土産を買い、盛岡に。
夕方には東京に戻りました。1泊2日でもゆっくり鹿角を楽しむことができました。
2日間、鹿角のプチ移住体験をしてみて思ったことはとにかく人が温かい。ということでした。
子ども達だけでなく、町ですれ違う人、施設の方など皆さん丁寧に教えてくださいました。
日ごろ、知り合いの方以外には歩いているときに声をかけることも、声がかかることもなかったのですが、鹿角の2日目ぐらいには、自分のほうから「おはようございます」「こんにちは」と声をかけてしまうほど。
移住してもすぐ馴染めるのではないか、と思いました。
もちろん冬は雪が積もりますし、車がないと生活が難しいエリアなので、実際に住んでみないと分からないともあるかとは思います。
ただ、都内で一生懸命野菜の産地を選んで買わなくても、街中で販売している野菜・果物は新鮮で本物。それがあたり前。特別の贅沢ではないということ。見上げると空が広い。そんな普通の贅沢が手に入るのもいいな、と思った2日間でした。まずはお気軽に体験をしてみてはいかがでしょうか。(取材:杉山直子)
前編はこちら⇒https://www.cocoful.jp/wp/column/life/entry_10196.html
【移住に関する問い合わせ】
鹿角市役所政策企画課 鹿角ライフ促進班
☎0186-30-1310
k-life@city.kazuno.lg.jp
http://www.city.kazuno.akita.jp/kazunolifesokushin/4274.html