夏休みになりました。水遊びの季節がやってきました!
原っぱで水鉄砲?
じゃぶじゃぶ池にお出かけ。
おうちでビニールプール。
それとも川遊び?
どれも楽しそう!でも夏は事故の危険がいっぱいです。今一度、注意点を確認しておきましょう。
目次
実は子どもは大人より暑さに弱く、しかも予防策を自分でとることができません。
大人より、身長が低いので、地面からの照り返しを強く受けてしまいます。大人より熱中症になりやすいことを忘れず、予防策をしっかりととりましょう。
帽子をかぶる。日焼け止めクリームを塗る。あまり長時間外で遊ばない。
そして、水遊びをしていても水はこまめに摂ることを心がけましょう。
赤ちゃんの場合は、ベビーカーだと照り返しが心配。かといって抱っこひもも密着して暑いですね。長時間の外出は避けて、こまめに水分をあげて、風通しのよい場所を選んであげましょう。
とはいえ、全く外にいかないでクーラーの部屋ばかりにいるのも考えもの。少しずつ体を慣らして鍛えていきましょう。
・参考 環境省の熱中症予防サイトはこちら
警視庁「令和2年における水難の概況」によれば、昨年夏の水難者は616人。そのうち子どもは101人だったそうです。死亡・行方不明者は16人でした。河川が最も多くて9人、海での事故が4人。その他が3人です。
どうしたらこういった事故を防ぐことができるでしょうか。
遊泳禁止地域では遊ばない。特に川は、意外と流れが速いので絶対に子どもだけで遊ばせない。また天候によっていきなり増水することがあるので、天気予報などはこまめにチェックするなどがあげられます。
海や川に比べて比較的安全とはいえ、プールであっても同じことが言えます。
危険だと感じるのは、ドーナツ型の浮き輪です。我が家の長男もドーナツ型の浮き輪で楽しんでいた時に、万歳をした瞬間に浮き輪から体が抜けて、すっぽりと下に落ちて溺れかけたことがありました。
すぐ横にきょうだいがいて危険を知らせ、夫が飛び込んで助けてくれましたが、ヒヤっとした事件でした。
体にぴったりした浮き具、特に川遊びの時にはライフジャケットなどをつける。そして目を離さないことが大切ですね。
うつぶせになって鼻と口が塞がれれば、水深が10センチでも溺れてしまいます。ベランダのビニールプールであっても目は離さず、水深10センチ以下で遊ぶようにしてくださいね。
事故が起これば取返しがつきません。安全に気を付けた上で、大いに夏を楽しみましょう。