卒園の思い出に「横浜・八景島シーパラダイス」に遊びに行ってきました。1日いても足りないくらい広くて、ずっと思い出に残る楽しい場所だったので紹介します。
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横浜・八景島シーパラダイスは、“シーパラ”の愛称で親しまれているアミューズメントパークです。海を挟んで南には横須賀市、横浜市金沢区にある島で、シーサイドラインの八景島駅から橋を渡ると到着します。シーサイドラインへは京急の金沢八景駅もしくはJR新杉田駅で乗り換えられ、特急などを利用すればあっという間に着きますよ。シーサイドラインは無人運転で景色がとても良く、子鉄でなくても大興奮でしょう。
我が家は京急で行ったのですが、駅の券売機でお得な切符を購入しました。乗車する京急の駅から金沢八景駅までの往復チケットとシーサイドラインの1日乗り放題チケット、さらに島内の指定ショップで使える500円券、“アクアリゾーツパス”という4つの水族館のフリーパス交換券がついたものです。現地のチケット売り場でアクアリゾーツパスに交換の必要があるのでお忘れなく。他にもアトラクションと水族館、両方楽しめる“ワンデーパス”お得なチケットが複数種類があったので、まずは目的を決めるのが良さそうです。
八景島は入島無料です。島内には日本最大級の水族館とアトラクションのエリアがあり、それぞれに入園料がかかります。お散歩だけでもOK。入島してレストランやショッピングを楽しむのも可能ですし、1つだけアトラクションを楽しみたい!というのも叶います。なんと島内にはマリーナやホテルもあり、たっぷり遊びつくしたい方はチェックしてみてください。水族館内で結婚式もできるそうなので、その規模をイメージできるのではないでしょうか。
他にも、小さな子には有料の全天候型のキッズパーク「あそべんちゃあ」があります。アスレチックやトランポリンなどがある屋内施設で、0才から9才までの子どもとその家族が利用でき、7ヵ月未満のお子さまは幼児ゾーンがあるのもうれしいですね。ここだけでもじっくり紹介したいくらいの規模なのですが、我が家は今回は水族館をメインに遊びに行ったのでまたの機会に。
シーパラの水族館「アクアリゾーツ」は、4つのエリアに分かれています。建物の場所が離れているので、体験イベントを予約している場合はご注意ください。メインはチケット売り場に隣接した「アクアミュージアム」で、たくさんのいきものやイルカショーが見れるのもこちらです。
アクアミュージアムの近くにある幻想的なイルカの水族館「ドルフィン ファンタジー」にはドーム型の水槽があって、イルカの泳ぐ姿を楽しめます。この日は雨上がりに日がキラキラと差し込んできて、イルカが優雅に泳ぐ姿は美しくてうっとりしました。SNS映えするスポットでもあり、タイミングよくイルカが横切った写真を撮れた人もいました。来場者が思い思いに過ごせる素敵な場所です。
少し歩くと海沿いに、“海育”をコンセプトにした「うみファーム」があります。ここでは魚釣り(有料)ができ、釣った魚を島内のレストランで調理してもらえることもできます。残念ながら時間がなく、我が家はガチャガチャで魚のえさが売っていたので、100円で購入してエサやりを楽しみました。
最後は「ふれあいラグーン」で、チケット売り場からは一番離れており、ふれあいイベントの会場になっています。有料プログラムは事前予約制ですが、空きがあれば参加も可能です。
入場だけなら“アクアリゾーツパス”もしくは“ワンデーパス”で見学可能。例えばイルカのプールではかなり近くで遊ぶ様子を眺められるのですが、ボールで遊んでいたイルカが子どもと遊びたかったのか、ボールを外に出していました!子どもが拾って返してやるなど、思いがけないふれあい体験ですね。他にもペンギンやオタリアなどの遊ぶ姿も近くで見ることができるので、ぜひ訪れてみて下さい。
アクアミュージアムは5階建てで、4フロアを見学できます。まずは「海の動物たちのショー」の時間をチェックして回るルートを計画するのがおすすめです。
1階にはホッキョクグマやハイイロアザラシなど海で進化した動物や氷の海に住む動物たちに出会えます。他にもクリオネやチンアナゴなどおなじみの魚に出会えるのもこちらです。
シーパラの水族館といえば大きな水槽を思い浮かべますが、優雅に泳ぐサメやエイの姿はずっと見ていても飽きません。アクアチューブで色々な角度から楽しめるのも良いですね。
