皆さんはエアコンを購入するときに、何を基準に選んでいますか?
入れる部屋がどのくらいの広さなのか。
掃除は極力しなくてすむ機能があるか。
電力をあまり消費しないタイプか。
そんな機能をにらみつつ、我が家のお財布と相談して購入するエアコンを決めていたのではないでしょうか。
2018年2月27日~3月2日まで幕張メッセ国際展示場で開かれた「HVAC&R JAPAN 2018」では、さまざまな新しい家電が紹介されていましたが、特にココフル編集部が注目したのは、「これからの家電はインテリアの一部である」という考えをもとに「機能とデザインを両立させた」エアコンでした。
▲風景に溶け込んでいるエアコン「risora」ソライロ
◆機能とインテリアを両立したデザイン
今回、ダイキンのブースでみた新しいエアコン「risora」は、奥行きが185mmと薄型で、圧迫感がなく、コンパクトでおしゃれな印象でした。
2012年から「理想の空間におけるエアコンのあるべき姿」を追い求めていたという開発チームは「理想の空間の一部となって、心地よさを届ける」ことをコンセプトに新商品の開発をしたそうです。
生活になじむ形・質感にするために、まずはその奥行き185㎜という薄さを、機能性はそのままに実現しました。
ちなみにココフル編集長の自宅リビングのエアコンを図ってみたところ、奥行きは290㎜でした。厚さが約3分の2になれば、圧迫感も全然違うものになります。
◆5層の表面加飾で、深みのある多彩な質感を実現
さらに「risora」は、空間に溶け込む軽やかな存在になるために、従来のエアコンのように白色一辺倒から脱したのです。各家庭がどんなライフスタイルで暮らしていくかを考えながら色やツヤを組み合わせ、選べるような深みのある多彩な質感を表現しています。今は7つのバリエーションのパネルを選べますが、将来的にはオリジナルな塗装サービスも可能となるそうです。
たとえば、和室。モダンな洋室、カントリー風に統一した趣味の部屋。どの部屋に入れるエアコンも同じように真っ白では、インテリアの統一もできず、違和感を感じてしまいますね。
その部屋なりのインテリアにしっくりとなじめば、部屋がそれだけ広くなり、エアコンの存在も目立ちません。
▲観葉植物を配置するならフォレストグリーン。和室にも合いそう
▲カジュアルなインテリアにはラインホワイトがなじむ
▲モダンなインテリアには、グレイッシュブラウンメタリックが深い味わい
▲こだわりの趣味の部屋にはブラックウッドはいかが?
どの色もべた塗の一色ではなく、深みのある色になっているのは、前面パネルにインモールド成型技術を採用して5層の表面加飾を重ね合わせて深みを出しているから。
私たちの好みに合わせて、まるでインテリアの小物を選ぶように、エアコンを選べるなんてすてきですね。
ライフスタイルの多様性とともに、家電も「ただ持つ」時代から「自分らしいモノを選ぶ」時代へと変わっているのだと感じました。
さてあなたの部屋は、どんなカラー? そしてどんなエアコンを選んでみますか?
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