連日の猛暑により、外でのアウトドアが楽しめるか不安になることも多いですよね。せっかくのアウトドアを存分に楽しむためには、準備が最も大切だと思っています。記者は家族でアウトドアを楽しむことが多く、この夏もキャンプや自宅BBQなど家族でアウトドアを何度も楽しみました。今回は暑い中でもアウトドアをしっかり楽しむために、便利な家電を実際に使用した様子を紹介します。
目次
まず、一番活躍したのは、「BougeRV Rover 2000 ポータブル電源」¥298,000 (税込)。2200Wの高出力でほとんどの電化製品が使用可能といった点が大きなメリットです。充電時間を実際に計測してみましたが、約1時間40分で100%満充電になり、圧倒的な充電速度なのも良かったです。キャンプなど屋外での使用はもちろん、自宅で災害用に使用することもできるので持っておくと安心できます。
アウトドアとしての持ち運びとなると気になるのが、重さですよね。もちろん容量が大きいだけに片手で持てるような軽さではないですが、2000Wクラスのポタ電としてはダントツの軽さにとても驚きました。
表面にはUSB差し込み口が6口あるので、スマートフォンを複数台同時に充電するのにもとっても便利。友人家族とのグルキャンでもこのポタ電1台で全員が同時に充電することができたので、電源なしサイトでの宿泊でも困ることがなく、とっても便利でした。
裏面にはコンセントの差し込み口が5口あるので、ドライヤーやポータブル冷蔵庫、扇風機、エアコンなどの同時使用にも大活躍でした。カーチャージャーを使用して車内での充電も可能なので、車のエンジンを掛けてから接続することで移動しながらの充電も可能です。
過去に使用したポタ電はキャンプの途中で充電切れになってしまうことも多く、飲み物がぬるくなったり、スマホの充電が出来ないなど不便に感じたこともありましたが、「BougeRV Rover 2000 ポータブル電源」を使用した今回は、翌朝の出発ギリギリまで充電することができ、快適に過ごせたことに感動しました!
次に紹介するのは、「BougeRV CR Lite ポータブル冷蔵庫 コンパクトサイズ 9L」¥19,980 (税込)。9Lモデルはわずか46×32.8×26.1cmのサイズで、15Lモデルも60.2×32.8×26.3cmとコンパクト設計。コンプレッサー式ポータブル冷蔵庫で20℃から-20℃まで調節可能で、25℃から-20℃への高速冷却を40分で実現するため、食品の鮮度を長持ちさせるだけでなく、暑い夏でも速やかに冷たい飲み物が飲めるので、アウトドアでの使用に最適です。
大きすぎるものだと使用頻度が下がりそうですが、小型車のトランクにも簡単に収納することができ、今回使用した15Lモデルは8.3kg、330mlの缶20本/500mlのペットボトル18本/750mlのワインボトル7本を収納できます。ちょっとしたアウトドアにも、1泊のキャンプにも使いやすいサイズ感がちょうど良かったです。
今までは保冷剤や板氷を大量に入れたクーラーボックスを持参していましたが、真夏となると車内に積んでいる間にどうしてもぬるくなってしまうので、真夏のちょっとしたお出かけでも車に積んでおくことで安心感がありますね。長時間の車移動でも車内で冷蔵庫を使用できると、何度もコンビニで飲み物を購入する手間なく常に冷えた飲み物が飲めるのはかなり大きなメリットに感じました。
家族で使用するには9Lサイズはデイキャンプにはちょうど良いサイズ感!飲み物とちょっとした食材を入れても十分な容量です。アウトドア以外にもちょっとした買い物や、移動中など幅広い使い方ができるのも◎!
記者は年に数回自宅BBQを行うのですが、冷蔵庫を使用することでわざわざ家の中まで食材を取りに行く手間がないのも、とっても効率的でした♪
クーラーボックスを使用していた時は、子どもに「氷どこ~?」と何度も呼ばれ、ぬるくなってきた飲み物はコップに氷を入れて飲み物を注いで渡していましたが、今回のキャンプは冷えた飲み物をそれぞれ冷蔵庫から出すだけで良かったので、息子も「すごい冷えてる~!!!」と冷蔵庫から飲み物を取り出して大満足♪
子連れのアウトドアは何かとバタバタしがちですが、快適に過ごすためのアウトドア家電があるだけで、驚くほどの快適キャンプになりました!
夏のアウトドアでテント内が暑くて困ったときの救世主、「BougeRV ポータブルエアコン 2899BTU」¥129,800 (税込)。ポータブルエアコンに関しては使用したことがなく、今回初めて使用してみました。
子どもはテントが大好きですが、真夏のキャンプは「テント内が暑くて入っていられない」そんな悩みを抱えているキャンパーたちも多いはず!大人は多少我慢できても、家族でのキャンプとなるとお子さんの為にも持っておくと安心です♪
液晶パネル側の上部が冷風排気口となるので、テント内を冷やすにはこちらをテント側に向けます。
まずはジャバラを本体に固定する部品を反時計回りにクルクルと回して取り付けます。
ジャバラの先端をしっかり広げて、予め取り付けた部品に反時計回りで固定します。このときジャバラの先端をしっかり広げないと上手く固定できないので、注意が必要です。
ジャバラの吹き出し口に付ける部品を回転させて固定したら、セットは完了です。
後方の排気口からは熱気を排出するので、周辺にはスペースを開けて使用します。ジャバラを活用することでテント内を効率よく冷やすことが出来、子どもたちが快適にテント内で過ごすことが出来ました。
実際に使用してみると日差しが強い日中は、家で使用するエアコン同様に冷えるとまではいかないですが、日差しのない夜になるとしっかりとテント内の空間が冷えているのを実感できました。蒸し暑い夏のキャンプでも就寝時にベタベタすることなく、朝を迎えられるので圧倒的に快適に過ごすことができました!
デイキャンプでも使用してみましたが、ポップアップテントの方がテントも小さく、すぐに冷えているのを実感することができたので、熱中症対策としてもオススメです♪
「BougeRV ポータブルエアコン 2899BTU」は、強力な冷房能力で0.98kWの冷風能力を持ち、2.5〜3畳の空間を効果的に冷やすことができるのでテント内の寝室を冷やすのには十分でした。「ストロングモード」で迅速に冷却、「睡眠モード」で静かな運転、「冷却モード」で温度と風速の調整、「送風モード」で3段階の風量設定が可能なので各モードを使用状況に応じて選択できるのが嬉しいですね!
エアコンの使用後はエアコンをゆっくり後ろに30度傾けてドレン水を完全に排出させます。この動作を忘れると水が漏れることがあるので注意が必要ですよ!
今回は3つのアウトドア家電をキャンプや自宅BBQ、長距離の車移動など様々な用途で使用してみました。“キャンプは不便な状況を楽しむもの”といった価値観を持っていた記者ですが、連日の猛暑の中、子連れアウトドアを存分に楽しむためには、便利な家電ありきのアウトドアの方が圧倒的に快適で充実した時間が過ごせると考えるようになりました。
今回宿泊したテントサイトは電源なしサイトでしたが、1.5日のキャンプでも帰る直前までポータブル電源をフル稼働で楽しめました。また、ここ最近の地震などの災害対策としても持っておくだけで安心感がありそうです。使い方もシンプルなので便利なアウトドア家電、是非試してみてほしいと思います。
■BougeRV CR Lite ポータブル冷蔵庫 コンパクトサイズ 15L
(ライター/鈴木風香)