1961年に旧京橋警察署の庁舎を使用して「警察PRセンター」として設置され、1994年に「警察博物館」としてオープン。子どもたちに長く愛されてきた施設ですが、2017年にリニューアルしてさらに話題になっています。
◆入口前にはパトカーが!そして中に入ると……
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駅を出て警察博物館が見えてくるなり
「あ!パトカーがある!!ピーポくんの絵もある!」と指差しながら走っていった4歳の息子。2歳の娘も、後を追って走っていきます。
まず、パトカーの前で最初の記念撮影を忘れずにパチリ!
そして、さっそく中へ。
今度は、なんとヘリコプターが!警察航空機第1号のヘリコプター「はるかぜ」です。
「はじめて見た!すごいね、これ!乗りたい!」と大はしゃぎする2人。
2人ならんで座り、レバーなどを操作しながら、操縦士気分を味わっていました。
そのとなりには白バイも!
2人乗りさせてもらい、またまたご機嫌でした。
1階には「子供制服試着体験」のコーナーも用意されているので、制服を着て白バイに乗って写真撮影ができますよ♪
◆2階には、楽しみながら学べるしかけが!
2階は「人と街をともにまもる」というテーマで、街に潜む危険について学べます。
中央には街のジオラマシミュレーションがありますし、
バーコードを読み取って学べるコンテンツ、
電話を使って110番疑似体験できるコーナー、
そして、自転車シミュレーターまで用意されていました。
幼児でも、自分たちなりに画面などを操作できますが、
小学生のお兄さんたちが、画面の説明を一つ一つじっくり読みながら進めていたのが印象的でした。
◆交番もある3階!現場の警察官の気分を味わえる
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3階は「事件・事故を解決する力」というのがテーマ。
まず目に入ってくるのが「博物館交番」です!
自宅近くにも交番がある為、交番は子どもたちにとっても身近な存在。
「おまわりさんです!」と言いながら、中に入って交番疑似体験をしていました。
指紋採取の疑似体験コーナーなどもあり、パパママにとっても興味深いフロアでした。
そして、娘が気に入ったのが「いつのまにか警察官」というコーナー。
画面の前に立つと自分自身の姿が映し出され、
画面上で警察官の服を着せてもらえるしかけになっています。
「敬礼」をすると、違う服にかわります。
娘は、何度もチャレンジし、変わっていく姿をみて喜んでいました。
◆4階には幼稚園児でも楽しめるミニシアターが!
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4階は「首都をまもる~警視庁の今とこれから」です。
撮影禁止フロアとのことなので、
「何があるのだろう……?」と思いながら足を運んでみました。
今までのフロアと照明の感じも違い、雰囲気ががらりと変わりました。
制服などの展示や「ミニシアター」がありました。
「ミニシアター」では警察官の様々な仕事などが紹介されていました。
音楽や映像もかっこよく、かつ作りこまれた内容で、息子が真剣に見ていました。
パパママにとっても、初めて知ることが多く
「全ての映像を見てみたい!」と思えるほど、しっかりした良い内容でした。
5階には、様々な資料などが展示されていて
小学生の自由研究などの際にも利用できそうでしたし、
6階イベントホールでは、時期によってはイベントなども行われています。
ぜひ、HPをチェックして足を運んでみてくださいね。
警察博物館で楽しんだ後は、銀座でランチをして帰宅しました。
このエリアにはたくさんの飲食店がありますが、
人気のお店も多い為、事前に予約をしておくとスムーズですよ。
駅近のスポットですし、長時間楽しめる室内スポットの為、
雨の日や夏・冬など、お外遊びがしづらい日のおでかけ先としてもオススメです。
銀座でショッピングをした後、警察博物館に立ち寄るというプランも、
ママ・お子さんの両方が楽しめて良いかもしれませんね。
立地も良く、かつこれ程までに充実している無料のスポットは貴重です。
また足を運び、子どもたちの新たな反応を見てみたいと思っています。
(取材:文 れいこ 写真提供:警視庁)
■住所:中央区京橋3丁目5番1号
■電話:03-3581-4321(警視庁代表)
■営業時間(開店時間など):9:30~17:00
■定休日(休館日など):月曜(祝日にあたる場合はその翌日)
年末年始(12月28日から1月4日)
■料金:無料
■アクセス:東京メトロ銀座線 京橋駅(2番出口から徒歩約2分)
東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅(7番出口から徒歩約4分)
都営浅草線 宝町駅(A4出口から徒歩約5分)
JR有楽町駅(京橋口から徒歩約7分)
JR東京駅(八重洲南口から徒歩約10分)