また息子が行きたかったのが「身近な海の生きもの研究所」です。テレビでおなじみの方もいるのではないでしょうか。こちらは東京大学三崎臨海実験所の協力で、本物の研究室のように顕微鏡で見える微生物をモニターで見ることができます。なかなか研究室をのぞくことはないので興味深かったです。
3階にある「深海リウム」にはオオグソクムシやタカアシガニがいました。同じ種類がたくさんいるのと他の魚や生きものと一緒に生活する姿が見られて、海の底を覗けたような気がします。また、クラゲの種類がとても多くて驚きました。とても幻想的でした。
水族館ですがかわいい動物にも会えます。コツメカワウソやレッサーパンダには有料で握手やエサやりができるそうです。カピバラやマーラのいる「森のこみち」はすぐそばを普通に歩いているのでこんなに近くに!と大興奮でした。
「海の動物たちのショー」を楽しめるアクアスタジアムはこちら。特にシロイルカのショーはとても上品でうっとりする時間でした。
世界の淡水魚や「プレーリーガーデン」ではオグロプレーリードッグを近くで見ることができます。15分のアクアシアター(有料)もこちら。島内は広いので座って楽しめるのもうれしいですね。
アクアリゾーツにはいきものとふれあえるたくさんのイベントがあります。春休みだったので、当日はすべて完売でした。我が家は2週間くらい前に予約したのですが、その時も人気のイベントは売り切れていたので計画はお早めに!
我が家は「イルカのごはん」を予約し、ふれあいラグーンへ向かいました。バンドウイルカ3頭に順番にエサをやるのですが、思ったより参加者がいて少し並びました。バケツに入った魚を受け取り、トングでイルカの口元に運びます。イルカたちはニコニコしているように見えました。
子どもたちもイルカが大きく開けた口に魚をあげる体験はとても楽しかったようです。本当は「イルカとあくしゅ&ごはん」に参加したかったので、次回は早めに予約しようと思いました。大人と一緒なら小さな子どもも問題なく参加できそうです。
イベントはオプションで有料なのですが、参加すると満足度も高く思い出に残るので、やってよかったなと思いました。「コツメカワウソとあくしゅ」もやってみたい!
いかがでしたか?我が家は10時に到着するように行ったのですが、11時にショーを見て、食事をしたあと13時50分にイルカのふれあいがあり、17時近くまでたっぷり遊びました。時間があったらアトラクションも、と思っていたのですが、お買い物や休憩時間もたっぷりとったので、時間が足りないくらいでした。
授乳室やおむつ替え施設、ベビー用品など子連れで過ごすサービスはひと通り取り揃えられており安心です。海を望みながら自然遊びもできるので「近かったら毎日来たいよね」とママ友と盛り上がりました。それから、シーパラのいきものたちは仲が良くとても美しいのが印象的でした。ニコニコ笑顔になるアミューズメントパーク、ぜひ遊びに行ってみてください♪
(取材・文/アネモネ)
名称 | 横浜・八景島シーパラダイス |
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WEB | http://www.seaparadise.co.jp/ |
営業時間 | 季節や曜日、施設により違うので公式HPを確認のこと |
住所 | 横浜市金沢区八景島 横浜・八景島シーパラダイ 地図を見る |
アクセス | 電車:「シーサイドライン」八景島駅 「シーサイドライン」への接続駅は、京浜急行線「金沢八景駅」とJR根岸線「新杉田駅」 バス: 横浜駅(YCAT)や みなとみらい地区からシーパラへ直通のリムジンバスが全日2便運行 車 : 幸浦出口からは約1.5km、並木出口からは約2km |
料金・参加費 | アクアリゾーツパス・4つの水族館(アクアミュージアム・ドルフィン ファンタジー・ふれあいラグーン・うみファーム)を観覧できるチケット) 大人・高校生 : 3,300円 シニア(65歳以上) : 2,800円 小・中学生 : 2,000円 幼児(4歳以上) : 1,000円 ※その他、アトラクションとのセット券など複数あり |
お問合せ | 電話 : 045-788-8888 |
駐車場情報・駐車料金 | 八景島島内には一般車両の乗り入れ不可。八景島周辺駐車場を利用のこと |