感性で楽しもう!現代アートの祭典
ヨコハマトリエンナーレは、横浜で3年に1回開かれる、現代アートの国際展です。
今年は第5回目を迎え、横浜美術館と新港ピア(新港ふ頭展示施設)を主会場として開催。
展覧会タイトルは「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」です。
『華氏451の芸術』というのは、
レイ・ブラッドベリ作のSF小説『華氏451度』に由来しているそうです。
これは焚書をテーマにした小説で、
本を読むことも持つことも禁止された近未来社会が舞台となっているんだそう。
この小説に由来し、忘れられたもの・忘れられないもの・忘れてはいけないものを巡る
「忘却巡り」の旅としての美術展になっています。
なーんて、とってもむずかしそうですが、子どもは感性がとっても豊か。
意外と楽しんじゃいますよ。
8月~11月の約3ヶ月間にわたり、国内外の作家約65組の作品が展示されています。
横浜美術館の前にある大きなトレーラー。
(ヴィム・デルボア/低床トレーラー)
何だか不思議な風船のオブジェ。
立体展示のほかにも、映像作品や、さわれる作品、持って帰れる作品もあるそう。
「現代美術って?」と難しく考えずに、作品に触れて素直に感じるだけでも十分楽しめます。
「これなんだろう?」「面白い!」と、感じる素直な気持ちを大切にして
普段あまり行く機会のない美術館に親しんだり、親子でアートについて話したりする
良いきっかけにもしてはいかがでしょうか。
開催は2014年11月3日(月・祝)まで。
会場を巡る無料バスもあり、
会場周辺にはちょっと一息つけるカフェやショップもいろいろあります。
横浜美術館のすぐ前はマークイズみなとみらいなので、休憩や食事もラクラク。
この秋、ぜひ、アートを身近に感じてみませんか。(加藤朋実)
会期:開催中~11月3日(月・祝)まで ※第1・3木曜日休場
開催時間:10:00~18:00
※10/11日(土)、 11/1(土)は20:00まで。入場は閉場の30分前まで
主会場:横浜美術館、新港ピア(新港ふ頭展示施設)
チケット:●連携セット券(ヨコハマトリエンナーレ2014+創造界隈拠点連携プログラム)/一般2,400円、大学・専門学校生1,800円、高校生1,400円、中学生以下無料
●ヨコハマトリエンナーレ2014単体券/一般1,800円、大学・専門学校生1,200円、高校生800円、中学生以下無料