5月5日はこどもの日、端午の節句です。こどもの日のシンボルといえばこいのぼり。鯉が川をさかのぼって龍になるという中国の古い伝説にちなみ、子どもの健やかな成長を祈って飾るようになったといわれています。この時期、観光施設などではゆうゆうと空を泳ぐこいのぼりが見られることも。GWのおでかけにもぴったりの「こいのぼりスポット」をご紹介します。
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さわやかな風を感じながら、外で過ごしたくなる季節です。港区赤坂の東京ミッドタウンでは2023年4月21日(金)から5月28日(日)まで「MIDTOWN OPEN THE PARK 2023(ミッドタウン オープン ザ パーク)」を開催中。広々とした芝生広場に手ぶらピクニックやDIYワークショップが体験できる「Picnic Lab(ピクニックラボ)」がオープンするほか、5月7日(日)までの期間限定で国内外のアーティスト・デザイナーによる100匹のオリジナルこいのぼりが泳ぐ「こいのぼりGALLERY」も楽しめます。
■こいのぼりGALLERY
期間:2023年4月21日(金)~5月7日(日)
時間:11:00~17:00 ※荒天中止
場所:ミッドタウン・ガーデン
料金:無料
<東京ミッドタウン>
5月5日のこどもの日を記念して、「こいのぼりフェスティバル2023」を開催中の東京スカイツリータウン(R)。日本有数のこいのぼりの生産地である埼玉県加須市や兵庫県加東市、毎年たくさんのこいのぼりを掲揚することで有名な群馬県館林市の協力のもとで、約1,500匹のこいのぼりが集まって、スカイツリータウンの各所で泳いでいます。さらに東京スカイツリータウンとすみだ水族館の開業11周年を記念して、11匹の“小さな”「チンアナゴのぼり、ニシキアナゴのぼり」も遊泳中。空を見上げて探してみてはいかがでしょう。
■東京スカイツリータウン(R) こいのぼりフェスティバル2023
期間:2023年4月14日(金)~5月7日(日)
※一部のこいのぼりは掲揚期間が異なります。
場所:東京スカイツリータウン各所
※荒天時は予告なく掲揚を取りやめる場合があります。
<東京スカイツリータウン(R)>
江戸時代に酒や酢の醸造業で栄え、今も運河沿いに黒板囲いの蔵が残っている愛知県の半田運河。運河沿いの遊歩道に飾られる大きなこいのぼりは、半田運河の春の風物詩となっています。期間中の18~22時はライトアップも行われ、昼とはまた違った幻想的な雰囲気を楽しむことができるそう。
■半田運河のこいのぼり
期間:2023年4月8日(土)~5月7日(日)
ライトアップ:18:00~22:00
場 所:半田運河沿い
料 金:観覧無料
駐車場:蔵のまち東駐車場 ※無料(駐車場から徒歩約10分)
<半田市観光協会>
地上173mの高さから大阪の街を一望できる展望台を備えた大阪梅田の超高層ビル「梅田スカイビル」で、4月22日(土)から毎年恒例「こいのぼりの放流」が行われます。ビルとビルの間にある巨大な吹き抜けを、気持ちよさそうに泳ぐこいのぼりは約80匹。去年から感染症の終息を願って地元の園児、中学生などがペイントしたこいのぼりが飾られるようになり、今年も新たに20匹が加わりました。近代的なビルの谷間を、次世代を担う子どもたちの希望を乗せたこいのぼりが泳ぎます。
■梅田スカイビルの谷間を泳ぐこいのぼり
期間:2023年4月22日(土)~5月7日(日)
場所:梅田スカイビル1F広場・ワンダースクエア
料金:入場無料
[梅田スカイビル]
空をゆうゆうと泳ぐこいのぼりって、気持ちがいいもの。入場無料のスポットも多いです。GWにおでかけしてみてはいかがでしょう。(ライター/山見美穂子)