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おでかけ

子どもの満足度No.1「ロマンスカーミュージアム/小田急電鉄」  神奈川県海老名市

2025.06.16

子鉄の聖地とも呼べる場所、神奈川県の海老名市に歴代のロマンスカーが展示されている「ロマンスカーミュージアム」に遊びに行きました!子どもたちの楽しそうな様子をレポートします♪

都心からもあっという間!子鉄には最高の立地

ロマンスカーミュージアムがあるのは小田急線の海老名駅。小田急線新宿駅からは最速で38分、相鉄線横浜駅からは約30分といずれも乗り換えなく行けます。また本数は少ないですがJR恵比寿駅やJR武蔵小杉駅を通る湘南新宿ラインから相鉄線の乗り入れがあり、そこからは乗り換えもなくあっという間に到着しました。

海老名駅はいろいろな種類の電車に出会える主要駅で、小田急線の車庫もあります。ホームや建物の高い場所などあらゆる方角から電車が楽しめる、電車好きな子どもたちにとって人気の場所なのです。ミュージアムの屋上も電車好きには知られたおすすめスポットです。

専用駐車場はなく駅からのアクセスがいいので電車で行くのがおすすめです。小田急線の改札を出て左へ進むと、ペデストリアンデッキというまるで二子玉川のような素敵なストリートが現れます。そこにあるおしゃれなカフェが、実はロマンスカーミュージアム併設の「ビナキッチン」でした。こちらは入館しなくても利用できる素敵なカフェで、心ときめくメニューがたくさん。長旅のあとですからお茶したくなりますが、まずはミュージアムを紹介しましょう。

ロマンスカーミュージアムを遊びつくそう♪

受付でチケットを渡して入館

ロマンスカーミュージアムはネットから入館チケット購入(スマホ画面で入館)が可能です。当日購入の場合は、券売機か有人窓口に並んでチケットを買います。そのチケットを受付で見せてから入館します。カフェを利用するなど、再入館に必要なのでなくさないように。しかもチケットはロマンスカーの写真が印刷されていて、複数種類があるので、全種類集めたくなりました。(ネットから購入した場合はチケット発券はありません)

無事に入館すると、左手にはショップがあり気になりますが、まずは正面の「体験型コンテンツ券売機」で有料のコンテンツの予約をしましょう。ここで予約できるコンテンツは3つあり、「ロマンスカーアスレチック」と「こうさくしつ」と「ロマンスカーシミュレーター」です。

シミュレーターは初回の予約分が終わっていたので、アスレチックとこうさくしつの予約をしました。我が家は11時に予約しオンタイムで入館、12時前にカフェに移動するイメージで、アスレチックを12時45分に、さらにこうさくしつのチケットを購入しました。各種決済可能です。

入館したフロアは2階なので、スケジュールが決まったらエスカレーターなどで1階に移動しましょう。

歴史をたどろう「ヒストリーシアター」と「ロマンスカーギャラリー」

1階に降りると、小田急線開業当時の車両「モハ1」が展示されています。この「ヒストリーシアター」では、車内をのぞけばレトロモダンな雰囲気に当時の様子が思い浮かぶような、そんな気分でシアターに向かうとプロジェクターから映し出されるムービーを観ることができます。最新のテクノロジーで昔の映像を楽しめる、不思議な時間でした。

その先「ロマンスカーギャラリー」には、時代を彩った5車種のロマンスカーが展示されています。すぐに目に入る3つの車体が並んでいる姿は圧巻です。これだけでも広さが伝わるかと思いますが、天井も高く、広くて、とてもゆったりとした贅沢な空間。ところどころに撮影スポットもありましたよ。

座ってみたかった展望席

歴代のロマンスカーは中に入ることができる車両もあり、あこがれの展望席に座ることもできました。特に2階建て車両に乗りたいと言っていた息子は、目を輝かせて外から1階部分を覗き込んでいたのが印象的です。

こちらのフロアはじめ館内は駅の待合室のように休憩できるスペースもたくさんあるので、孫と一緒に来たであろうおじいちゃんやおばあちゃんもニコニコと見守りながら座って過ごしていました。

ロマンスカーミュージアムが誇る「ジオラマパーク」は癒しの空間

ジオラマパークの夜景はとても素敵

2階に移動すると「ジオラマパーク」です。ロマンスカーミュージアムのジオラマのスケールはとても大きくて、新宿から小田原・箱根・江の島まで小田急線沿線のまちが再現されています。

