あたたかな陽気に誘われて、観測以来最速に並ぶペースで開花を迎えた桜を追いかけるように、チューリップやバラなどの春の花々が咲きはじめました。関東から日帰りまたは1泊でお出かけできそうなフラワースポットをご紹介します。
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「遊んで学べる花の里 体感ファーマーズパーク」をキャッチフレーズにしている柏市あけぼの山農業公園では、4月上旬から約1.2haの花畑で約16万球ものチューリップが開花の見込み。3月25日(土)から5月7日(日)までを「スプリングウィーク」として、模擬店が並ぶ「青空市」や、ワークショップや手作りが楽しめる「春のワークショップまつり&ハンドメイドマルシェ」、子ども達に人気の「昆虫展」などのイベントも開催されます。入園・駐車場無料、開催日などの詳細は公式サイトで確認の上お出かけください。
期間:2023年3月25日(土)から5月7日(日)
時間:9:00~17:00
場所:千葉県柏市布施2005-2
チューリップの見頃予想:2023年4月上旬~下旬
※見頃は気象条件により変動する可能性があります
※月曜日休園
印旛沼の湖畔にある佐倉ふるさと広場には、オランダ風車の前に広がる約100種類65万本のチューリップ畑があります。3月29日(水)から4月23日(日)まで開催される「佐倉チューリップフェスタ2023」の期間中は、10本500円(平日は15本500円)でお花の掘り取り販売も! 佐倉ふるさと広場からレンタサイクルで印旛沼湖畔を散策できるほか、期間中の土日は印旛沼観光船も運航される予定です。
期間:2023年3月29日(水)~4月23日(日)
時間:9:00~16:00
場所:佐倉ふるさと広場(千葉県佐倉市臼井田2714番地)
※入場無料(駐車場は普通車1台1,000円)、京成佐倉駅から臨時シャトルバス(片道220円)もあります。
城ヶ崎海岸を望む岬に位置する「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」では、パステルカラーのリナリアやビオラなど春の花々が見頃を迎えています。この先GWにかけては、真っ白いノースポールや色鮮やかなキンギョソウなども楽しめるそう。ミュージアムでは約120年前に作られたティファニーランプが鑑賞できます。
時間:9:30~17:00 ※季節により変動あり
場所:静岡県伊東市富戸841-1
料金:大人(中学生以上)1400円、小学生700円、幼児400円
残雪の富士山を彩るようなピンクや紫の芝桜のじゅうたんが見られるのは、富士五湖のひとつ本栖湖の近くにある「富士本栖湖リゾート」です。4月15日(土)からは「2023富士芝桜まつり」が開催されるとともに、併設の「ピーターラビット™ イングリッシュガーデン」も春季営業をスタート。約300種類の草木や花々を鑑賞しながらまるで『ピーターラビットのおはなし』に入り込んだような体験ができます。庭園内のカフェには絵本をモチーフにしたオリジナルメニューもいろいろ。
<2023富士芝桜まつり>
期間:2023年4月15日(土)~5月28日(日) ※時期により変動あり
時間:8:00~16:00
入園料:大人(中学生以上)1,000~1,200円/小人(3歳以上)400~600円
※入園料は時期により変動します
開催期間:2023年4月15(土)~11月26日(日)予定
※開花状況により変動あり、5月29日(月)~6月2日(金)はクローズ
場所:富士本栖湖リゾート(山梨県南都留郡富士河口湖町本栖212)
重厚な洋館の前に広がる庭園に約100種200株のバラが咲き誇る旧古川庭園は、都心からほど近い場所にあるバラの名所です。春バラが見頃となる時期に合わせて開催される「春のバラフェスティバル」は4月28日(金)から。期間中は無料(入園料は別途)の音楽会が開催されたり、バラグッズを販売する臨時売店がオープンしたりする予定とのこと。イベントの詳細は公式SNSでお知らせされます。
Twitter(旧古河庭園) https://twitter.com/kyufurukawa
期間:2023年4月28日(金)~6月30日(金)
時間:9:00~17:00(最終入園は16:30)
場所:東京都北区西ケ原1-27‐39
・JR京浜東北線 上中里駅下車 徒歩7分
・東京メトロ南北線 西ケ原駅下車 徒歩7分
・JR山手線 駒込駅下車 徒歩12分
入園料:一般150円、65歳以上70円
※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
春の訪れとともに咲く色とりどりの花を目当てに、お出かけしてみませんか。(ライター/山見美穂子)