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【健康】水いぼとの仁義なき戦い

2014.07.10

プールに入っていいかは、園の判断で

夏になると増えてくるのが、
子どもの体にポツポツとやってくる憎いやつ・・・
水いぼです。
水いぼは、正確には「伝染性軟属腫」といい、
ウイルス感染によってできる皮膚の疾患です。
プクッと盛り上がった水泡ができ、
あまり痛みやかゆみを感じることはないようです。
感染力はあまり強くなく、空気感染することもありませんが
夏場はプールなどで肌が触れ合う機会も多いため、
この時期水いぼができるお子さんは多いようです。

mizuibo1

感染するといっても、上記のように痛みやかゆみがあるわけでもなく
ポツポツができている・・・といった状態なので、登園禁止疾患ではありません。
ただし、これから園や学校でプールが始まります。
水いぼの時にプールに入ってOKかどうかは、
園によって判断が分かれるところなので、確認が必要です。

mizuibo2

我が家の娘も幼稚園の頃、
この水いぼと仁義なき戦いを繰り返しました。
体にプツプツができてると、
本人も気になって触っちゃったりするんですよね・・・
水いぼの中心の白い芯のような部分は、
ウイルスのかたまりのようなものなので、
それを掻いた手で体のほかの場所を触ると、
あっという間にプツプツが全身に広がります。

広がる前に何とかしたい・・・と思ったので、
うちは皮膚科でとってもらうことにしました。

見解の分かれる治療法

水いぼの治療というと、
一般的なのはピンセットで取り除く方法です。
取り除く、というか、むしり取る、という感じです。
当たり前ですが痛いです。子どももギャンギャン泣きます。
母もツラいです。

うちが行った皮膚科は、治療の際に麻酔テープを使ってくれました。
事前にテープをもらっておいて、
診療時間の数時間前に患部に貼っておくと、
ピンセットでつまむ時の痛みがかなりやわらぐみたいです。

もちろん個人差はあると思いますが、
幼稚園児だったうちの子が
泣かずに治療を受けれるくらいには効いていたようなので、
麻酔テープに対応してくれるかどうか病院に聞いてみてもいいかもしれません。

そして、何とか治療が終わって一安心・・・と思った頃、
またポツッとできてるんですよね・・・ショック!
水いぼに効くといわれるハトムギ茶を飲んだりもしたけど・・・
何となく効いた気もするけど、気のせいかもしれません。

そんなこんなで皮膚科受診を繰り返し、どうにか戦いに勝利。
水いぼを無理にとったら跡になるのでは?
と心配する方もいるみたいですが、
一応うちの場合は、今は跡かたもなくキレイになってます。

この水いぼをとるかどうかについては、
小児科医や皮膚科医の間でも見解が分かれるようです。
最近では「水いぼは取る必要がない」という
お医者様の意見もよく耳にするようになりました。

放置しても半年くらいで治るともいわれています。
それよりも、水いぼをとることによって
子どもに負担をかける方がリスクが大きい!という意見もあります。

あとはご家庭の判断になるのかもしれませんね。

何にしても、あんなポツポツに振り回される夏はもう二度とごめんです!
というのが母のホンネでした。
(加藤朋実)

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