目次
内閣府が毎年11月に推進する「女性に対する暴力をなくす運動」に賛同し、女性を取りまく社会課題を解消する活動の一環として、株式会社コーセーが「コスメデコルテ パープルリボンプロジェクト」を立ち上げ、2022年11月12日(土)~12月25日(日)まで、渋谷区立宮下公園にて「DECORTÉ Purple Lightup 2022」を開催。
初日である11月12日には、イルミネーション「DECORTÉ Purple Lightup 2022」の点灯式が渋谷区宮下公園(MIYASHITA PARK4F)で行なわれました。
点灯式には俳優の夏木マリさんや、コーセー 代表取締役社長 小林一俊さん、渋谷区長 長谷部健さんらが登壇し、
MIYASHITA PARK(ミヤシタパーク)はパープル一色に染まりました。
当日の登壇者の皆様は、パープルを身に着けて登場。
夏木マリさんは、パープルリボンプロジェクトというネーミングに合わせパープルの帯を使ったお着物で登場されました。
1994年アメリカで、女性に対する暴力の被害当事者によって生まれた草の根運動で、現在は国際的な運動へと広がっています。パープルリボンには、女性に対するあらゆる暴力をなくしていこうとのメッセージが込められています。
本ライトアップは、「MIYASHITA CHRISTMAS PARK 2022」と連動し、テーマ「#LOVE PURPLE」に合わせ、同運動のシンボルである「パープルリボン」と、ブランドを代表する“リポソーム美容液”を象徴するパープルのカラーで宮下公園を彩ります。
「#LOVE PURPLE」には、
“赤色と青色が混ざり合ってできるパープルのように、ダイバーシティの街・渋谷の中心であるMIYASHITA PARKで、多様な人が混ざり合い、認め合い、大切にしあう。”
というメッセージが込められており、女性に対するあらゆる暴力の根絶を広く呼びかけます。
パープルライトアップ後、夏木さんからは「駅までライトアップが続いているとお伺いしましたので、日を改めてゆっくり散策したいです。やっぱりライトアップは気持ちが上がりますね。」と笑顔でコメント。
夏木さんは、SDGs活動が周知される以前から、途上国の子供たちの教育環境、そしてその母親でもある働く女性たちの雇用整備の向上を目指す支援活動「One of Loveプロジェクト」をおこなっています。
プロジェクトを進める前は、一方的に資金支援をするだけでしたが、途上国の子ども達に会いたいという気持ちが強くなり、実際に行ってみた旅が大きなプロジェクトを作るきっかけになったそうです。
「会いたいという思いがあって、ご縁、出会いにつながり、プロジェクトのきっかけになりました」と自分が一歩踏み出すことの大切さを語ります。
またSDGs17の目標であるジェンダーに関しては、「女性に対する暴力をなくそう」という本イベントにおいても重要な問題です。夏木さんはどのように感じるかとの質問には「世の中が成熟しないと解決に遠いと思います。人権、それぞれ平等であると一人ひとりが当たり前に考えられるようになる世の中になればいいと思います。女性たちも平等に仕事の環境や、収入など考えられる世の中になればいいですね」ともコメントされていました。
さらにメタバース空間「バーチャル渋谷」と、宮下公園のバーチャル空間「渋谷区立宮下公園 Powered by PARALLEL SITE」でも相互連携し、空間内をパープルにジャックします。この2つが同時に同じイベントを行うのは、初めての試みとなります。
渋谷の街をクリスマスイルミネーションとして見上げた時に、パープルに込められた思いも是非思い出してくださいね!
(ココフル編集部)