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ピーターラビット™絵本出版120周年「ピーターラビット™展」「ピーターラビット™と秘密のパーティー」

2022.03.31

《『ピーターラビットのおはなし』挿絵原画》 ビアトリクス・ポター 1902年 ウォーン・アーカイブ/フレデリック・ウォーン社 © Frederick Warne & Co. Ltd, 2017

今なお世界中で愛され続けるいたずらなウサギ、ピーターラビット。今年はシリーズ第1作『ピーターラビットのおはなし』の出版から120周年を迎え、楽しいイベントが多く開催されています。今回はココフル読者のみなさんにおすすめのイベントを2つ紹介します!

「出版120周年 ピーターラビット™展」世田谷美術館

世田谷美術館で開催されている「出版120周年 ピーターラビット™展」は、ピーターラビットの誕生前夜から今日に至るまでの歩みを振り返る、盛大なバースデイパーティをテーマに開催。作品の原点となった、作者ビアトリクス・ポター™の絵手紙や、スケッチ、挿絵原画など約170点が紹介されています。

《『ピーターラビットのおはなし』挿絵原画》 ビアトリクス・ポター 1902年 ウォーン・アーカイブ/フレデリック・ウォーン社 © Frederick Warne & Co. Ltd, 2017

見どころは、シリーズ最初の絵本『ピーターラビットのおはなし』の彩色画。作家が当初構想した通りに、全てそろった形で鑑賞できるのは日本で初めてだそう。

また本展の東京展の公式サポーターには、俳優の松下洸平さんが就任。 展覧会がより楽しくなる音声ガイドナビゲーターにも初挑戦し、 作品の見どころやピーターラビットの世界を案内しています。 子供の頃『ピーターラビットのおはなし』も愛読し、 ウサギも飼っていたという松下さんは、 「音声ガイドのナビゲーターは初めてで緊張していますが、 ピーターラビットの世界をより楽しんでいただくために頑張ります。 」と意気込みを語っています。

本展監修者の河野芳英先生からのコメント

1893年9月4日、ビアトリクス・ポターはポリオで病床にいる知人の息子ノエル・ムーアに一通の絵手紙を送りました。いたずらウサギのピーターがマグレガーさんの畑に忍び込み、捕まりそうになり、やっとの思いで住まいに戻るという、行きて帰りし物語。そこにはビアトリクスの心優しい励ましのメッセージを読み取ることができます。ノエルは外を駈けまわり、カモミールの煎じ薬を飲むピーターの姿を自分と重ね合わせたことでしょう。絵手紙は『ピーターラビットのおはなし』として出版され、世界中の児童文学を代表する絵本としてだけでなく、「ピーター」はキャラクターグッズとなり販売され、世界規模の展開を見せます。今回展示されるノエル少年への直筆の絵手紙、やんちゃなピーターの水彩原画などは、コロナ禍の影響で塞ぎがちな私たちの気持ちをなごませてくれること請け合いです。出版後120年が経っても今なお錆びない「ピーターラビット」を実感するためにぜひ会場にお運び下さい。

会場には、ピーターラビットの世界を体験できるイギリス湖水地方のザ・ワールド・オブ・ビアトリクス・ポター・アトラクションが、本展のために特別に制作した、高さ180cmの特大バースデイケーキも登場し、ピーターラビットの絵本誕生120周年を来場者と一緒にお祝いします!

世田谷美術館は、砧(きぬた)公園内にある素敵な美術館です。カフェもあり子連れでも美しい草花が咲き誇る広い公園で、1日たっぷり楽しく過ごせるので、ぜひ遊びに行ってみてください。

《『ピーターラビットのおはなし』初版(濃茶色厚紙装丁版)》 フレデリック・ウォーン社 1902年 ウォーン・アーカイブ/フレデリック・ウォーン社 © Frederick Warne & Co. Ltd, 2021

「出版120周年 ピーターラビット™展」世田谷美術館
会期 : 2022年3月26日(土)〜2022年6月19日(日)
会場 : 世田谷美術館
住所 : 東京都世田谷区砧公園1-2
時間 : 10:00〜18:00(最終入場時間 17:30)
休館日 : 毎週月曜日(ただし、5月2日[月]は開館)
観覧料 : 一般1,600円 / 65歳以上1,300円 / 大高生800円 / 中小生500円
*未就学児無料
*新型コロナウイルス感染症対策のため、会期中の土日・祝休日および 5月2日[月]は、日時指定券を販売いたしますので、事前のご購入をお勧めいたします。詳しくは展覧会公式サイトをご覧ください
【展覧会公式サイト】https://peter120.exhibit.jp

主催 世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)、朝日新聞社、フジテレビジョン、東映
後援 世田谷区、世田谷区教育委員会
協力 日本航空、ソニー・クリエイティブプロダクツ
監修 河野芳英(大東文化大学教授)

