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シェア畑 

2018.05.23

◆自宅のそばで農業体験・貸し農園「シェア畑」

最近メディアでも多く取り上げられている「シェア畑」。食育に注目が高まっていることもあり、ココフル世代のママたちも気になっているのではないでしょうか!?


▲    座間にあるシェア畑。物語に出てきそうな雰囲気♪

農園の数も増え、2018年秋には全国で90農園になるそうです。「うちの近所にある!」という方も多いかもしれませんし、利用者も拡大しており、既に空きのない農園もあるとのこと。

今回はそんな、都内でも気軽に農業体験ができちゃう「シェア畑」をご紹介します♪

◆「シェア畑」ってどんなシステム?

「シェア畑」は、農園の一区画をレンタルして自分の畑として利用できるシステムです。貸し農園の中でも「シェア畑」はアフターケアも充実していて便利なので、子育て中の家族には魅力的なことばかり。


▲    そろえるには大変な農具などすべてレンタルできます!

たとえば、畑に行くのは手ぶらでOKなんです。クワやスコップなど畑を耕す道具一式が農園にそろっているので安心なこと、そして野菜の種や苗、肥料なども用意されているので、余計な経費もかからず、身軽に農園へ行けばいいだけ。

1区画は3平米、およそ2畳くらいの広さからあり、広さと地域によって値段が変わってきます。

月のレンタル料は5000円~6000円/3㎡くらいが主流で、 都心にある千駄ヶ谷の農園では3平米1万円を超える価格帯と、地域差があります。

ただ、農具レンタル、種や苗の支給、その他栽培サポートが全て料金内に含まれていますし、値段に少し抵抗があっても、友達家族などと一緒に“共同利用”することもできるそう。
家族ぐるみのお付き合いもでき、楽しそうですよね♪

また、農園によっては、通常より小さめの“子供区画”もあるので、お試しにはよさそうです。

◆    初心者だけど大丈夫!?

実は「シェア畑」のユーザーは8割が初心者だそうです。マンツーマンの初回講習や、野菜作りハンドブックも配布されるなど、しっかりと不安な点をクリアにしてから始められるので、継続率も高いとのこと。


▲    丁寧に教えてもらえるので、心配はご無用!

もちろん現地にも、週の大半は菜園アドバイザーがいて、サポートがあるので安心です。また、定期的に実演付きの講習会が開催されるので、この日に畑に行けば、スキルもあがりますね!

また、現地で顔を合わせるうちに、他の畑のユーザーさんと顔見知りになり、アドバイスをもらえるなど、交流ができるのも魅力的です。

◆    どんなものが収穫できるの!?

春、夏ではミニトマト、きゅうり、なす、ピーマン、オクラ、枝豆、カブ、とうもろこしといったものから、秋、冬では白菜、キャベツ、ブロッコリー、大根、玉ねぎ、ルッコラ、さつまいも等、どれも食卓に並びやすいものばかり。


▲    夏野菜。収穫したては鮮度が違うのがわかりますね!
1年を通じて収穫が可能で、20種類以上の野菜づくりができるそう。病害虫に強く、収穫量も多い高品質な品種を提供しているのも大きなポイントだそうです。

そして、無農薬で有機質肥料を使っているので、もぎたての野菜をその場で食べる、なんてこともできちゃいます♪


▲    野菜がどのように育つかを自然に学ぶことができます

安心・安全な新鮮でおいしい野菜が定期的に収穫できるのは、家計にも優しく、魅力的♪

◆    子連れに優しいポイントは!?


▲    ベビーちゃんも収穫のお手伝い

畑に足を運ぶのは、週に1回からでOK。週末に家族で水やりや、虫とり、葉の世話や収穫に行けばいいので、負担にもなりません。

農具の使い方や野菜の育て方など、しっかりとアドバイザーに教えてもらえるので、我流ではなく、きちんとした農業体験ができます。

自分が育てて収穫した野菜を食べることで、野菜嫌いを克服した子も!さらに、旬の野菜を収穫するので、季節感も養われます。


▲    都内で農業体験できるのは子連れにはうれしいですね

そして、会員向けに季節のイベントが開催されています。

たとえば、収穫した野菜で作るカレー、秋には芋ほりや芋煮会など、こちらも旬を意識したものが多いので、子どもの知識も深まります。

有料にはなりますが、夏野菜を使ったBBQや田植えなど、子どもが小さいうちに体験をさせてみたい農業体験に、会員価格で参加もできるそうです。

◆    家族で過ごす最高の週末を。


▲    芋ほりイベントにて。いろいろな企画もあるのが嬉しい

このような取組みは、1年を通じて食べ物の大切さを学ぶ貴重な経験になりますね。子どもに経験させてあげたいと、探していた方も多いのではないでしょうか。

実際、利用者は土と触れ合う時間を大切に考える、小さな子どものいる家庭も多いそう。また定年後のシニア世代が孫と利用するなど、多くのニーズがあるそうです。

自分たちが育てた野菜を収穫し、料理する。とても素敵なひとときですね。

都内近郊の「シェア畑」も少しずつ増える予定。「my畑」があることが、普通になる日も近いかもしれません。(取材・文 アネモネ)

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■運営元 : 株式会社アグリメディア
■問い合わせ先 : 0120-831-296
■電話受付時間 : 土日祝含む8:00~18:30
■料金 : 地域や大きさによって異なります。
公式ホームページより希望の農園をご確認ください。

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