茨城県南部、豊かな田園地帯の広がる稲敷市にある「こもれび 森のイバライド」は、外遊びの楽しさを満喫できるレジャー施設。園内には、シルバニアファミリーをテーマにした「シルバニアパーク」も!それ以外にも、動物と触れあったり、じゃぶじゃぶ池やアスレチックで体を動かしたり、ワークショップに参加したりとさまざまな体験ができ、家族で一日たっぷり遊べます。
わが家の子どもたちにも「また行きたい!」と大好評だった「こもれび 森のイバライド」。アクティブ派にものんびり派にもおすすめの施設をご紹介します。
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「こもれび 森のイバライド」の最寄り駅は、JR常磐線「牛久駅」または「龍ケ崎市駅」。いずれの駅からもタクシーで30分ほど。「牛久駅」からは、土日祝日に無料送迎バスも出ています。バスの出発時刻は公式WEBサイトでチェックしてくださいね。
車でのアクセスは、圏央道の稲敷ICから約10分。
東京東部のわが家からは、高速道路を利用して片道2時間かからず到着しました。
首都圏各地から日帰りでき、休日に家族でお出かけするのにぴったりの立地です。
入園ゲートから園内に入ると一面の花畑!訪れた8月初旬には、オレンジ色のキバナコスモスの花が咲き誇っていました。
緑豊かな園内は総面積27万平方メートルもありとても広いので、小さな子どものいるファミリーはベビーカーでまわるのがおすすめ。入園ゲートのインフォメーションでは、ベビーカーのレンタルもできます(1台200円)。
季節ごとに各所で桜やチューリップ、ひまわりや薔薇などの花々が見られるとのこと。子どもたちは、自宅のまわりではあまり見られないトンボの群れやセミの抜け殻に興味津々でした。
ショップやレストランの並ぶ「町エリア」は、シルバニア村を彷彿とさせるようなのどかで親しみやすい雰囲気。
さらに奥へ進むと、気持ちよさそうな木陰にテントを張ってくつろぐ人たちの姿が。園内はワンタッチテント持ち込みOKとのこと。8月はキャンププランもあるそうです。(キャンププランは有料、予約制)
訪れた人たちは、ウッドテーブルで食事をしたり、ゲームをしたり。じゃぶじゃぶ池に足を浸したりと、思い思いにくつろいでいます。
わが家の子どもたちはハンモックに夢中でした。ゆらゆら揺られてリラックス。パパは隣のハンモックで居眠り……。放っておくとまだまだここに居そうな状態だったのですが、園内はほかにも見どころがいっぱい!
まずは娘の大好きなシルバニアファミリーをテーマにした「シルバニアパーク」へ向かいます。
「こもれび 森のイバライド」園内にある「シルバニアパーク」。入口は、シルバニアファミリーのファンにはおなじみの「赤い屋根のお家」になっています。娘も嬉々として中に入っていきました。
「シルバニアパーク」の入場料は1人600円、2歳以下は無料。当日内なら再入場ができます。パーク内にトイレはありませんので、なるべく入場前にすませておくようにしましょう。
中央の花壇を中心に、お家や幼稚園、ツリーハウスなど、シルバニア村が、子どもが等身大で遊べるスケールで再現されています。
お家の中は……家具や小物もシルバニアファミリーの世界そのまま!
冷蔵庫の中をのぞいたり、電話をかけたり、キッチンに立ってみたり。テーブルやソファーにすわることもできます。家具は大人には少し小さ目ですが、小さな子どもにはちょうどいいサイズ。シルバニアファミリーの一員になった気分で遊べます。
ショコラウサギの女の子フレアの衣装は入口で借りられます(500円)。大人用のサイズもあるそうですので、親子でフレアになりきってみるのも楽しそうですね。
場内には、楽器やミニゲーム、すべり台などもあり、子どもたちは好奇心のおもむくまま、小路をたどって場内を探検しながら楽しんでいました。
場内のポストにお手紙を投函すると、郵便配達のヤギのお父さんが、シルバニアファミリーの仲間たちに届けてくれるとのこと。お手紙は、お返事つきで掲示板に貼りだされるそうです。来場前に、お家でお手紙を書いてみてはいかがでしょうか?
