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最新のランドセル事情。その傾向と最新機能について。

2025.01.31

お子さんのランドセル選び、考えていますか?どういった観点で選べばいいのか、今のランドセルがどのような機能があるのか気になりますよね。
創業107年という老舗ランドセルメーカーである株式会社セイバンが、「進化するランドセルと多様化するランドセル選びの背景」について発表を行うということで早速行ってきました。セイバンの行っているランドセル市場の調査や、最新のランドセル事情などについて詳しく解説されましたのでご紹介します。(調査対象:2026年度小学校入学予定の子どもをもつ25~45歳1381名。実施期間:2025年12月)

いつ買う? ランドセル購入ピークは5月!

ランドセルって、みなさんはいつ買うのでしょうか?ランドセル購入の第一次購入ピークは5月(GW)第2次購入ピークは8月(お盆)だそうです。どうやら実家に帰省しておじいちゃんおばあちゃんに買ってもらうというパターンが多いようですね。

以前はランドセル業界内でもピーク時のあとは売り切れという事態も見られ「売り切れないうちに買う。周りのお友達とかぶらないもの。わが子にとって一番のランドセルを探す」という風潮から「ラン活」という言葉が2015年ころから生まれました。

セイバンに関してはすべて国内の自社工場での製造で年間を通して安定した生産体制を整えており、9月以降でも品切れということはないとのこと。あわてずご家庭のライフスタイルに合わせたタイミングでランドセル選びを楽しめそうですね。

どこで買う? 総合スーパーでの購入がトップ

昔は地元のカバン屋さんで買っていたランドセル。しかし最近は購入チャネルが拡大し、総合スーパー、オンラインショップなどが増加している傾向があります。総合スーパーが増加しているのは様々なメーカーのランドセルが一か所に取り揃えていることが最大の魅力ですね。一方でオンライン購入も増えています。コロナ禍でオンライン購入へのハードルが下がったことも一因。各家庭のライフスタイルに合わせ、購入場所の選択肢は増えているようです。セイバン公式「天使のはね」サイトでは、『ご試着貸出サービス』を実施しているとのこと。これなら自宅で気軽に心ゆくまで試すことができますね。

重視ポイントは何? 「軽さ」に注目が集まっている

では購入の際に各家庭が重視するポイントは何でしょうか。6年前とはずいぶん違う結果が出たようです。6年前の調査では、

1位 6年間保証
2位 からだへのフィット感
3位 耐久性

だったのが、今回は

1位 軽さ
2位 耐久性
3位 価格

となりました。

学習指導要領の内容充実に伴い教科書のサイズがB5からA4に変わったこととページ数も約1.8倍になったことで荷物の重量が増加しており、少しでも負担を減らしたいとランドセルの軽さに注目が集まっているようです。また昨今の社会情勢ではどうしても価格は無視できないポイントですね。

ランドセルは、3万円以下のものから10万円ちかくするものまで幅広くありま。2026年度ランドセル平均購入価格は約62039円とのことです。

本体も軽く。体感も軽く。その機能とは

大判化した教科書が入るように、また教科書の重さが増しているとなれば、より本体も軽く、また背負った時の体感の軽さも重視したいというのが親心。セイバンの「天使のはねランドセル」は様々な工夫によって本体重量を軽く抑えるだけではなく、背負っても軽いと感じる「2つの軽い」を実現しています。さらに27年度モデルの新機能として、リストアッププラスと背中ハニカムクッションが紹介されました。

リストアッププラスは、ランドセルをリフトアップして従来品より高い位置になることで、自然な姿勢で背負えるようにした機能です。

 

読者の方も、赤ちゃんを抱っこするときに、抱っこひもでしっかりと赤ちゃんを密着して高い位置で抱っこすると軽く感じた経験があるのではないでしょうか。重心をあげて密着すると自然な姿勢をキープできて、軽く感じるのですね。

もう一つの機能は「背中ハニカムクッション」です。

ハニカムとはハチの巣のこと。サイズの異なる穴(エアセル)の空いたクッションを背中部分につけることでしっかりと背中に密着させて体感を軽くさせます。密着面積の増加というと「夏暑そう」と感じますが、体の動きを利用して、背中の蒸れを逃し続ける設計で、密着面積を増やしつつ通気性をあげる構造となっています。

最新トレンドはジェンダーレスな選択と豊富なデザイン・カラー展開

昔はランドセルといえば男の子が黒、女の子が赤と決まっていましたが、今や人気カラーも多様化の一途をたどっています。カラーも様々。今回女の子の一番人気は紫。

男の子の一番人気は黒であるものの、10年前には黒を選ぶ人が72.4%と圧倒的でしたが、今回は62.7%と黒一択とは言えなくなり、ほかの色のランドセルを選ぶ子も増えています。

セイバンでは2018年度には22色だったモデルが27年度には40色と年々カラーは増加傾向。また2027年度にははやりのくすみカラーと言われるうすい色や、パールの光沢が美しい「ルナシリーズ」も新たに登場しています。また主素材が牛革から人工皮革に変わり、軽くて柔らかくなったことや技術の進化により、より細やかな色表現や繊細な刺繍・装飾を施すことが可能になり、子どもたちがオリジナリティを発揮できるようになっています。

ココシャルム。深みのある上品な色合いと、パールの光沢が美しい

黒は黒でも細かな格子状のシボ加工が上品な質感。細かな傷が目立ちにくいという利点も。

ランドセルコンシェルジュとは?

ここまで読んだ読者の皆さんは「ますます選ぶのが難しい!」と感じてしまったかもしれません。そんな方におすすめしたいのがセイバンのランドセルコンシェルジュです。社内研修や認定試験をクリアしたプロのランドセルアドバイザーです。

「何をチェックすればいいの?」「6年間同じデザインで飽きないの?」「雨に濡れても大丈夫?」「刺繍や装飾があると傷みやすいの?」「お手入れ方法は?」などなど気になる質問に答えてくれますよ。セイバン直営店には常駐しているそうです。

ランドセル購入は、子どもにとって一生に一度のワクワクする体験

筆者がランドセルを買ってもらったのは、もうはるか昔のこと。それでも幼稚園のときに新しいランドセルを買った時のワクワク感は今でもはっきり覚えています。両親がニコニコと見守る中、ランドセルを担いで部屋中をスキップした思い出があります。一生に一度のワクワクする体験なのですね。

ピカピカの1年生になるわが子のためのランドセル。しっかり選んであげたいものです。(取材・文/ココフル編集部)

セイバン

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