人気育児雑誌が集結し、様々な角度から育児に関する「モノ」「コト」「ヒト」を選んで表彰する「ペアレンティングアワード」。第16回となる2023年のアワードが11月21日発表されました。表彰式の様子をレポートいたします。
目次
「ペアレンティングアワード」とは、毎年、その年に話題を集めた「子育てにまつわるトレンド(ヒト・モノ・サービス・コト)」を表彰、その業績を讃えることで、広く発信をすることでさらなる発展を促し、日本がもっと子育てしやすい国になることを目的としています。
アワードは「ヒト」「コト」「モノ・サービス」部門に分かれてそれぞれ表彰され、その後「ヒト」部門で表彰された人たちのトークセッションが行われました。
20年に第1子となる長女を出産。Instagramに投稿される娘とのお出かけ風景や、YouTubeの子育てルーティン動画など、明るく自然体で仕事と子育てを楽しむ姿が、子育てママの共感を呼んでいます。
22年1月に第1子となる長女が誕生。慣れない家事なども全力でサポート。3月には2児のパパになるそうです!
高橋さんのSNSや卜部さんのブログで発信される、ファミリーの日常も大人気です!
2023WBCで大谷投手の捕手としてチームの優勝に貢献した中村さん。Instagramでの子どもの成長の様子が共感を呼んでいます。
このほかプロサッカー選手の遠藤航選手が選ばれ、ビデオ出演しました。
育児2コマ漫画がほのぼのと共感を呼んでいます。
「赤ちゃんが泣きやむ」と話題の人気番組です。
コト部門では4つの取り組みが受賞しました。
様々な生きにくさを抱える子どもたちが未来に希望を持てるよう設置された基金です。
企業・自治体・産婦人科などと連携し、仕事と家庭の両立、産後うつ、虐待、離婚などの産前産後の危機を回避する夫婦の対話メソッドを確立しました。
子どもは保育園、親はリモートワークで、1~2週間地域の暮らしを体験する留学プログラムです。
このほかサラヤのボルネオ環境保全活動が受賞しました。
モノサービス部門では20ものモノ・サービスが受賞となりました。働くパパママが多い中、無駄な時間を排除したり、楽にして家族時間を楽しめるようなものやサービスが多かったようです。一部ご紹介します。
食用に適さないお米を原料とする国産バイオマスプラスチック「ライスレジン®」を使用した環境に優しいダイヤブロック。売上金の一部をこども食堂支援に充てるなど、サステナブルな未来を育むことに貢献しています。
ココフルのマタニティファミリーフェスティバルでも紹介されていたボバブリス。
ベビーラップの心地よさとバックル式の便利さを合わせ持つハイブリット抱っこ紐で、ママ・パパどちらも使いやすく、小さな頃から安定した抱っこができることが評価されました。マタニティファミリーフェスティバルの会場でも、多くのパパママが注目していたことは記憶に新しいところです。
菊地亜美さんが気になったのは、こちらの商品。
高性能排気フィルターを搭載し、花粉やハウスダストなど、アレルギーに悩む家族の救世主となり、また子育て家庭にはありがちな水こぼしやべたべたな汚れにも効果的な力を発揮するとのことで、菊池さんの目が輝いていました。
「離乳食が終わった後の幼児食期向けの即食商品があまりない」という課題から開発された、保育園の管理栄養士が監修する冷凍幼児食のサブスクサービス。忙しい時でもすぐ使える、冷凍庫の中のお守り惣菜として大活躍ですね。
子どものアトピー性皮膚炎でお悩みのママ・パパに、漫画で優しく疾患や治療に関する情報を届けるサイト。相談無料の小児科オンラインとも提携、適切な受診と治療につなげていて、アトピーっ子を持つ親にとってはとてもありがたいサービスです。
トークセッションでは、ヒト部門受賞者が一堂に会して、使ってみたいサービスについて語ったり、日頃の子育ての様子についてお互いに質問をしあうなど、和やかな雰囲気で進みました。
木村さんは、あこがれの中村さんに「子どもはスポーツ選手になったらいいなと思いますが、夫は野球選手になってほしいなといっています」と水をむけると中村さんは「いつでも指導しますよ!」と力強く答えたので木村さんも大喜びでした!
お稽古事をいやがったときにはどうするかという質問には、元K-1ファイターの卜部弘嵩さんや、プロ野球選手の中村さんから「簡単にはうまくならないんだよ。毎日やり続けていると、その先にできることが増えていくよ」と語り聞かせるといった話が聞けました。スポーツだけではなくどんなことにも通用する大切な話ですね。
菊地亜美さんは最近の困ったこととして子どもには「『嫌い』とは言わず『ちょっと苦手』という言い方をするように」と日ごろから言っていたところ、虫を見て菊池さんが「嫌い嫌い」といったときに3歳の娘さんに「苦手っていわなくちゃだめ」とたしなめられたという話などがあり、会場はあたたかな笑いで包まれました。
どの家庭も、毎日慌てたり困ったり驚いたり。その中でも夫婦で協力し合って話し合い、乗り越えて、温かな家庭を気づいているということがわかりました。
今日発表になった様々なモノ・コト・サービスは、子育て世帯が少しでも日々を楽しく過ごすために欠かせないものばかり。どうぞみなさんも家族とのコミュニケーションをとりつつ、モノやサービスを賢く使って楽しい子育てライフを送ってくださいね。(ココフル編集部)
名称 | 第16回 ペアレンティングアワード |
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