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おでかけ

まるで動く美術館!親子で楽しめる「AkeruE(アケルエ)」江東区

2023.01.27

東京都江東区のパナソニックセンター東京内にある「AkeruE」は、親子で動画制作やモノづくりを通し、学びながらひらめきを発見できるスポットです。今回は、小学校低学年の息子と遊びに行ってきました。想像力を掻き立てられるような展示や魅力的な施設の数々をご紹介します!

2021年オープン!子ども達のクリエイティブな力を育む「AkeruE」とは?

「AkeruE」のコンセプトは「ひらめきをカタチにするミュージアム」。
施設内は小さな子連れも多く、幅広い年代の子ども達が楽しんでいました。プログラミングや動画制作の仕組みを理解できなくても、体験することで知的好奇心が高められるといいます。

「AkeruE」は2021年4月に、理数の魅力を体験できるミュージアム「RiSuPia(リスーピア)」跡地に誕生しました。

「AkeruE」までのアクセスと概要

お台場に隣接する有明にある「AkeruE」は、りんかい線「国際展示場駅」徒歩2分、ゆりかもめ「有明駅」徒歩3分ほどの場所にあり、子連れでもアクセスがしやすいスポットです。
周辺にはコンビニも多く、飲食店も点在しているエリアです。「AkeruE」内にはカフェがあるので休憩も困りません。

駅から歩くとガラス張りの建物が見えてきます。この特徴的なパナソニックセンター東京の2階にあるのが「AkeruE」です。2階は受付やカフェ、無料で楽しめるエリアがあり、3階は有料エリアとなっています。

2階、3階ともにおむつ替えシートがあるトイレも完備。程よい広さなので1時間程度で回ることができ、小さい子連れでも余裕を持って楽しめそうです。
通路は広く、館内に入る時もスロープがありベビーカーの通行もしやすそうでした。

パナソニックセンター1階にも環境やSDGsを学べる絵本や展示品が。個室のきれいな授乳室もこのエリアにあります。エスカレーターで2階に上がると、地球のようなオブジェの水槽に早速子どもは夢中に!

チケットは事前予約制なので前もってwebサイトからチケットを予約しておきましょう。受付を済ませ、まずは3階の有料エリアへ行ってみました!

子どもも大人も楽しめる展示の数々

不思議な世界に迷い込んだような空間は「ASTRO(アストロ)」といいます。扉を抜けるとさまざまな展示が広がります。

入口すぐ右手にはデジタルで描かれた色彩豊かな絵画が。じーっと見ていると色彩が変化している様子がわかります。親子でどの色彩の絵が好きか話し合うのも楽しかったです。

「AkeruE」では、メインの展示の周りにその仕組みに関連した実験装置があります。

赤・青・黄の色の3原色を絵の具で混ぜ合わせると黒く変化しますが、光を混ぜ合わせると何色になるでしょう!?親子で楽しみを共有しながら学べるのも「AkeruE」の特徴です。

りんごが浮遊しながら移動していくこちらの展示は、実際に自分の手で浮遊させることができるので子ども達に大人気です。
「なぜ飛びながら移動できるのだろう?」自発的に生まれた疑問が子どもの知りたいという意欲を掻き立てます。

大人に人気の展示が、強い磁力の粒子を水や油で溶かした液体で作られた動くオブジェ。
トゲトゲな形になったかと思えば、滑らかな球体のように変化したり…いつまでも見ていたくなる作品でした。子どもと重力や磁力などの見えない力について学ぶ場になりました!

自分の作品がYouTubeに!? 子どもと一緒に本格的な動画制作を体験

息子が1番楽しんでいた場所が「PHOTON(フォトン)」。
目の前の小さなスタジオで自分の考えた作品を動画にして発信できる場所です。

このエリアは時間ごとに人数が限られているので、混雑している時は前もって時間予約をしておくと安心です。ブース内のスタッフに対応してもらえますよ。
テーマを選び、動物、食べ物、ボールや積み木など好きなものをチョイスして動画を組み立てていきます。自分で使いたいオモチャやアイテムを持ってきてもOK!