 東急線沿線をめぐる謎解きラリー「ピーターラビット™と秘密のパーティー」

東急電鉄株式会社(本社:東京都渋⾕区、代表:渡邊 功)と株式会社レッツエンジョイ東京(本社:東京都港区、代表:⼭⼝ 伸介)は、株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ(本社:東京都港区、代表:⼤⽵ 健)、株式会社ハレガケ(所在地:東京都豊島区、代表:⿊⽥洋介)協⼒のもと、2022 年 3 ⽉ 26 ⽇(⼟)から 6 ⽉ 30 ⽇(⽊)まで東急線沿線を巡るリアル謎解きゲーム『ピータ―ラビット™絵本出版 120 周年 東急線謎解きラリー「ピーターラビット™と秘密のパーティー」を開催します。

これは東急電鉄と今年絵本出版 120 周年を迎えるピーターラビットがコラボした、周遊型謎解きゲーム。東急線沿線の街を巡りながら謎を解き、まるで絵本を読むかのような感覚でピーターラビットの世界観を楽しめます。

参加するには、東急線渋⾕駅・⾃由が丘駅ほか全 21 駅の窓⼝にて購⼊できる専⽤の謎解きキットとスマートフォンなどインターネットに接続された、⼆次元コードの読み込みが可能な端末が必要です。参加者が専⽤サイトにアクセスし、謎解きの答えを⼊⼒して、ストーリーを進めるシステムです。

またこちらのキットは3,300円(税込)でイベント限定デザインのトートバッグや、東急線全線が 1 ⽇乗り降り⾃由となる「東急線ワンデーパス」(利⽤⽇当⽇限り有効)も付属するので、ピーターラビット好きは絶対手に入れてほしいアイテム。

またクリアまでに3~4時間を想定、時間制限はないので途中で遊ぶこともできます。東急沿線の用賀駅には「出版120周年 ピーターラビット™展」を開催している世田谷美術館があるので、併せて行くのもおすすめです。

まるでピーターと⼀緒に東急線沿線を観光するような感覚で、ファミリーはもちろん⼤⼈も楽しめるこのイベント、電車好きな子どもたちだけでなくピーターラビットが好きな子や謎解きが好きな子と趣味は違っても一緒に楽しめる、とっておきのイベントとなっています。ぜひ参加してみてください!
BEATRIX POTTER™ © Frederick Warne & Co., 2022

ピータ―ラビット™絵本出版 120 周年 東急線謎解きラリー「ピーターラビット™と秘密のパーティー」

■ 開催期間 :  2022 年 3 ⽉ 26 ⽇(⼟)〜6 ⽉ 30 ⽇(⽊)
■プレイ推奨時間 : 10:00〜22:00
※⼀部の周遊施設で営業時間が 10:00〜22:00 のためこの時間を推奨します。
■エリア : 東急線沿線(チェックポイント数カ所あり)
■参加費 : 3,300 円 (税込)
※東急線全線が1⽇乗り降り⾃由の「東急線ワンデーパス」(利⽤⽇当⽇限り有効)と本イベント限定デザインのトートバッグを含む
※⽀払いは現⾦のみ
■キット販売場所 :
①東急線 全 21 駅の窓⼝(各⽇初電から終電まで)※⼀部窓⼝を除く
【東横線】渋⾕駅(ヒカリエ2改札)・中⽬⿊駅・⾃由が丘駅・⽥園調布駅・武蔵
⼩杉駅・⽇吉駅・菊名駅・横浜駅【⽬⿊線】⽬⿊駅【⽥園都市線】三軒茶屋駅・⽤
賀駅・⼆⼦⽟川駅・溝の⼝駅・鷺沼駅・あざみ野駅・⻘葉台駅・⻑津⽥駅・中央林
間駅【⼤井町線】⼤井町駅【池上線】五反⽥駅【多摩川線】蒲⽥駅
②「出版 120 周年 ピーターラビット™展」特設ショップ(世⽥⾕美術館)
※世⽥⾕美術館の会館⽇時については公式 HP などでご確認ください。
■キット販売期間 :  2022 年 3 ⽉ 26 ⽇(⼟)〜6 ⽉ 19 ⽇(⽇)
■想定プレイ時間 : クリアまでに 3〜4 時間程度を想定(時間制限なし)

主催 東急電鉄株式会社、株式会社レッツエンジョイ東京
協⼒ 株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ、
株式会社ハレガケ(NAZO×NAZO 劇団)
※本イベントご参加にあたっての注意事項などの詳細は、特設サイトをご確認ください。
※本イベントは諸般の事情により予告なく変更、延期、中⽌となる場合がございます。

【東急線ワンデーパスに関するお問い合わせ】
東急お客さまセンター TEL:03-3477-0109
営業時間 ⽉〜⾦ 9:00〜17:00/⼟⽇祝 9:00〜17:00(年末年始などを除く)

 愛くるしいピーターラビットのメモリアルイヤーをみんなでお祝いしよう

いかがでしたか?ピーターラビットの絵本シリーズは、愛くるしく魅力的な動物たちが、美しい自然の中で織りなすウィットに富んだ物語。1902年刊行の『ピーターラビットのおはなし』を皮切りに、1930 年まで次々に出版され、シリーズは全部で23冊となりました。遊びに行ったあとは子どもと一緒に絵本を読むのも良いですね。

暖かくなりおでかけしたくなる季節、ピーターラビットと一緒に楽しく過ごしましょう♪

(文/アネモネ)

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