「持続可能な社会を実現するための取り組み」として今注目されているSDGs。
なんだか難しそうに感じてしまいますが、実は私たちが気軽に取り組めるものもたくさんあるんです。
今回はファミリーが気軽に取り組めるリサイクルやSDGsを3つご紹介致します。
目次
すぐにサイズが合わなくなって処分してしまう子供靴。
まだまだ履けるのになんだかもったいないなと思ったことはありませんか?
日本初の子供靴レンタルのサブスクリプションサービス「kutoon」が、まだ履けるにも関わらずサイズアウト後に処分される子供靴のリユースを目的に「子供靴の寄付ボックス」を錦糸町店舗に設置します。
まだ履けるにも関わらず処分されている子供靴のリユースを通じて、廃棄処分の少ない持続可能な社会を実現するのがこのプロジェクトの目的。
またこの寄付ボックスには、気軽に利用してもらえるよう様々な配慮がなされています。
コロナ禍において重視されている非対面、非接触。寄付ボックスを設置することで人との接触を極力避けることが可能になっています。
一度履いた靴を他人にあげるのは忍びないという意見も多いため、誰が寄付したかわからない仕様になっています。
営業時間中に店舗まで来られない人でも、寄付ボックスであればいつでも投函ができるので時間を気にせず寄付ができます。
寄付ボックスで寄付を受けた靴はクリーニングを実施後、Kutoonのレンタルサービスを通じて次の子供たちにつなげていくのだとか。
まだ履けるのに捨ててしまっていた靴がこんなふうに役立つのなら、ぜひとも寄付したいと思う方、多いのではないでしょうか。
実際、この寄付ボックス設置のきっかけもお客様からの問い合わせだったそうです。
2021年1月のポップアップイベントでお客様よりサイズアウトした靴の寄付はできないかと問合せがあり、イベント後半で靴の寄付を受け付けている案内を開始したところ、なんと3日で約30足もの寄付が。
ヒアリングの結果、捨てるのはもったいないがフリマサイトで販売するのも面倒なため、次の子に繋げられるなら寄付したいというニーズが高いことが判明したそうです。
現行の寄付受付は店舗への持込みのみでしたが、新たに寄付ボックスを設置することでより気軽に寄付をしやすい環境を構築したのだとか。
靴は皮革、キャンバス、ポリウレタンなど様々なパーツや素材からできており、かつパーツ結合に強力な接着剤が使われているためリサイクルよりリユースに向いていると言われています。
Kutoonでは寄付ボックスを設置することでリユースを推進し、1足でも多くの靴に本来の寿命を全うしてもらうサポートをしたいという思いが背景にあるとのこと。
今後は店舗、商店街、オフィスビルや行政機関など日本全国に寄付ボックスの設置を目指し
2022年度内に10拠点での導入を実現するそうです。
・「Kutoon」
いつの間にか冷凍庫に溜まっていく保冷剤。
いつか使うかもなんて考えて、なかなか捨てられないものの代表格ですよね。
実はその保冷剤、無印良品が回収してくれるって知っていましたか?
2021年9月10日より、全国の無印良品126店舗にて、不要になった保冷剤を回収しリユースする取り組みが始まりました。
回収したものは洗浄、殺菌後に凍結して、冷凍食品のお持ち帰り用に再利用されるそうです。
お買い物のついでに保冷剤回収をお願いすれば冷凍庫もスッキリ、SDGsにも気軽に貢献できてニッコリ。
ただし回収してもらえるのは袋状のソフトタイプのみ。汚れやにおいがあるものは回収できないのでご注意を。また一部対応外の店舗もあるため、まずは事前に確認してみましょう。
https://contents.muji.com/jp/ja/store/articles/staff-blog/news/800111
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できることから少しずつ。
環境のためにできる取り組みを身近なところから始めてみましょう。
(ライター 斉藤ボタン)