四季折々の自然の美しさや豊かさを、子どもにも伝えていきたいですね。初夏の今だけ楽しめる花や果物などをピックアップしました。
目次
水族館と遊園地で有名な「横浜・八景島シーパラダイス」の敷地は入園無料で、季節ごとにいろいろな花が楽しめます。今はちょうど2万株のあじさいが見頃を迎え、6月25日(日)まで「八景島あじさい祭り」として、スタンプラリーなどのイベントを開催中。八景島オリジナルのあじさい「八景ブルー」などを鑑賞しながら、見どころ8カ所を巡って“あじさいマップ”にスタンプを2個集めると、レストランやショップ、乗車船パラダイスクルーズなどの割引特典案内をプレゼント。さらに「三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド」にスタンプを集めた“あじさいマップ”を持って行くと、先着500名限定(一人一回限り)で、お買物・お食事券(500円分)」がもらえます。
■あじさい八景めぐり
期間:2023年6月3日(土)~25日(日)
時間:10:00~16:00
参加費:無料
<八景島シーパラダイス>
静岡県下田市にある下田公園には、毎年6月になると東京ドーム5.5個分の広大な敷地に日本一の株数を誇る15万株300万輪のあじさいが咲き誇ります。お隣の南伊⾖町にある温泉リゾート「休暇村南伊豆」では6月30日までの「下田あじさい祭」に合わせて、毎週月・木曜日に下田公園まで往復する宿泊者限定の「あいさいバス」を運行中。現地では自由行動なので、思い思いにあじさいを眺めて楽しむことができます。
■休暇村南伊豆「あじさいバス」
期間:2023年6月1日~30日までの毎週月・木曜日
時間:休暇村 10:15発 → 下田公園10:35着/下田公園12:15発 → 休暇村12:35着
※宿泊者限定、チェックイン時にお申込みください。
千葉県にある体験型リゾート施設「Sport & Do Resort リソルの森」のグランピングエリア「グランヴォー スパ ヴィレッジ」では、夏季限定の体験プログラムが早くもスタート。そのひとつがネイチャーガイドとともに夜の森を巡って、初夏の訪れを告げる幻想的なホタルの光を鑑賞するツアーです。リソルの森では2019年から「日本ホタルの会」の協力の元で、ホタルが生息できる里山の環境保全に取り組んでおり、今年の4月には幼虫が上陸していることを確認済み。見頃は6月上旬から7月中旬で、前半はゲンジボタル、後半はヘイケボタルが楽しめるとのことです。
■ホタル観賞ツアー
開催日:2023年6月3日(土)から7月10日(日)まで
開催時間:19:30~20:30(当日17:30までに要予約)
定員:25名
料金:小学生以上 1,100円(税込)
熊野詣の宿場町としてにぎわった中辺路町近露に2022年にオープンした「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」は、大自然の中でストレスをリセットするリトリート体験を目的とした、無人運営のヴィラ型コンテナホテルです。豊かな自然に囲まれた近くの川では、毎年この時期になると幻想的なホタルの乱舞を見ることができるのだとか。6月11日から7月1日までの宿泊限定で、ホタルの種類や生態、観測しやすい条件などを紹介する冊子を配布するとともに、Instagramでフォトコンテストを開催します。ホタルについて知ってから鑑賞することで、幻想的な光がいっそう美しく感じられるかもしれません。
■蛍キャンペーン
宿泊日の対象:6月11日~7月1日チェックイン分
・ホテル周辺で蛍を鑑賞できる地点を記したマップと、蛍の種類や生態、鑑賞しやすい条件を解説した冊子つき。
・「#SENRETREAT」のハッシュタグを付けて、Instagramに蛍の写真を投稿するフォトコンテストを開催。
山形・かみのやま温泉にある老舗旅館「日本の宿古窯」が、さくらんぼが旬を迎える1ヶ月間限定で「さくらんぼ狩り・食べ放題30分付きプラン」の予約受付をスタートしました。化学肥料を一切使わずに佐藤錦などの品種を栽培している上山市のさくらんぼ農園「高橋フルーツランド」でさくらんぼ狩りを楽しんだ後は、温泉で疲れを癒し、山形牛を使用した和食膳に舌鼓を。宿泊プランの設定は中学生以上ですが、小学生以下も現地で直接料金を払って、さくらんぼ狩り・食べ放題を体験できます。
■さくらんぼ狩り・食べ放題30分付きプラン
宿泊対象期間:2023年 6月10日~7月10日 ※プラン受付は、7月10日 13時まで
料金:山形牛すき焼きプラン18,700円~(1室2名様利用時)/山形牛ステーキプラン22,000円~(1室2名様利用時)
※消費税込み価格・別途入湯税必要
<日本の宿古窯>
子どもの心を大きく育んでくれる自然体験。大人も一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。(ライター/山見美穂子)