お彼岸の正しい意味を知っていますか?
お彼岸は、1年に2回。春分の日と秋分の日の前後1週間です。
最初の日が「彼岸の入り」。今年の秋のお彼岸は9月19日(土)
春分の日と秋分の日は、「中日」22日(火)です。
「中日」には、昼と夜の長さが同じになります。
「おはぎ」を食べる日じゃないですよ!
お彼岸というのは、あの世のことです。
春分の日と秋分の日は、太陽が真東から出て真西に沈みます。
極楽浄土は西にあると言われていたから、
太陽が一番その入り口に近づくということで あの世にいるご先祖さまの供養をするようになったとのことです。
あなたのお母さんとお父さん、そのまたお母さんとお父さん、
ご先祖様がいて、今のあなたがいるんだよ。 そんなことを教えてあげたいですね。
お墓がそれほど遠くないのなら、おでかけがてら、お墓まいりもいいですね。
お墓が遠ければ、ご先祖様のお話をしながら、おはぎを食べる。
それでもいいと思います。そんな時間を持つことが大切なのではないでしょうか。
今、自分がいることの不思議さ、奇跡、そんなことに思いをはせることができたなら、
そして、誰もが特別な存在であること、大切な存在であることがわかれば、
虐待もいじめもきっとおこらないような気がするんですけれど、どうでしょう。
画像は彼岸花です。秋のお彼岸の頃だけ、ちょうど咲く不思議な花です。
春のお彼岸とは違う雰囲気を演出してくれる花ですね。
心穏やかに過ごせますように。