妖精(アート)がいっぱいいる森(街)、立川
今日は立川の街をご案内します。いっしょにお散歩しましょう。
立川は、昔は基地の街とか、競輪の街といったイメージがあったかもしれませんが、今とても住みやすくて、すてきな街に大変身を遂げています。
JR立川駅の北口には伊勢丹、高島屋、ビッグカメラ、シネマシティなどがコンパクトにまとまっています。「新宿だってあるよ」と思ったあなた、それはちと違う。
立川の場合は、これらがすべて徒歩5分圏内にまとまっていてとても便利であること。それから駅からぺデストリアンデッキでつながっているため、車道を渡らずスムーズに行き来ができるので、子連れも安心なのです。
伊勢丹とシネマシティで遊ぶといった過ごし方もおすすめですが、お天気がよければぜひぺデストリアンデッキから下に降りて、ファーレ立川のアートを楽しんでください。
平成6年に始まったファーレ立川計画とは、新しい文化の街を誕生させようとはじまったものです。
街を森に見立てて森に息づく小さな生命(妖精)をアートととらえ、街のあちこちに現代作家のアートが顔を覗かせます。
町全体が美術館
立川の街全体にアート作品は点在していますが、立川高島屋の裏あたりから、女性総合センターアイム立川あたりまでのファーレ地区は特に、歩道は広々としており、アート作品も多いので、子連れのお散歩には最適です。子どもの感性のまま楽しんでみてください。
ボランティアグループ「ファーレ倶楽部」によるガイドも実施しています。
申込みはこちらから http://faretclub.net/about.html042-535-1396
▲無題 サンデー・ジャック・アクバン(ナイジェリア)
▲これはなーに? 背中合わせの円(フェリーテェ・ヴァリーニ)
▲なんと!ある特定の1か所から見ると、真ん丸が見えるんだよ!
▲「会話」 ニキ・ド・サンファル(フランス) 互い違いに座ると、確かに会話できるよ~。
▲無題 マーティン・キッペンベルガー(ドイツ) なんか好きです。
▲無題 ゲオルギー・チャプカノフ(ブルガリア) 無題なの?(笑)
▲多摩モノレールが颯爽と走り抜けるので、子鉄は要チェック!
また立川は、たびたびアニメや漫画の背景となって登場します。以下に好きな作品があれば、背景となったスポットを探しに行っても楽しいかもしれません。
聖☆おにいさん
ハカイジュウ
とある魔術の禁書目録
とある魔術の禁書目録Ⅱ
とある科学の超電磁砲です。
近くには国営昭和記念公園もあり、お楽しみどころがたっぷりの立川駅周辺。
中央線のほかにも多摩都市モノレール、南武線が通っています。IKEA、ららぽーとも参入し、多摩の要としてますます発展しそうな魅力いっぱいの街、立川。ぜひ遊びに行ってみてください。(宗像陽子)