国内73店舗、海外5か国8店舗展開をしている、nana’s green tea。日本茶や抹茶が好きな方にはおなじみのカフェですよね。
そのnana’s green teaを運営している、株式会社七葉より、10月1日から店舗及びオンラインストアで「360KYUSU（サンロクマルキュウス）」が発売されます。

また、これまで店舗ではティーバックでお茶の提供をしていたそうですが、360KYUSUの発売に合わせて、360KYUSUと茶葉での提供に変更されるとのこと。

ココフル編集部では一足早く、新商品発表会で体験させていただきました！

急須を使い慣れてない方にも使いやすい、新感覚の急須の開発の背景

開発への想いを語る 代表取締役の朽網さん

日本の伝統的な茶道具である急須。ただ、慣れていない人にとっては注きにくかったり、お茶をこぼしてしまったり、茶こしなどの掃除が面倒だったり…と何となく敬遠しがち。

また、海外における健康志向による抹茶・緑茶ブームの一方で国内ではペットボトル市場の需要が高まっているものの、茶葉からお茶を飲む機会が減少してるとのこと。
また、茶葉の生産現場では、後継者不足や経営の不安定などから茶農家の減少が話題に。
そこで、nana’s green teaでは、「誰もがもっとおいしく、もっと気軽にお茶を楽しんでもらいたい」「茶葉でお茶を楽しむことで生産者ろ応援したい」という想いから
「これまでにない急須を創ろう」と開発に至ったそうです。

機能だけじゃない、デザインにもこだわった急須

「360KYUSU」は、プロダクトデザインを「富士山グラス」や「相模鉄道2000系」などのプロダクトデザインを手がけ、
グッドデザイン賞の審査員でもあるPRODUCT DESIGN CENTER代表の鈴木 啓太氏、
グラフィックデザインやパッケージデザインを、クラフトビール「COEDO」やキリン「生茶」をはじめ多数のブランディングデザインを手掛ける、エイトブランディングデザイン代表の西澤明洋氏が担当。

日本の伝統的な茶道具である急須を、名前の通り360度どこからでも注げ、どこから見ても美しく、そして誰もが使っても使いやすいデザインになっています。

左から 西澤さん、朽網さん、鈴木さん

会場には開発段階の試作品もずらり。

使いやすくて安心。急須の６つの特徴

デザインのおしゃれさだけでなく、自宅使うだけではなく、店舗での使用も考えると丈夫さも必要なポイント。
また、海外の店舗のスタッフなど、急須に慣れ親しんでいない人にも扱いやすい茶器であるな点でも、こだわりぬいた急須になっています。

パッケージもエンボス加工でデザイン性が高く、プレゼントにもよさそう

１．どこからでも注げる

名前の通り360度どこからでも注げるので向かいに座っている相手にも注ぎやすいですし、向きを気にする必要がないため、利き手にかかわらず使えるのがいいのではとは思いました。

２．落としても割れない

近年注目されている合成樹脂素材、耐久性の高さに特徴のあるトライタンを使用。ガラスのような透明度・質感ですが、耐衝撃性があり落としても割れません。ガラス特有の破損による怪我の心配が無いので、お子様やご年配の方が扱うシーンにも最適です。

３．熱くならない

実際に持ってみて驚いたのですが急須部分はほのかにあたたかいかな？ぐらいでそのまま素手で触っても全く問題ありませんでした。
お子様がいるご家庭でもテーブルに気にせずおいておけおけそうです。

４．茶葉が良く滞留する

お湯を注ぐだけで茶葉の滞留が楽しめます。さらに透明な急須なので、その様子を見ながらお茶が出来上がるのを楽しむことも。

５．洗いやすい・洗い物が少ない

この急須は茶こしがありませんので、洗うのも簡単。また、フタ部分で茶葉を測れるので茶葉のスプーンなどがなくても簡単に使えそうです。
しかも食洗器等での高温洗浄も可能とのこと。

６．収納の場所をとらない

今回は急須のほか、同じトライタンの湯飲みもついています。この湯飲みは急須の中にまとめられ収納も場所を取りません。

当日はお茶とマッチするスイーツをいただきながら、実際に急須を試してみましたが、片手で注ぎながら、お茶を楽しむことができました。

この360KYUSUは店舗やECでもご購入可能ですので、ぜひご自宅の急須としての愉しんでみてはいかがでしょうか。そして、店舗に行かれた際は、360KYUSUで提供されるお茶を味わうことができますので、是非試してみて下さいね。