2023年3月28日（火）春休み中で多くのご家族連れでにぎわうキッザニア東京に新たなパビリオンが登場しました。
バンダイがオフィシャルスポンサーとなる『おもちゃ工場』です。
このおもちゃ工場では、おもちゃづくりの楽しさを知るだけではなく、リサイクルについて体験し、学ぶことができます。

バンダイがこの日に発表したサスティナビリティプロジェクト「未来・クリエイション」で掲げる目標のひとつ「未来を担う子どもたちに向けた教育・体験価値の提供」に準じた取り組みで、環境に配慮した商品を「つくる」体験により、サステナビリティへの興味・関心を持つきっかけになることを目指しているとのことです。

オープニングセレモニーには岡崎紗絵さんも登場

「おもちゃ工場」パビリオンオープニングセレモニーでは俳優の岡崎紗絵さんも登場し、バンダイの環境配慮に関する取り組み「ガシャポン」編について説明して下さいました。

環境配慮に関する取り組み ガシャポン編

・ガシャポンカプセル リサイクル

使わなくなったカプセルを回収して、再利用する取り組みでは、リサイクルされた材料と通常の材料を使って新しいカプセルやカプセルトイへ生まれかわります。

・「カプセルレス」商品（カプセルがおもちゃの一部になった商品）への取り組み

例えばパックマンの顔の部分がそのままカプセルになっていることで、おもちゃの一部となります。それにより捨てられることがなくなり、プラスティック削減につながります。

岡崎さんからは、「ガシャポン」で遊ぶときもこの2つのポイントを思い出してくれると嬉しいと、一緒に登壇したキッザニアこども議会議員の2人に伝えると、キッズからは「はい！」と元気な返事がありました。

そして、回収した空のカプセルがキッズたちに贈呈されました。

回収されたカプセルトイのカプセルが岡崎さんからキッザニアこども議会議員のお２人に渡された

「おもちゃ工場」パビリオンのおしごと体験

先ほどの2つの取り組みを、新しくできた「おもちゃ工場」では実際に体験することができるとのことで、おしごと体験の様子を見せていただくことに。

この「おもちゃ工場」では子ども達がスタッフとして、空のカプセルをリサイクルした『リサイクルペレット』を材料の一部に使い、機械による成形や、塗装の工程を経て、キッザニア限定カラーのパックマンを作ります。

おしゃれなおもちゃ工場を発見

子ども達は、おしごと体験の最初に、使用済となった『カプセルトイ』を回収、再利用し、環境に配慮した商品が作られていることを学びます。

実際にカプセルをリサイクル。『リサイクルペレット』が出来上がり、それを材料にして、新しいカプセルトイを作ります。

『リサイクルレペレット』を確認

塗装作業。きれいにぬれるかな？

工程を経ながら、新しいおもちゃが出来上がっていく様子は大人もワクワクします。先ほどのセレモニーで案内があった、カプセルレスのパックパンが出来上がりました。

カプセルが出来上がってきました。そろそろ最後の仕上げかな？

最後はパックマンにシールを貼って、完成です。自分だけのパックマンができあがります。

参加したキッズの感想は？

実際におしごと体験を終了したキッズに感想を聞いてみました。

おしごとをしてみてもっとリサイクル頑張ろうと思いましたか？

はい、回収BOXからこんな風になるなんて知らなかった。今回シールを貼る作業が一番面白かったです。シールをアイスクリームを食べているようにしました。日頃ガシャポンで遊んでいるので、遊んでいたガシャポン（のカプセル）がこんな風になるのがおもしろかったです  （4月から小5のキッズ・左）

とのこと。ちなみに、将来の夢は今のところかき氷やさんとのことでした。

おしごとの工程は何が楽しかったですか？

できあがってくるおもちゃを点検する作業がおもしろかったです。自分がガシャポンであそんでいて、（リサイクルされて）それからこんな商品ができあがるがるのがすごい。しかもかわいい。
（4月から小４のキッズ ・右）

ふたりとも、完成した自分だけのパックマンに嬉しそうです。

おしごと体験を通じながら、リサイクルの仕組みを学べちゃう新しいパビリオン『おもちゃ工場』。キッザニア東京に行かれた際は、ぜひ体験してみてくださいね。