■江戸時代のお屋敷跡、新宿御苑
新宿御苑は元々、江戸時代に信州高遠藩主・内藤氏の屋敷があった土地だそうです。
皇室の庭園として新宿御苑が誕生したのが、1906(明治39)年。
戦後、国民公園となり、一般に開放されました。
整形式庭園、風景式庭園と日本庭園を巧みに組み合わせた、明治時代の代表的近代西洋庭園で、日本では数少ない風景庭園の名作とのことです。(新宿御苑HPより)
入園料は、大人200円、小中学生50円、幼児無料。
こんな広々とした緑あふれる場なので、親子連れもの姿もよく見かけます。
小さな子がいると、庭園をゆっくり散策という感じにはなりませんが、
お弁当を持って出かけ、子どもが伸び伸びと走り回る姿を見るだけで、たくさん癒されますよ。
■温室には、多様な温室植物が展示
新宿御苑大温室は、2012年にリニューアルオープン。
熱帯池沼、乾燥地、熱帯山地など、各コーナーごとに、多様な温室植物が展示されています。
立体的な作りで限られたスペースながら、高低の眺めを楽しめます。
アップダウンもゆるやかな傾斜なので、ベビーカーを押しながら歩いたり、ヨチヨチ歩きの子が歩くのにも安心でしょう。
春、夏の時期はもちろん、
秋の紅葉も、赤、黄、オレンジなどカラフルな色付きが目を楽しませてくれそうな
都心のオアシス、新宿御苑。
ぜひ元気なお子さんと一緒に訪れてみてください。
酒類持込禁止、遊具類使用禁止なので、気を付けてくださいね。(千葉美奈子)