冬（2022年12月）にご紹介した『ノルンみなかみスキー場』が、春になり雪が溶けると『ノルンみなかみフラワーガーデン』へと様変わりします（2023年の営業期間は4月20日～10月29日。営業期間の日にちは、年により異なります）。

▶『ノルンみなかみスキー場』

スキー場のゲレンデが関東最大級のすいせん畑となる『ノルンみなかみフラワーガーデン』では、2023年4月20日から5月21日まで「すいせんまつり」が開催されます（開催日は年により異なります）。黄色や白に色づいた約90種類・約100万株ものすいせんが一面に咲き誇り、壮麗な景色が広がります。早咲き・中咲き・遅咲きと段階的に開花していくため、すいせんまつり中はいつでも花を楽しむことができますよ。すいせんのほかにも、チューリップやムスカリなどを鑑賞でき、気分まで明るくなります。

リフトを利用すると、空中から花畑を見下ろせるのが爽快。スキーの時とは違う、花々の景色を楽しめて、我が家の子どもたちは大はしゃぎでした。敷地内にハンモックや多彩な遊具もあり、花を見終わったあとも子どもたちが楽しく遊べます。たくさん動いたあとのおやつには、名物「すいせんソフトクリーム」をぜひ味わってください。

宝石探しや光る泥団子づくりなどイベントも盛りだくさん

『ノルンみなかみフラワーガーデン』の営業期間中（2023年は4月20日～10月29日。日にちは年により異なります）は、化石発掘やジオシード割り体験、昆虫展などのイベントも開催されています。我が家の子どもたちは、光る泥団子づくり、宝石探し、迷路を体験しました。光る泥団子は、用意された塗料の中から好きな色を白い泥団子に塗り重ね、ピカピカになるまでじっくり磨いていきます。根気と集中力が必要ですが、できあがったカラフルな泥団子を見て子どもたちは達成感に満たされ大喜びでした。

光る泥団子づくりは期間限定で開催される（2023年は4月29日～5月7日）

光る泥団子（提供／ノルンみなかみフラワーガーデン）

宝石探しは、トロールのオアシス（水中）の砂を掘って色とりどりの天然石を探すイベントです。砂の中に鍵も埋まっており、見つけられると“伝説の宝石”をゲットできます。「子どもにたくさん宝石をあげたい」「鍵を発見したい」という思いから、自然と親も夢中に。

残念ながら我が家は鍵を見つけることはできませんでしたが、獲得した数々の宝石は子どもたちの宝物となりました。宝石探し終了後は、約30種類ある宝石の名前などが記された紙を見ながら、自分たちが探し当てたのはどの宝石だったのかを子どもたちと確認。終わったあとも余韻に浸りながら楽しめて、子どもたちも「また宝石探しをしたい！」と大満足でした。

宝石探し（提供／ノルンみなかみフラワーガーデン）

迷路は、室内の広いスペースに大きな段ボールで組み立てたものです。迷いながら迷路を進んでいく子どもたちの声が弾んでいて、とても楽しそう。段ボールの随所に小窓のような穴が開いていて、外から親が覗くとさらにテンションが上がります。自分で歩いて進む迷路は普段できる機会がなかなかないため、我が家の子どもたちにとって貴重な体験となりました。
また、すいせんまつり期間の土日・祝日には、屋上テラスキッチンでオリジナルピザが販売されます。お昼時には、オープンエアの開放的な空間でひと休みしつつ、風味豊かなピザを味わってはいかがでしょう。

照り焼きチキンピザ（提供／ノルンみなかみフラワーガーデン）

3種のチーズピザ（提供／ノルンみなかみフラワーガーデン）

『ノルンみなかみフラワーガーデン』の営業は4月下旬から10月下旬までとなり、12月中旬から3月下旬は『ノルンみなかみスキー場』がオープンします。季節を問わず楽しい『ノルン』で1年を通し、親子でさまざまな遊びを満喫してください。

▶冬はノルンみなかみスキー場へ。記事はこちら！

ノルン水上スキー場　群馬県みなかみ町

（取材・文／小川郁恵Tamura）