低学年のうちは保護者の手伝いが必要なことも多い、夏休みの自由研究。終わるまでは気が休まらないというママやパパもいるのではないでしょうか。
防災やSDGsなど、自由研究に役立ちそうなテーマのイベントをピックアップしました。ノートやカメラを手に、取材気分でお出かけしてみてはいかがでしょう。
目次
都内の小学校に通っていたママ&パパは遠足で行ったことがあるかもしれません、東京千代田区にある科学技術館では、夏休みの特別展として「学ぼう! 気象⇔防災」を開催中です。
災害につながるおそれのある気象現象とともに、災害時の救助や災害後の復興のための技術などについて、映像、講演や実験ショーなどのプログラムで紹介。災害対応ロボを遠隔操作できる展示などもあり、実際に体験しながら学ぶことができます。
考えたことを自由研究としてまとめることで、万が一の時に対応できる力へとつながっていくかもしれません。
科学技術館2022年夏休み特別展「学ぼう! 気象⇔防災」
期間:2022年8月6日(土)~21日(日)
時間:10:00~16:50 (最終入館 16:00)
場所:科学技術館2階 イベントホール (東京都千代田区北の丸公園2番1号)
料金:大人880円、中学生・高校生500円、子ども(4歳以上)400円
※料金は科学技術館の入館料です。(特別展の入場に追加料金はありません)
<科学技術館>
634mという日本一の高さを誇る東京スカイツリー。開業10周年を記念して、スカイツリーの秘密を楽しく学べる「東京スカイツリータウン(R)建設の秘密展」を開催しています。
東京スカイツリーの高さや形、誕生に関する秘話を子どもにもぱっと理解しやすいインフォグラフィックスを用いたパネルで紹介。東京スカイツリーが開業するまでの過程がわかる写真展示や、東京スカイツリータウン周辺エリアの開発計画時のジオラマなども見ることができます。
スカイツリーについてたっぷり学んだあとは、せっかくですから展望台へも上ってみては。眺めた景色が、あざやかな夏休みの記憶として残りそうです。
東京スカイツリータウン(R)建設の秘密展
期間:2022年8月5日(金)~9月4日(日)
時間:10:00~21:00
場所:東京ソラマチ(R)3階9番地 特設会場
<東京ソラマチ>
学校で具体的な実現目標を掲げていたり、教育番組で覚えやすい歌が流れていたりして、子どもたちの間にも浸透しつつあるSDGs(持続可能な開発目標)。
神奈川県横浜市にある東急プラザ戸塚では「戸塚とこどもの未来を考える」をテーマに、戸塚の未来について考え、行動していくきっかけづくりとして、子育てをはじめとするSDGs関連の展示やワークショップを実施する「TOTSUKA MIRAI WEEK」を開催しています。
行政や地元企業、東急プラザ戸塚の各店舗が実施しているSDGsの取り組みをパンフレットやPOPで紹介しているので、SDGsの目標を実現するために身近でどんなアクションが起きているのか知り、まとめるのに役立つはずです。
アイスの棒を利用したバングル作りなど、SDGsについて考えるきっかけになるワークショップも予定されています。スケジュールなどは東急プラザ戸塚のサイトでチェックを。
「アイスの棒を使用したバングル作り」ワークショップ
2022年8月20日(土) 11:00~18:00(10:30~整理券配布)
場所:東急プラザ戸塚 1階上りエスカレーター横
参加費:無料
定員:先着50名
TOTSUKA MIRAI WEEK
期間: 2022年8月6日(土)~8月21日(日)
時間: 10:00~20:00(東急プラザ戸塚の営業時間)
場所:東急プラザ戸塚 全館
※混雑時には入場制限を実施する場合があります。社会情勢により中止または延期になる可能性があります。
<東急プラザ戸塚>
カゴメが行った調査によると、野菜を好きになるきっかけには「食べる」だけでなく、「栽培する」、「収穫する」、「触れる」、「学ぶ」、「調理する」など多様な接点があることが明らかになったそう。
夏休みは野菜と触れ合う絶好のチャンスです。長野県にある「カゴメ野菜生活ファーム富士見」は体験型の野菜テーマパーク。野菜の収穫体験やファクトリーツアーなどを通して野菜に触れ、学ぶことができます。
また、カゴメが運営する情報サイト「VEGEDAY(ベジデイ)」では、「かぼちゃは水に浮く?沈む?」など野菜をテーマにした自由研究を紹介しています。おうちにいながらもっと野菜に触れて、学ぶことができるアイデアがいろいろ。こちらも要チェックです。
最初は面倒に思えても、取り組むうちに親子で夢中になってしまうこともある自由研究。子どもが自分からもっと知りたい!と思うようなテーマに出会えるといいですね。(ライター/山見美穂子)