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「こどもリビング」子どもがのびのび遊び 大人はゆっくりくつろげる親子カフェ 多摩市

2024.04.15

親子で楽しめるカフェと学童保育やフリースクールを融合したこども子育てシェアハウスが、多摩市にある「こどもリビング」です。

目の前に自然溢れる光景が広がるなか、室内にも庭にも子ども達が自由に遊べるエリアがたくさん!また、保育園で提供されるメニューを取り入れた日替わりランチや保育園の管理栄養士による手作りの離乳食は大人気です。
取材で伺った時も、たくさんの親子連れで賑わっていました。全国各地に親子カフェや子育て施設はありますが、足を運んでみてこんな親子に優しいカフェがあるのか!とびっくりしました。子ども達がのびのび楽しめれば、ママ・パパも安心してゆっくりできるんですよね。今回はそんな場所を提供する「こどもリビング」について紹介します。

新しい子ども達の居場所を提供する「こどもリビング」

2015年にオープンした「こどもリビング」は親子で楽しめるカフェ・中学生までの子どもが地域関係なく利用できる学童・フリースクールを運営しています。
京王線聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩5分ほどの場所にあるので遠方からのアクセスも良好。車でお越しの場合、駐車台数が限られているため事前の予約は必須です。自転車やベビーカー置き場は入り口すぐの場所にあります。
カフェの利用は予約なしでも可能ですが、日によって予約でいっぱいになってしまうことも。離乳食を利用する場合は事前予約が必須なので、来店の際には席の予約をしておくのがおすすめ!


手作り看板が可愛い室内に入ると、カメの「福」がお出迎え!このカメは、学童を利用している子ども達が年2回開催しているマルシェの売上をもとにみんなで何に使おうか考えて購入したんだとか。

カフェは座敷スタイルなので靴を脱いで入ります。小さい子どもにはバウンサーや簡易マットの貸し出しがあり、床も柔らかみがあるので安心して利用できるなと感じました。

大きな窓から光が差し込む開放的な店内と秘密基地のような学童エリア

明るく開放的な店内

庭を見渡せる大きな窓がとても気持ちがいい店内は温かみのある雰囲気。
下のカフェを取り囲むようにある中2階は学童やフリースクールを利用する子ども達のエリアです。まるで秘密基地のような場所で、私も小さい時にこんな場所が欲しかった…!と思わず感じてしまいました。

カフェを見下ろせる秘密基地のようなスペースにワクワク

トイレにはおむつ替えシートが設置されているので、手洗い場の横に敷いて利用するか、床に敷いて利用もできます。
食事の持ち込み等も可能で、子ども用のミルクのお湯もスタッフの方に声をかけてればもらうことができます。

食事前は手洗いを忘れずに♩保育園や幼稚園のような高さの低い手洗い場があります。
もちろん、子ども達が遊べるおもちゃもたくさん!壁に設置された本棚にはさまざまなジャンルの本が並んでいます。座敷スタイルの4人掛けテーブルが5卓あり、スペースにも余裕があり時間制限もないのでゆったりと過ごせますよ。

美味しくて栄養バランスも抜群のランチは大人用も子ども用もおすすめ

そしてなんと言っても「こどもリビング」はランチメニューがおすすめ!保育園の給食のエッセンスを取り入れた日替わりメニューや牛すじカレーは管理栄養士による手作り。大人と同じ内容のこども盛りも美味しそう!栄養バランスもバッチリです。取材時には日替わりメニューが人気のようでした。

また、月齢に応じた離乳食や子ども用のメニューにも対応しています。予約時に離乳食の進み具合やアレルギーの有無を伝えれば、その子にあった食事を提供してくれます。
月齢によってではなく、一人ひとりの食事の進み具合にカスタマイズしてくれるのはママ・パパにとって嬉しいサービスですよね。ちなみにテイクアウトのご予約も可能です。
これから保育園に通おうと思っている方も、こんなメニューが食べられるんだと参考になりますよね。

手作りおやつも魅力的♩外遊びを見守りながらママは室内でカフェタイムはいかが?

また、カフェメニューやドリンクも充実しています。サクホロ食感に香ばしい味噌の風味がとても美味しい「こどもリビング」オリジナルのみそサブレは学童の子ども達が作った味噌を使用しています。
どれもリーズナブルな価格で、手作りなのでもちろん無添加。子どものおやつとしても良いですね。

室内はもちろん、外の庭で遊ぶことも可能です。トラックのある庭を走り回ったり、遊具や三輪車で遊んだり思い思いに動き回れます。大きな窓から庭を見渡せるので、子どもの様子を見ながらママ・パパは室内にいることも可能ですし、これからの暖かい季節はウッドデッキのテラス席でカフェ時間も気持ちよさそうでした。

右手に見えるシンボルツリーの「つどいの木」は、学童に通う子ども達が木登りをして楽しむそう!大人が子どもたちのサポーターとして見守り、焚き火をしたり生き物の居場所を作ったり、子ども達自身がやりたいことを自由に楽しめる活動や環境づくりを実践しています。

年齢を越えた子ども達の交流は「こどもリビング」ならでは

14時を過ぎると、学童を利用する子ども達がやってきます。幅広い年齢の親子を受け入れる「こどもリビング」では、カフェを利用する小さい子ども達が学童に通う少し大きなお兄ちゃんお姉ちゃんと交流することも。

異年齢で遊べるのは貴重な機会

違う年代の子ども達と遊ぶ機会は少ないですよね。こういった経験は子ども達にとって良い刺激になるなと感じます。

不定期ではありますが、週末にはマルシェやワークショップが開催されます。
木工やイベント、季節ごとのイベントを楽しめる内容が揃っていますよ。

春休みや夏休みなどは学童の利用が多くなる為、カフェは一時的にお休みとなります。利用の際はHPや公式Instagramで営業日をチェックしてみてくださいね。ワークショップの開催情報もこちらでチェックできます。

「こどもリビング」は親子で楽しめるカフェとしてはもちろん、子ども達を誰1人として取り残さず、それぞれの良さを伸ばしていくような取り組みが素晴らしい場所でした。子どもの居場所は親の居場所でもあると思います。ゆっくりくつろぎながら、子ども達はのびのびと遊べる「こどもリビング」へ是非足を運んでみてくださいね。(取材・文/岡田みわ)

基本情報

名称こどもリビング
WEBhttps://www.with-child-living.com/
営業時間平日9:00~15:00 土曜日9:00~17:00
定休日日祝日(夏休みなどの長期休暇は学童保育のためカフェはお休み)
住所東京都多摩市一ノ宮2-45-3 地図を見る
アクセス【電車】
京王線 聖蹟桜ヶ丘下車徒歩5分
【車】
中央道 国立府中I.Cから10分
お問合せ

電話: 042-400-6461

駐車場情報・駐車料金2台 要予約(1グループにつき1台まで)
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