「風の丘ステージ」ではシルバニア村の仲間たちとの撮影会や、バースデーパーティなどのイベントも開催。時期や天候によっては、シルバニアファミリーグッズのプレゼントなどの特典も!詳しいスケジュールは、公式WEBサイトをチェックしてみてくださいね♪
「こもれび 森のイバライド」では、ほかにもアスレチック「こもれびアドベンチャー」、ゴーカートや四輪バギーなどの乗り物、トランポリンや芝すべりなど、さまざまな遊びや体験ができます。
料金はそれぞれ異なりますが、そのほとんどが3歳以下は無料、保護者のみの料金でいっしょに楽しめます!(一部の遊具では身長・年齢による制限あり)
小学生の子どもと保護者がいっしょにチャレンジしている姿が多く見られた「こもれびアドベンチャー」。木登り気分を味わいながらアスレチックを楽しめます。
これでもか!というほど巨大な「ビッグプレイランド」。私も子どもといっしょに1周しましたが、ふわふわのすべり台や障害物を乗り越えながらひとまわりするだけでいい運動になりました。大はしゃぎの息子はすかさず2周目へ。交代で付き添った夫も息切れしていましたが、ふわふわ遊具の大好きな息子は大満足だったようです。
動物好きの娘は、乗馬を初体験!ポニーには体重30㎏以下の子どものみ乗れるとのこと。
ひとりで乗れるのか心配で、「ママがいなくて大丈夫?」と声をかけると、「ひとりで乗りたい!」と意欲的。わたしは柵の外で、スタッフに引かれた馬に乗って一周するのを見守っていましたが、親の心配もどこ吹く風、娘は背筋をぴんと伸ばして誇らしげでした。
園内にはポニー以外の馬もおり、3歳~大人も乗馬体験ができるほか、アルパカ、ヒツジ、シマリスやウサギなど、さまざまな動物に出会えます。
土日祝日には、フクロウの撮影会やアヒルたちの行進といったイベントも!動物との触れあいも大いに楽しむことができますよ♪
場内では、季節や曜日ごとにさまざまなイベントやワークショップが開催されています。
パンやクッキーを焼いたり、クラフト体験のできるワークショップは気軽に参加できてプログラムも豊富。雨の日にもおすすめです。(有料、WEB予約優先)
クラフト体験教室前では、「ウォーター&バブル2022」を開催中でした。(夏季の土日祝のみ)
すぐ近くには大きなじゃぶじゃぶ池も!わが家の子どもたちも嬉々として入っていきびしょびしょに。夏季は着替えを持っていくことをおすすめします。
ほかにも、フルーツや野菜の収穫体験、虫取り体験など、楽しいイベントが盛りだくさん!開催時間や内容は曜日や季節によって異なります。公式ウェブサイトや場内の案内を確認してみてくださいね。
園内では、バーベキューや飯ごう炊さんでのカレーライスづくりができるほか、フードコートやレストランなど選択肢も豊富。わが家はマルシェホールを利用しましたが、天井が高く風通しと居心地の良い空間でした。市販の飲食物は持ち込みNGですが、手づくりのお弁当であればOKとのこと。お天気のいい日は屋外でランチにするのも気持ちよさそうです。
シルバニアファミリーのおもちゃや、茨城の名産品などを販売するショップは品ぞろえも充実。自宅用、親戚やお友達用へのお土産選びはいかがでしょうか。
当初は「シルバニアパーク」で遊ぶのが目的で訪れた「こもれび 森のイバライド」でしたが、園内はほかにも見どころが盛りだくさん!ハンモックやじゃぶじゃぶ池など、遊びに熱中する子どもたちといっしょだと、一日あっても足りないほど。帰りの車内、子どもたちはスタンプラリーでもらったシルバニアファミリーの人形を握りしめて熟睡。たっぷり遊んで充実した一日となりました。
四季折々に移り変わる自然の中、さまざまな体験のできる「こもれび 森のイバライド」。ぜひ家族で訪れてみてはいかがでしょうか。
(取材・文/ 桐谷きこり)
名称 | こもれび 森のイバライド |
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WEB | https://www.ibaraido.co.jp/ |
営業時間 | 3月~11月:10:00~17:00 12月~2月:10:00~16:30 |
定休日 | 4月~9月:毎週火曜日(祝日除く) 10月~3月:毎週火・水曜日(祝日除く) |
住所 | 茨城県稲敷市上君山2060‐1 地図を見る |
アクセス | 【電車】 ・JR常磐線「牛久駅」東口5番6番バス乗り場から無料送迎バスで約30分 (無料送迎バスは土日祝のみ運行) ・JR常磐線「龍ケ崎市駅」からタクシーで約30分 【車】 圏央道 稲敷ICより約10分。阿見東ICより約15分。 |
料金・参加費 | 【こもれび 森のイバライド 入園料】 おとな(中学生~) 1,000円 こども(4歳~) 600円 3歳以下 無料 ワンちゃん 500円 障がい者 半額 (障がい者手帳の提示が必要) 介添え者 500円 (障がい者1名につき1名) ※遊具回数券 100円×12枚セットで1,000円 ※年間パスポートあり。詳細は公式WEBサイトをご確認ください。 【シルバニアパーク 入場料(こもれび 森のイバライド内)】 1人(3歳~) 600円(2歳以下は無料) |
お問合せ | 電話: 029-892-3911 |
駐車場情報・駐車料金 | 乗用車1日1台500円。ただし園内にて1,000円以上の食事又は買い物をした場合は、500円分のクーポンとして利用可。 |