寒さの訪れとともに空気が澄みわたり、一番星もきらめいて見える頃。日が暮れると各地で美しいイルミネーションが点灯する季節がやってきます。家族で出かける価値のある、とっておきのイルミネーション情報をお届けします。
目次
遊園地やアスレチックが楽しめる「さがみ湖プレジャーフォレスト」では、関東最大級となる約600万球のイルミネーションが楽しめるイベント「さがみ湖イルミリオン」が今年もスタートしました。
今季は、2024年3月に公開予定の「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)」とコラボしたイルミネーションショーが開催されるほか、映画のワンシーンをイメージしたのび太とドラえもん、スモールライトに照らされた巨大などこでもドアなどのフォトロケーションも登場し、子どもたちが喜ぶこと間違いなしです。
■期間:2023年11月3日(金・祝)~2024年5月12日(日)
■時間:16:00~21:00
■入園料:大人2,000円 小人/シニア1,300円(イルミパス 大人2,900円 小人/シニア2,300円)
*期間中、休園日の設定があります。営業時間、料金は時期により変動します。詳細を公式サイトでご確認の上、お出かけください。
大藤の名所として知られる足利フラワーパークは、冬のイルミネーションも有名なスポット。2013年から開催されている「イルミネーションアワード」のイルミネーション部門で7年連続1位を受賞しており、今季初開催の「インターナショナル イルミネーション アワード」でも、夜景観光士が実際に行って良かったイルミネーションとして足利フラワーパークの「光の花の庭」が「イルミネーションイベント部門優秀ストーリー賞」第1位を獲得しました。
11月下旬からはクリスマスをテーマにしたイルミネーションが、また年明けから2月にかけては冬咲きボタンと光の競演が楽しめます。土日を中心に周辺道路や駐車場は混雑が予想されますが、園内は広いので、家族連れでも比較的ゆったりとイルミネーションが鑑賞できるはず。
<足利フラワーパーク「光の花の庭」>
■期間:2023年10月18日(水) ~ 2024年2月14日(水)
■時間:(夜の部)15:30~20:30(土日祝は21:00まで)
*11/3~1/8は 平日21:00、土日祝は21:30まで営業
*16:30~17:00頃より点灯開始
*休園日12/31
■入園料:大人1,300円 子ども700円
同じく夜景観光士の投票による「インターナショナル イルミネーション アワード」で、「イルミネーション部門優秀エンタテインメント賞」第1位に輝いたのは長崎のハウステンボス。ヨーロッパの街並みを世界最大1300万球が彩るイルミネーションは、ここででしか見られない圧巻の景色と高い評価を得ています。
1年を通じて、四季折々のイルミネーションが楽しめるハウステンボスですが、11月10日(金)からは「光の街のクリスマス」がスタート。期間中はクリスマスマーケットや運河アイススケート(12月1日~)も開催されるなど、この時期だけの見どころたくさんです。
*宿泊プランやチケット情報は公式サイトでご確認ください。
阪神・淡路大震災で犠牲となった方へ祈りを捧げ、その記憶を語り継ぐために1995年からスタートした「神戸ルミナリエ」が、4年ぶりに開催されます。
今季は例年の会場である旧外国人居留地や東遊園地のほかに、新たにメリケンパークにも作品を展開。旧外国人居留地には大きな光のツリーを設置するほか、東遊園地会場には幅39m、最後部の高さ19mに及ぶ光の壁掛け「スパッリエーラ」、高さ11m直径7.6mの光の聖堂「カッサアルモニカ」が音楽ステージとして設置されます。なお、メリケンパーク南東の緑地通路に設置される光の回廊は有料エリアとして、来場者の集中を回避する計画とのこと。有料エリアは前売り券がお得です。
<神戸ルミナリエ>
■期間:2024年1月19日(金)~1月28日(日)
■時間:薄暮~21:30まで *点灯時間は変更となる場合があります。
■有料エリア:前売券500円 当日券1,000円
日が暮れるのが早い冬だからこそ、夕方から点灯するイルミネーションを家族で楽しんでみてはいかがでしょうか。(ライター/山見美穂子)