2015年の十五夜は、9月27日
涼しい風が吹くようになりました。
月の美しい季節です。
夜道を歩いていると、どこまでもついてきてくれる月を不思議に思う子どももいるのでは?
「どうして、お月様はついてくるの?」そんなことを聞かれたら、
「あなたのことが大好きだから、守ってくれているのよ」と答えてあげてもいいですね。
そんな身近な月ですが、十五夜のころはとりわけ大きく美しくなるので
昔から、収穫に感謝する気持ちも込めて、風雅を楽しむ行事となっています。
今年の十五夜は、9月の27日です。
普段あわただしい毎日を過ごしているママも、
この日はほんのひととき、子どもとのんびり、月を愛でてはいかがでしょう。
◆お団子をお供えして、月を眺める
大きくて真ん丸なお月様は、どこか神秘的で、かつ包容力を感じますね。
▲いつも見守ってくれる月
十五夜のひとときは、部屋の電気を消して、外を眺めましょう。
あれば、すすきとお月見団子を飾りたいですね。
すすきは神様がおりてくる目印だそうです。
実りを迎える稲穂に見立て、お月様に「おいでおいで」としているようです。
月見団子は、白玉粉で簡単に作れるので、親子で作っても楽しいですし、
余裕がなければ買ってもいいし、丸いものならなんでもいいのです。
▲丸いもの、大集合!子どもが喜びそうですね。
里いもの煮っ転がし、ぶどう、なし、りんご、みかん、
たくさん丸いものを集めてお供えしたら、お月様も喜ぶかもしれません。
「丸いものをお供えしよう。何があるかな?」と子どもたちに考えさせたら、楽しそう。
◆お月見にちなんだ本を読む
子どもが小さいとき、ベランダで月を眺めながら必ず読んだのが、
「14匹のねずみたち」のお月見編でした。
ゆとりのない日を過ごしている人こそ、
お月様を眺めるひとときを大切にしてほしいなと思います。