子育てをしていると「これは何?」と、子どもから質問攻めをされる時期ってありますよね。今回は素材の違いを学べるような場所はないかと思い発見した“容器文化ミュージアム”に遊びに行ってきたので紹介します♪
◆ オフィスビルの1Fにあるミュージアム
容器文化ミュージアムは東洋製罐グループホールディングスが手掛けるミュージアム。最寄り駅は大崎駅と五反田駅で、JRをはじめ複数の路線からアクセスできる場所です。この日は五反田駅から目黒川沿いを散歩がてら訪れましたが、とっても気持ちがよかったです。
ガラス張りの開放感のあるビルの1階には、100年以上前の自動製缶機がお出迎え。
▲ インバーテッドボディメーカー
◆ たくさん学べるのに入場無料のミュージアム
こちらは無料のミュージアムなので、特に受付などはなく入館できました。詳しく聞きたい人は連絡をすると案内サービスもあるようです。
▲ カラフルな容器の飾りがかわいい入口が目印
壁に沿って「人と容器の物語」という容器の歴史が実際に使用されていた容器の実物を見ながら、古代から現代、そして未来へ続く容器の物語を学べるエリアがありました。
▲ この辺りは懐かしいと思うママも多いのでは?
▲ 容器の原点ですね!
▲ レトロなパッケージの缶詰
▲ 貴重な資料がたくさん
◆ 6つのテーマからなるブースは手に取って学べる
他には6か所にテーマに沿ったブースがあり、「人と容器のかかわり」や「容器包装の役割」といった、どんな役割があり、さらにそのパッケージやデザインが楽しく知れる場所から、身近な容器を見て、実際に触れながら、進化を続ける様子を学べる「容器包装NOW!」というブースも。
▲ 普段使っている手洗い石鹸の容器などの今と昔が学べます
そして、「環境」のブースでは容器の環境対応を紹介しており、ゲームコーナーもあって、資源になるごみの分別をするゲームを親子で夢中になってやりました。遊びながら分別を学べる楽しい場所です!
▲ 「環境」のブースで小さなころから環境に意識を。
▲ リサイクルについて学べる
「循環する容器包装」のブースではイヤホンでその流れを画面を見ながら学べました。資源ごみを分別するという意識はあっても、実際にどのように新しく生まれ変わるか、実はよくわかっていなかった気がします。ここで改めて学べたことで、納得しながら分別をできるようになりました。
■体験型のコーナーと自動販売機も要チェック!
他には「缶詰ラベルコレクション」のブースや「ドリームボード」もあって、こんな容器があったらいいな♪を来館者が自由な発想で描いたものが貼られていました。
▲ 指紋認証であく容器、というママの切実な夢も!!
とっても素敵なアイディアや未来にはこんなこともできちゃうのかしら!というような斬新なものまで、たくさんの容器に込められた夢がつまっていました。
▲ 中身で音が変わるという体験もできました
容器に関する資料もたくさんあって、小学生の自由研究の場としてもとても素晴らしいミュージアムだと思いました!
▲ おしゃれなポストカードも発見
面白かったのは、自動販売機でクラフト雑貨などが購入できること。工作大好きな幼稚園児にはたまらないアイテム♪
▲ ちゃんと持ち帰り用の袋もあったのに感激
◆ 親子で楽しい学びの場でした!
容器を通じて素材の違いを学ぶことができただけでなく、環境やリサイクルなど、日常生活に大切なことを親も改めて学ぶことができ、とても満喫できました。
館内はタッチパネル式のデジタル解説を見ることができ、QRコードにピッとするとその容器にまつわる話が読めるなど、未来型のミュージアムという印象でした。
ビルにはおむつ替えのできるトイレもあり、ベビーカーでも行きやすい場所なので、小さな子どもがいても安心です。
親子で容器の文化を学べる楽しいミュージアム。ぜひ遊びに行ってみてください♪
(取材・文/アネモネ)
<容器文化ミュージアム>
■住所:東京都品川区東五反田2-18-1 大崎フォレストビルディング
■電話:03-4531-4446 平日8:30~17:00
・東洋製罐グループホールディングス株式会社CSR部にて対応いたします。
■開館時間:平日9:00〜17:00
■休館日:土日祝日
■入場料:無料