近隣に住む有名人も散歩コースにしているという、林試の森公園。品川区と目黒区にまたがる都立公園で、夏の期間にあるジャブジャブ池がとってもおすすめなのでご紹介します。

 都会のオアシス的存在、林試の森公園

林試の森公園は、「林業試験場」であったことからその名がつけられたそうです。「森」と名がつくだけあって大きな木がたくさんあり、夏でも木陰が多くて過ごしやすく、秋はたくさんの種類の木の実に出会え、野鳥や珍しい樹木や野草が見ることができるので、近所の人々の憩いの場にもなっています。

また、手入れがしっかり行き届いているのも特徴で、森の中にはアスレチック要素のある遊具や水辺も多く、トイレもきれいなので安心して遊びに行くことができますよ。1周するとおよそ45分くらいという広さなので、ジョギングをする人もちらほら。

お手洗いもかわいいコテージ風

林試の森公園で特に人気なのが、ジャブジャブ池とデイキャンプ施設。デイキャンプ施設は5月～10月までの期間、小中学生を対象に最大100名まで利用可能な本格的な施設です。

   林試の森公園へ行ってみよう♪

林試の森公園の最寄り駅は、東急目黒線不動前駅と東急目黒線武蔵小山駅で、いずれも徒歩10分程度。専用の駐車場はありません。
また、JR渋谷駅から恵比寿駅経由、JR五反田駅区間を走る東急バスには「林試の森入口」というバス停があります。

我が家は渋谷方面から出るこのバスで向かうことが多いのですが、実はバス停から一番近い入口「あかしあ門」からはベビーカーで入りにくく、中央付近にあるジャブジャブ池に行きやすい「せせらぎ門」まで公園の外側を歩いて入園しました。

武蔵小山駅方面から来るときには、「せせらぎ門」と対極にある「水車門」という、こちらも中央付近にある入り口が、ジャブジャブ池にも近く、自転車やベビーカーでもスロープがあるのでおすすめです。

武蔵小山駅方面からは水車門が便利。手前には水車も。

自転車やベビーカーはジャブジャブ池のそばにとめるスペースがあり、園内は舗装された道があるので安心ですよ。

   ジャブジャブ池に行ってみよう♪

ワニのオブジェの周りには子どもがいっぱい

我が家は夏の楽しみになっている、林試の森公園のジャブジャブ池へ行ってきました。こちらは小学生以下の子どもが利用できるのですが、規律がしっかり設けられているのでいつ行っても気持ちよく過ごせます。

履物は脱ぎ、おむつは不可で必ず水着を着用する決まりがあり、監視員が常駐し、枯葉やごみもマメに拾ってくれているので清潔感があることがうれしいです。

簡易的ですが傍に監視員のいる更衣室もあり、足を洗う場所や体を洗う場所もジャブジャブ池の端にあるなど配慮が行き届いています。土日はとっても混みあうようですが、ベンチも多く設置されていることと、全体的に木陰になっているので、過ごしやすいのが特徴です。

ベビーカー置き場と簡易更衣室エリア

  忘れ物のないように♪

飲み物の自動販売機はジャブジャブ池のそばにありますが、林試の森公園内には売店がありません。

林試の森公園に行くときは、駅付近で食料を調達するのがおススメ。武蔵小山商店街はとても有名なアーケードの商店街なので、とっても楽しいですよ。

ジャブジャブ池では飲食禁止ですが、すぐ近くでシートを敷いてお弁当を食べることができ、賑わっているので、敷物や食べ物、飲み物をお忘れなきよう。

この遊具の周辺でシートを敷いてピクニックする姿が多い

子どもたちは水鉄砲やジョーロなどのおもちゃを持ってきているので、できれば用意していくと安心で、武蔵小山商店街の中には100円ショップもたくさんありましたよ！

  1年通じて遊びに行きたい場所でした

夏はとってもおすすめの林試の森公園ですが、1年を通じて季節を感じることができ、池にすむ亀に会いに通う人も多いそう。

とはいえ真夏のジャブジャブ池はカンカン照りの中にある公園も少なくありません。この日は記録的猛暑日でしたが木陰が多いのと水のせせらぎで涼しく感じ、とってもいい1日になりました。

遠方からも多く遊びに来る林試の森公園。ぜひ遊びに行ってみてください♪

（取材・文　アネモネ）