ジオラマパークは広いのですが、段差に座って遠くから眺められる憩いの広場になっています。子どもたちが動く電車を追ったり、精巧なジオラマを楽しんだりしている様子を親は見守りながら過ごせました。時間で朝から夜中まで照明が変わるので、心地よい音楽とともに心が洗われましたよ。

「キッズロマンスカーパーク」は最高の遊び場所

ロマンスカーアスレチック

ロマンスカーがテーマのキッズゾーンはとても魅力的な遊び場でした。特に「ロマンスカーアスレチック」は、3歳以上小学生以下が45分間遊べる入れ替え制の有料エリアで、ロマンスカーをモチーフにした木材を中心に思いっきり体を動かして遊べます。

窓の外には本物の電車がみえた

大人200円、子ども300円ですが、子ども2人につき大人がひとり付き添えば良く、大人は交代することもできますよ。また赤ちゃん優先エリアがあるので、ベビーちゃんがいる兄弟姉妹でも安心です。

好きな色で塗ったり絵をかいて自分だけの作品に

それから「こうさくしつ」があり、「ロマンスカー」と「おうち」のペーパークラフトを作ることができます。空いていれば順次入ることができます。工作ができる机にクーピーやのりなどが置いてあり、見本を見ながら自分だけの作品を作ることができます。

仕掛けがあって動く作品

これだけならよくあるかなと思いますが、このクラフトには仕掛けがあり、紙でできた小さなまちの中を実際に走らせることができるのです。

このまちもとてもファンタジックでよちよち歩きの小さな子はずっと眺めていたり、5歳児たちも何度も場所を変えて走らせたりと、かなり長時間いた気がします。

ほかにも壁に映った映像に手をかざすと、線路が通り、電車が走る仕掛けのあるインタラクティブアート“電車とつくるまち”や、電車好きな子には有料で予約制のロマンスカーシミュレーターもありました。

ビナキッチンで一休み

楽しんだ後は、ビナキッチンへどうぞ。アイスやフルーツと一緒に乗ったプリンアラモードや、定番ナポリタン、クリームソーダなど、昭和テイストがうれしく懐かしい味です。

プチ旅行気分も味わえる「ロマンスカーミュージアム」

いかがでしたか?ママ友から「海老名は泊まり?」と聞かれましたが、都内から日帰りで遊びに行けるし、ロマンスカーミュージアムだけで4時間くらい過ごせました。周辺にはたくさんの施設があり、買えないものがないくらいなんでもそろっているので、ベビーや小さな子連れでも安心して遊びに行けます。

ミュージアム内にもベビーカー置き場やベビールームには授乳室(2ブース)、おむつ交換ベッド(2台)、シンクがあります。ベビールームは男性も利用でき実際ベビー連れでいらしているファミリーも多かったです。館内の全てのエリアをエレベーターおよびスロープで移動できる新しい施設で、とても広くベビーからおじいちゃんおばあちゃんまで過ごせる配慮が感じられました。

まだ帰りたくないという子どもたちの笑顔にうれしいおでかけになりました。親も楽しかったので、また必ず行こうと思います。ぜひ家族やお友達と遊びに行ってみてください。

(取材・文/アネモネ)(一部写真提供:ロマンスカーミュージアム)

基本情報

名称ROMANCECAR MUSEUM/ロマンスカーミュージアム
WEBhttps://www.odakyu.jp/romancecarmuseum/
営業時間10:00~17:00(最終入館16:30)
定休日毎週火曜日
住所神奈川県海老名市めぐみ町1-3(小田急線海老名駅隣接地) 地図を見る
アクセス小田急線海老名駅隣接
料金・参加費大人(中学生以上) 900円
子ども(小学生) 400円
幼児(3歳以上)   100円
■体験型コンテンツ
ロマンスカーシミュレーター “LSE(7000形)”   料金 500円
ジオラマ運転体験                料金 3分間100円
こうさくしつ    料金 1回500円
ロマンスカーアスレチック 料金 大人200円・子ども300円/45分間
*詳細は公式HPで確認してください。
お問合せ

電話:046-233-0909
(受付時間:開館日の10:00〜18:00)

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