◆親子で歌って楽しんで!
♪はじまるよ はじまるよ はじまるよったら はじまるよ……。
このリズミカルなメロディを耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか? 読み聞かせや手遊びの時間などを始めるときに、ちょっと子どもたちの注意を引くためによく使われますね。この歌が始まると、子どもたちの目はキラキラ!
「何かがはじまるぞ」「ワクワクする!」「これから楽しい時間だ!」そんなオーラでその場は満たされて行きます。
そんな「はじまるよ」の絵本ができました!
忍者、ねこさん、たこさんなど、子どもたちの大好きなキャラクターがたくさん登場します。
お話を読んで、歌って、親子で一緒に「たいそう」をして、幾通りにも楽しみが広がることが魅力の作品です。
絵本『はじまるよ はじまるよ』は「ももんちゃんシリーズ」をはじめ、赤ちゃん絵本で数々の名作シリーズを生み出しているとよたかずひこ氏が「わらべうた」や「手遊び」をテーマに描いた「たいそう絵本シリーズ」の3作目です。
「たいそう絵本シリーズ」
あがりめさがりめ
きんぎょさんとめだかさん
講演会やおはなし会で全国を飛び回る、著者のとよたかずひこ氏自身は、子どもたちの前で歌ったり踊ったりすることは気恥ずかしさから苦手意識があるそう。なんだか意外ですね。
そんな著者が「手遊び・たいそう」の力を感じた場面とは何だったのでしょうか。
◆とよた かずひこ氏コメント
親の意向で私の講演会に連れてこられている、めんこいお子たち。
1時間半も耐えられるわけありません。
途中で主催者の方にお願いして手遊びをしてもらいます。
これがウケるんだな(苦笑)。
お子たち、喜々として手遊びたいそうに興じます。
とよたのジイ様、
再登場のタイミングに窮しています。
子どもたちとふれあう中で、
「手遊び・たいそう」の威力を感じていた著者。
このシリーズには「親子いっしょにお話も手遊びもくり返し楽しんでほしい」という、思いが込められています。
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■著者プロフィール
とよたかずひこ
宮城県生まれ。
早稲田大学第一文学部卒業。
作品に「うららちゃんののりものえほん」シリーズ・「はなしかけえほん」シリーズ(アリス館)、
「ぽかぽかおふろ」シリーズ(ひさかたチャイルド)、
「ももんちゃんあそぼう」シリーズ・「おいしいともだち」シリーズ(童心社)など多数。
<刊行概要>
『はじまるよ はじまるよ』
■発売 :2020年2月21日(金)
■定価 :850円+税
■発行 :株式会社 世界文化社
※一部書店により発売日が異なります。