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「ペアレンティングアワード」とは、毎年人気育児雑誌7誌が出版社の垣根を越えて集い、その年に話題を集めた「子育てにまつわるトレンド(ヒト・モノ・コト)」を表彰、その業績を讃えることで、さらなる発展を促し、日本がもっと子育てしやすい国になることを目的としています。11月29日に行われた表彰式で発表された2022年のアワードの模様をご紹介いたします。
その他、スポーツ部門は長友 佑都さん、文化人部門はてぃ先生、インフルエンサー部門では望蘭(ちびみらん)ちゃん が受賞。長友さんは、ビデオ出演となりました。
受賞のコメントの際、夏菜さんはご自身が産後3カ月で仕事復帰したときの経験を告白。復帰後、あとから身体にガタが来て、大変だったそうです。
ママたちに、「仕事にそんなにがんばって早く復帰しないで、ぜひゆっくり産後は自分の身体を癒やしてくださいと伝えたいです」と頑張りすぎないことを推奨していました。
コト部門では4つの取り組みが受賞となりました。
・育児・介護休業法の改正…産後パパ育休制度が創設され、育休取得が当たり前の時代に。子育てしやすい雇用環境を整備
・積水ハウス「IKUKYU.PJT」…9月19日を育休を考える日と制定し、2022年度は賛同企業・団体81社と共創プロジェクトを展開。
・不妊治療の助成制度拡充…精神的負担に加え、経済的負担も大きい不妊治療の助成制度が拡充。所得制限の撤廃や、2回目以降の助成額の拡充など。
・母乳バンク…早産・極低出体重児へのドナーミルク提供の仕組みにより、赤ちゃんの健やかな成長に貢献
モノ・サービス部門では20のモノ・サービスが受賞となりました。モノだけではなく、サービスの受賞が目を引きます。
例えば、花王の 「Kaoすまいる登園」は保育園向けのサポートサービス。「紙おむつのサブスクリプション」「保育園内衛生環境つくりサービス」など、パパママや保育士たちが、子供たちと過ごす充実した時間を作ることへの貢献。
みてねコールドクターは最短30分で自宅に医師を呼べる夜間・休日の往診アプリです。健康保険が適用可能で、24時間365日対応のオンライン診療と、無料の医療相談なども行っているそう。お子様の体調はいつ悪くなるかわかりません。そういった際にもこのアプリがあれば安心。夏菜さんもアプリを使っているとコメントされていました。
子育てがもっと楽しくなるグッズも盛り沢山。
セガトイズのDream Swich2は、ハンズフリーで天井に映る「動く絵本」。読み聞かせも楽に、寝る前の親子の上質な時間を提供。
イベントのトークセッションにて、JOYさんが、ディズニー好きの娘さんと一緒に使ってみたいと気になるアイテムにもあげていました。
ママ代行 ミルク屋さんは、2人目育児や、双子・三つ子の授乳は大変というパパママの声から生まれた、ハンズフリー授乳クッション。特殊なすべり止め生地を採用しているそう。
他にも、家電、家、教育サービスなど幅広い分野が受賞されていました。
登壇者の皆様が使ってみたい、モノ・サービスについてや、育児の悩みなどをトーク。てぃ先生に子育てに関する悩みを質問してみたり、逆にてぃ先生からは、この日ゴールデングローブ賞を受賞した源田さんに、「ゴールデングラブ賞とペアレンティングアワードのカップル部門賞、どっちが嬉しいですか?」と直球の質問が飛び、会場が笑いの渦に包まれました。
くしくも前日に、9月までの出生者数が過去最低だった2021年よりさらに約3万人減少しているニュースが飛び込みました。「調査開始以来、最も少なかった昨年の出世数を下回るペースとなっており、危機的状況であると認識している」と松野長官が会見中に出生者数の減少に危機感を示していましたが、ペアレンティングアワード授賞式当日の会場は皆さんは温かく、そして子育て環境を少しでも良くしようとするメーカー・団体ばかり。
少しでも日本の子育てが楽しくなるように。そして、子育てがしやすい環境づくりのためにも、ペアレンティングアワードの受賞グッズやサービスをぜひ参考にされてみてはいかがでしょうか。(ココフル編集部)
名称 | 第15回ペアレンティングアワード |
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関連URL | https://parentingaward.com/ |