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進化系・ネオがんもどき『GAMMO(ギャンモ)』2023年4月3日新発売

2023.02.28

大豆は日本が誇る栄養食品で、日本は大豆から豆腐、がんもどき、その他さまざまな食品を生み出してきました。国際的にも豆腐はヘルシーな食材として注目され、肉のかわりの代替食としての需要も高まっており、様々な代替肉としての大豆食品が生まれています。

今回、新しい大豆食品『GAMMO(ギャンモ)』の第一弾プロダクトが発表されると聞き、豆好きのココフル編集部が早速行ってきました。

『GAMMO(ギャンモ)』は、日本の昔ながらの大豆加工技術と、新素材・新技術を組合わせて作った「ネオ・がんもどき」なのです。豆腐製品をメインのおかずにするなら、迫力・歯ごたえ、腹持ち感も欲しいところ。ちょっと柔らかい豆腐だけでは物足りないかもしれません。そこで、最新の技術を使ってしっかりとした噛み応えのある大豆ミートが生み出されました。通常の大豆ミートは増粘剤などを使って固めていますが、『GAMMO(ギャンモ)』は増粘剤などを使わず、豆腐に大豆ミートを入れていくという形で生まれました。

代替肉ではなく、大豆として味わいたい

『GAMMO(ギャンモ)』が今までの代替食としての大豆食品と一番違うのは、代替肉としての開発ではないということです。
「そもそも大豆は、肉ではありません。大豆として味わってほしい」と語るのは、『GAMMO(ギャンモ)』を開発した一般社団法人日本ソイフードマイスター協会代表理事の池上紗織さんです。池上さんは、肉も豆も大好きなので大豆ミートは「お肉のかわり」としての扱いではなく、大豆として味わってほしいといいます。

一般社団法人日本ソイフードマイスター協会代表理事の池上紗織さん

国産大豆を使用する

『GAMMO(ギャンモ)』は、国産の大豆100パーセントで作られています。日本人にとって大豆は、みそやしょうゆなどにも使われているなくてはならないものですが、大豆の自給率は低いのが現状。少しでも自給率を高めるために寄与したいという思いから100パーセントの国産大豆使用にこだわっています。

株式会社エヌ・ディ・シー 代表取締役 市川 吉徳さん

様々な料理にも汎用性がある

『GAMMO(ギャンモ)』は、今までのお豆腐製品が不向きだった洋風料理にもできるように仕上げています。和風の出汁などは使っていないので、バーガーのパテやサンドイッチの具など汎用性が高く、私たちが肉を食べるように自由に和風にも洋風にも使うことができます。醤油たれをつけてつくね風にしてよし、トマトソースなどを添えてハンバーガーやサンドイッチにしてもよし。可能性が広がります。

市川吉徳さん(左)と日本ソイフードマイスター協会代表理事池上沙織さん

ふわっと香る大豆の風味

試食では、GAMMO(ギャンモ)パテを挟んだバーガーと、ギャンモボールが用意されました。ギャンモボールはプレーン味と照り焼きソースをつけたものの2種類です。食べてみるとハンバーガーやつくね団子のような肉の歯ごたえがありつつ、味は濃すぎず、大豆本来の風味がふっと感じられ、おいしい味でした。

カップにはいっているのがフードテックにより新しく生まれた噛み応えのある豆腐素材です。

『GAMMO(ギャンモ)』は、2023年4月3日より新発売となります。現在は食べられる店舗はまだ限られていますが、将来的にはスーパーなどでの販売も視野に入っているとのこと。家庭で気軽に食べられるようになると、「今日は、肉?魚?それとも豆にする?」そんな会話が、自然に生まれるかもしれませんね。(取材・文/ココフル編集部)

一般社団法人 日本ソイフードマイスター協会

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