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キッザニアに新オープン! 『ロボット研究開発センター』

2017.07.21

◆子どもの理数脳を刺激するNTTドコモ 『ロボット研究開発センター』が新オープン!

子どもがさまざまな職業を疑似体験できる大人気のテーマパーク「キッザニア」。
2006年に豊洲に日本初上陸した後も人気が衰えることなく、2009年にはららぽーと甲子園内に国内2号店ができています。

そのキッザニア東京とキッザニア甲子園にNTTドコモによる新しいパビリオンがオープン、その名も『ロボット研究開発センター』です。

2017年7月7日(金)の東京と、10日(月)の甲子園オープンに先駆けてプレスプレビューが行われ、ココフル編集部も行ってまいりました!

◆パズル式の簡単操作でプログラミングを体験!

新パビリオンである『ロボット研究開発センター』では、ドコモの対話型AI技術である「自然対話エンジン」が使われたロボットのプログラミングを体験します。

子どもロボットプログラマーになりきって白衣を着た子どもたちは、携帯電話ショップの「受付ロボットチーム」と「窓口ロボットチーム」に分かれ、お客様への対応を想定したプログラミングを行います。

たとえば受付ロボットなら、挨拶やサービス要望の確認など、ロボットにどんな動きをさせ、どんな順番で何を聞くかを自分で考え、タブレットを直接操作しながら、パズルを組み立てるようにプログラミングします。

受付で聞いたお客様の要望は、そのまま窓口ロボットチームに情報が伝えられ、今度は窓口ロボットチームが、次のサービスを提供するためのプログラミングに挑戦します。

子どもたちが実際に指で動かしてみるパズルは、動作を指示する「モーションブロック」と会話を指示する「コミュニケーションブロック」に分けられます。モーションブロックには、「お辞儀」「左手を振る」「10秒待つ」などの動きに関するものがあり、その動作をさせたい順番に並べることでロボットの全体の動きをつくります。

また「Hi!」「OK?」「color」などの会話をその動きブロックの間に挟み込むことで、体の動きとセリフや質問が一連の流れになり、プログラミング通りにロボットがお客様対応をするという仕組み。

実際のプログラミングはもちろんもっと複雑ですが、はてしなくむずかしそうに思っていたプログラミングも、パズル式ピースを組み立てていくことで仕上がると分かれば、子どもたちにとってももっと身近で親しみやすい技術になります。

最後に自分のプログラミングでロボットがどんな風に動き、話すのかを作動させ、お互いのチームのプレゼンテーションを見合います。

プログラミングを通じて、チームでひとつの成果を出すという「チームワーク」の育成、そして完成させる達成感を感じられるパビリオン内容になっています。

体験を終わった子どもたちは、成果物として自分が作成したプログラミング書面と、ロボットとの記念撮影写真を持って帰れるというお土産つき。

体験が終わった子どもたちは、「むずかしいと思っていたプログラミングだけど、タブレットで分かりやすくできた」「自分のプログラミング通りにロボットが動いたり、喋ったりしてうれしかった」「話しかけるとロボットが動きながら答えてくれるのがかわいい」と、パビリオンの体験に関する感想を語っていました。

◆独自の技術でロボットとの対話を実現!

このプログラミングで使われている「自然対話エンジン」とは、NTTドコモの音声対応アプリ『しゃべってコンシェル』で培った自然言語処理技術を活用して生まれた技術。「意図解釈エンジン」や「シナリオ対話エンジン」が搭載されたことより、ロボットと人との自然な会話ができるようになっています。

「意図解釈エンジン」は、お客様から発せられた言葉を理解(意図解釈)し、お客様が求めているものを判別し、調べ、答えます。

たとえば「渋谷へ行く」「渋谷に向かう」「渋谷に出かける」といった言い方や表現が微妙に違う文章も、同じ意図があることを認識するという驚きの能力! またロボット自身が理解できなければ(つまり情報が少ない場合)、聞き直すという賢さです。

「シナリオ対話エンジン」は、シナリオに沿ってフローチャートのような流れのある対話を実現します。しかもお客様の答えを次の会話に盛り込んだり、複雑な分岐設計によってリアルな会話ができるようになっています。

また今回のパビリオンの大きな特徴である「言葉のゆらぎ吸収」。これは「携帯電話の色はホワイトとブラックのどちらがいいですか?」という質問に「白」と答えても、同じ意味だと理解する能力です。

これまで無味乾燥に思えたロボットとの会話も、最新の技術を使えば人間らしい臨機応変な付き合いができるようになるんですね!

◆子どもたちのロボットに関する興味・関心を引き出す!

NTTドコモは今回このAI技術によるプログラミング体験を子どもたちに提供することで、研究開発への興味関心を促すことを目指しているといいます。

いとも簡単に、楽しそうにプログラミングをしていく子どもたちの姿を見ていたら、遠い未来のことに感じたロボットと共存する世界がグッと近づいたような気持ちになりました。幼い時から携帯やタブレットが身近にあった平成生まれの子どもたち。このパビリオン体験者のなかから、新しいロボット技術開発者が生まれるかもしれませんね!

キッザニア東京

■住所:東京都江東区豊洲2丁目4−9 アーバンドック ららぽーと豊洲 ノースポート3階
■アクセス:有楽町線・ゆりかもめ「豊洲駅」より、徒歩8分
「アーバンドック ららぽーと豊洲」3階

 

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