Cocoful ココフル

シーズン

【行事】子どもの健やかな成長を祝う七五三

2019.10.24

毎年秋になると、神社や寺院には、
晴れ着に身を包んだ七五三祝いの子ども達がたくさん見られます。
子どもの無事な成長を祝い、これからの健康と幸せを願う七五三。
直前になって慌てないためにも、しっかり準備をしておきたいですよね。

shitigosan_1

◆七五三の由来って?

七五三は、元々は子どもが3歳、5歳、7歳の時に行う別の儀式だったそう。
その由来は、江戸時代までさかのぼるといわれています。

・3歳…男女の「髪置」の儀式。
江戸時代は3歳まで髪を剃る習慣があり、この儀式が終えて髪を伸ばし始めたそうです。

・5歳…男子の「袴着」の儀式。男の子は5歳を過ぎると袴を着用しました。

・7歳…女子の「帯解」の儀式。女の子が付け帯を取り、帯を締めるようになります。

この3つの儀式が、明治時代に入ってから現代の七五三として定着したといわれています。
地域にもよりますが、3歳・7歳が女子、5歳が男子のお参りをすることが多いようですね。

年齢は数え年or満年齢?

昔は数え年が一般的でしたが、今は数え年でも満年齢でもどちらでも構いません。
お参りは正装で、やはり着物が多いです。

shitigosan_2

3歳の場合、女の子は帯を締めず、袖なしの「被布」をはおります。
数え年で行うとあどけなさがあって可愛らしい反面、イヤイヤで着付けが大変…なんてことも。
逆に満年齢だと、聞きわけがよくなってお利口に過ごせるけれど、
大きめちゃんの場合はレンタルしたい柄の着物のサイズがない、ということもあるようなので注意。

また、7歳のお参りはちょうど永久歯に生え代わる時期なので、
記念写真を考えて「前歯が抜けないうちに」と数え年にするママもいるみたいですよ。

◆お参りの時期はいつ頃?

shitigosan_3

七五三の日は毎年11月15日。

でも、現代ではあまり日にちにこだわらず、
10月後半から11月中の都合のよい日にお参りに行くことが多くなっています。
11月15日やその前後の休日は混み合うため、あえて日にちをずらす、というのも賢い方法かもしれません。

お参りの時期が決まったら、衣装や写真撮影の準備を始めましょう。

七五三当日の着物をレンタルする場合は、早いところでは5月くらいから予約の受付がスタートします。秋に入ってしまうと予約が終了していたり、お気に入りの着物がほとんど選べない…なんてことも。できれば7~8月頃にはレンタルの予約をしておくと安心です。

 ◆写真は前撮りor当日?

せっかくの子どもの晴れ姿はきちんと写真に残しておきたいもの。
写真館などで撮影をする場合は、前撮り、当日、後撮りの3パターンがあります。

前撮りは早いところでは春頃から撮影OKです。
日焼けして真っ黒になってしまう夏休み前に写真撮影を済ませてしまう人も多いようですよ。

当日撮りの場合は、午前中に撮影、午後にお参り、という流れがおすすめ。
ただ、子どもにとっては慣れない着物を着ているだけで一苦労です。
それに写真撮影や、スタジオと神社の移動などが加わると、
お参りの頃にはグズグズになっている可能性も…。
年齢が低い場合は、なるべく移動距離を短くするなど工夫してあげてくださいね。

また、お参りを先に済ませて後日写真撮影をする後撮りは、
時期によっては選べる衣装が少なかったり、七五三プランなどの
お得なサービスが終了していることがあるので注意。

さらに最近じわじわ人気を集めつつあるのが、
お参り当日にカメラマンに来てもらう出張撮影。
スタジオでの記念写真とはまた違った自然な表情が撮れ、
枚数も多いのが魅力です。

 ◆意外と盲点!?お参り当日の注意点

●まず気をつけるべきなのがトイレです。
子どもの着付けをしてからトイレに行くと、せっかくの着物が着崩れしてしまいます。
着付けの前には必ずトイレを済ませ、当日は水分をとりすぎないように注意しましょう。

●お参り当日は子どもも疲れてしまいます。
気分転換になるような、ちょっとしたお菓子などを用意しておきましょう。
着物を汚さないために、一口で食べられる飴などがおすすめです。
同じく飲み物も、こぼさないようにストロータイプの水筒などで飲むようにしましょう。

●また、子どもにとって慣れない草履で歩くのはとても大変。
履きなれた靴やサンダルを持参し、移動の際には履きかえるようにしましょう。
お参りの後に食事会などを予定している場合は、着替えも用意しておきます。

●髪の毛がちょっと乱れてしまうと、だらしない感じになってしまいますね。ムースやピンを用意して、ささっと直せるように準備をしておきましょう。

きれいな着物を着て、家族みんなにお祝いしてもらった七五三の思い出は、
大きくなってもきっと子ども達の心に残るはず。

しっかり準備を整えて、素敵な記念日にしてくださいね。(加藤朋実)