やり方はスタッフが丁寧に教えてくれるので初めてでもオリジナルの作品が出来上がります。

ブース内には体験した人たちのアドバイスも。自分が工夫した点を共有する作業も大切な学びです。

完成した動画は大きなビジョンに映し出され、試写会のような雰囲気に子どもも大満足でした。希望すれば、「AkeruE」の公式YouTubeに掲載してもらえます。

ひらめきを形にして誰かに伝える体験をしよう

未来空間のようなエリア「COSMOS(コスモス)」は、工作を楽しめます。季節ごとに決められた問いがあり、私たちが遊びに行った時は「新しい惑星に住みやすい街を作ってみよう」でした。

問いはあるものの、決まった答えはありません。子ども達が自分たちで考えた豊かな発想で答えは作られていきます。

「COSMOS」にはユニークな材料がたくさん!指定されたブース内で自由に作品を作ります。

ハサミやカッターなども使用できる場なので、危なくないように子どもに付き添ってあげましょう。

完成したら、撮影してブース内に大きく展示することができます。真ん中の回転するワールドに乗せて展示することもできるので、他の作品と見比べたり街に溶け込んだ自分の作品と写真を撮ったり楽しみ方もさまざまです。

季節ごとにテーマや材料が変わるので何度来ても楽しめますよ。

併設のカフェで不思議に出会おう

たくさん遊んだあとは、2階のカフェで休憩。こちらではオーガニックにこだわった飲み物のほか、子どもが楽しめるメニューがあります!

パウダーペイントポテト(500円)は、ポテトに自分で調合したカラフルなパウダーを付けて食べれるんです。絵の具のパレットのようなお皿で楽しみながら食育ができますね。

このほか、色や味を化学実験のように変化させながら楽しめるバタフライビーレモネード(500円)も人気のようでした。

自分の「好き」を発信できる次世代教育の場「AkeruE」

たくさん遊んだあとは、2階のカフェで休憩。こちらではオーガニックにこだわった飲み物のほか、子どもが楽しめるメニューがあります!

パウダーペイントポテト(500円)は、ポテトに自分で調合したカラフルなパウダーを付けて食べれるんです。絵の具のパレットのようなお皿で楽しみながら食育ができますね。

このほか、色や味を化学実験のように変化させながら楽しめるバタフライビーレモネード(500円)も人気のようでした。

さまざまな場所でモノづくりやワークショップ等のイベントは開催されていますが、子ども達が作ったオンリーワンの作品を伝える一連の流れまで体験できることが「AkeruE」の魅力です。

小さい時から楽しみながら最先端の技術に触れることができる、まさに次世代教育の場になっています。
また、スタッフの方達が子どもに丁寧に教えてくれる様子や完成した作品を一緒に喜んでいる様子も印象的でした。

我が家の子どももとても楽しかったようで、年間パスポートを購入しました。シーズン毎にワークショップのテーマが変わるので、また新たな発見が見つかりそうです。

「楽しい!」「なんでだろう?」「自分が作ったものを褒めてもらえた!」
こういった経験は大きな財産になります。「AkeruE」はそんな体験に出会える場所でした!(取材・文/岡田みわ)

基本情報

名称AkeruE(アケルエ)
WEBhttps://holdings.panasonic/jp/corporate/center-tokyo/akerue.html
住所東京都江東区有明町3-5-1 地図を見る
アクセスりんかい線「国際展示場駅」徒歩2分 ゆりかもめ「有明駅」徒歩3分
料金・参加費未就学児 無料  大人・子ども(小学生以上) 700円  年間パスポート 2000円
お問合せ

電話:03-3599-2600

関連情報

開館時間:10:00~18:00(最終入場17:00)
休館日:月曜日・年末年始

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