東京23区内唯一の渓谷が世田谷区の等々力にあります。
近場でふらっと自然を満喫できる、等々力渓谷。子連れで遊びに行くのにおススメなので、ご紹介します♪
◆ アクセスの良さがありがたい!
世田谷区にある等々力渓谷。最寄り駅は、東急大井町線の等々力駅です。自由が丘駅からも各駅停車で3駅5分程度です。
▲ 等々力渓谷は南口へ
等々力駅は改札を出るとすぐ両側に踏切があって、電車との距離がかなり近いのが特色。そして、等々力渓谷の入口は南口から徒歩3分という近さなんです。
駅前はお店がたくさんあり、お弁当屋さんやスーパー、コンビニ、ドラッグストアと、買い忘れがあっても困ることはありません。食事のできるお店もたくさんあるので、安心です。
▲ 谷沢川にかかるゴルフ橋。わきの階段を下りて川沿いに進む
商店街を歩き、高級スーパーを右折するとすぐに、等々力渓谷のシンボル“ゴルフ橋”が。この界隈は昔ゴルフ場だったことが名前の由来とか。左手にはちょっとした休憩スペースもありました。
▲ 夏でも涼しい渓谷内の温度をチェックして♪
◆ マイナスイオンをたっぷり浴びながら散策♪
川のせせらぎと虫や野鳥の音、そして緑に囲まれ、本当に癒されます。電車をおりて、ほんの数分でこんな別世界に来ることができる場所は、都心にはなかなかないかもしれません。
▲ ゴルフ橋を渓谷から見上げる
階段を降り、川に沿って進みます。地層の観察はこの辺りで。地層の隙間から湧水もあふれています。
ゴルフ橋の先には手すりがない場所が多いので、走り回ってしまう子どもには少し厳しいですが、いつもと違う風景だからか、我が家の2歳児もちゃんと手をつないでくれ、落ち着いて歩いて進めました。
▲ 幅が狭いところでは横並びは難しい
休日は人も多く、平日でも散策する人は絶えません。小さな子連れも多く、もちろんベビーカーは難しいので、歩きか抱っこ紐で散歩している家族が多かった印象です。
◆ 泥んこになる可能性が高いです!
歩道は石の上にはなるのですが、雨上がりは特に土がぬかるんでいるため、大人は汚れてもいい靴で。子どもは全身汚れても大丈夫な格好をおススメします!!!
▲ 木でできた階段!
ぽつぽつと階段がありましたが、土っぽさが多く段差もあります。子どもにとってはよじ登るイメージなので、泥だらけになる覚悟で。岩も湿っているので、つるつるすべります。
が、決して危険という感じではなく、全身運動ができるので、これは体力のついてきた子どもたちには最高の場所だと思いました。
▲ 川の浅いところにかかる木の橋に子どもはワクワク♪
◆ 等々力不動尊を目標に♪
等々力渓谷は全長1キロ程度なので、のんびり歩いても20分くらいで等々力不動尊付近に到着します。
▲「不動の瀧」は滝行の場としても有名
この辺りの岩壁からは湧水が!歩き進むとお茶屋さんがありました。
こちらは室内で座って甘味を楽しめ、食事をした人は綺麗なトイレもお借りできるので目的地に設定してもいいかもしれません。
▲甘味処は11時から16時まで
階段をあがると、等々力不動尊の境内に。こちらにもちょっと休憩できるお茶屋さんがあり、ベンチに座ってお弁当を食べている人もいましたよ。
▲ 等々力不動尊の境内。展望台からの眺めも楽しめる。
展望台があるのですが、紅葉や銀杏の木が茂っていて、紅葉したらとても美しいのだろうな、と思いました。桜の名所でもあるそうです。
◆ 渓谷を歩かなくても楽しめる!
境内にはベビーカーで来ている家族もちらほら。実は等々力不動尊には目黒通り沿いからもアクセスできます。道路側には参拝者用の駐車場があり、我が家も等々力不動尊に参拝の際に利用し、渓谷まで少しだけ足を延ばしたことも。
またこのそばには古墳があったり、等々力渓谷は地層や植生の勉強にも役立つので、自由研究を探す小学生ママにもおススメの場所でした。
不動尊境内からはすぐ下に渓谷が臨め、雰囲気もたっぷり味わえるので、渓谷を歩かなくても大丈夫です!
未就学児にはお着替えと、それから、虫よけスプレーはお忘れなく!都会のオアシスへぜひ遊びに行ってみてください♪
(取材・文:アネモネ)
<等々力渓谷公園>
■所在地 :東京都世田谷区等々力1丁目22番、2丁目37~38番外
■アクセス:東急大井町線「等々力駅」下車徒歩3分
東急バス、都営バス「等々力」下車徒歩5分
■連絡先 :玉川公園管理事務所
■電話番号:03-3704-4972