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カルチャー

未就園児がいるファミリーにこそおすすめ!読売KODOMO新聞

2021.03.16

ココフル読者のみなさんは、子ども向けの新聞があるのをご存知ですか?地域によりますが、幼稚園の年長さんくらいから購読しはじめる家庭が増える気がします。今回は、4歳後半の息子に「読売KODOMO新聞」の購読を始めた実体験、読売KODOMO新聞はどんなものか、なぜ幼少期から新聞を読むのがおすすめかお話します。

4歳児に新聞を購読しようと思った理由

先輩ママの話によると、小学生になると塾から新聞を購読するように勧められるそうです。そのため中学受験をする家庭では、高い確率で新聞を購読しており、実際に入試問題にも出題されています。
なぜようやく字が読めるようになったくらいの子どもに新聞を購読しようと思ったかというと、受験を見据えた環境作りというのもありますが、子どもに必要な情報が満載だからです。子ども向けの新聞は読者が小学生以下の子どもがメインなので、新商品の情報や本、または塾や最新の習い事の情報や広告も多く、それが親にとって知りたい情報だったからです。

次に、子どもに尋ねられてもよくわからないことが増えてきて、正確な情報を伝えたいと思っていました。ネットで簡単に調べていましたが、新聞であれば時事問題はタイムリーに関連した情報が詳しくわかるし、自分が必要な情報以外にも目が向くと思ったからです。

最後にまだ4歳児なのでほぼ読み聞かせになりますが、色々なニュースや社会情勢などの情報を読み聞かせをすることで、世界や社会の出来事に興味がわき、ボキャブラリが増えることを期待しました。

「読売KODOMO新聞」を選んだ理由

子ども向けの新聞はいわゆる大人が読む一般的な新聞とは別に販売されています。「読売KODOMO新聞」、「朝日小学生新聞」、「毎日小学生新聞」のように、主に小学生向けの新聞があり、各紙で特徴が違います。我が家は先輩ママから譲ってもらったり、無料の試し読みに申し込み、3紙の読み比べをしました。その結果「読売KODOMO新聞」を3つの理由から定期購読しています。

1 週に1回の配達である(毎日届かない)
2 購読料が月550円と安価であること
3 幼稚園児でも受け入れやすい内容が多かったこと

受験生のいる先輩ママの家庭では、雨除けのビニールが開けられないまま溜まっていると聞き、習い事の多い我が家も毎日はちょっと厳しいかなと思っていました。試し読みをしたところ、懸念した通り毎日だと義務のようになってしまいました。週に1回だとじっくり読めて効果も高いと感じています。

また購読料も月額550円(税込)と始めやすい値段は、幼稚園児であるわが家にとって新聞を継続ができるか様子を見る期間であったため助かります。

それから難しめの内容もありますが、幼稚園児や小学校低学年にも興味の持てる記事が多く、漢字にはふりがなもあり内容もわかりやすく書かれているので、親子で楽しく読めました。それでは実際、どのくらいの年齢層の子どもが読んでいるのでしょうか。

やはり自分で読むことができる小3から小4くらいから増えるようですし、未就学児から購読している子どももいますね。それでは、他のご家庭が購読している理由は何でしょうか?

受験のために購読している家庭が多いのかなと思っていましたが、受験に特化せず、人間力を養う目的で新聞を読んでいる家庭が多いことがわかりました。

購読者の感想にも「娘が自分でノーベル賞受賞者の名前を言えたときに、『やった!』という気持ちになりました」(小1女子の母)とか、「読売KODOMO新聞のイベントに親子で参加し、夏休みの自由研究にまとめたところ、市の自然科学作品展で入選しました」(小5女子の母)など、社会や学習に興味を持つきっかけになったことを喜ぶ声も多かったです。

データ元:
https://info.yomiuri.co.jp/media/kodomo/index.html
https://434381.yomiuri.co.jp/kodomo/

「読売KODOMO新聞」を解説!

それでは読売KODOMO新聞とは、どんな新聞でしょうか?
対象 : 小学生
創刊 : 2011年3月
発行部数 : 約21万部(2020年12月現在)
配達日: 週に一回、毎週木曜日
購読料: 月額550円(税込)
ページ数 : オールカラー紙面20ページ
内容 :1週間のニュースから、政治、経済、社会、国際ニュース、スポーツなどすべての分野

創刊が2011年と比較的歴史が浅いのに驚きましたが、購読者数は子ども向けの新聞で1番だそうです。学年誌や図鑑の編集に定評のある小学館や、大手学習塾・四谷大塚の協力もあり、多くの読者から「楽しく読めて、学習にも役立つ」という評価を得ています。

確かにオールカラーで見やすく、図表などデータが多いので、子どもに難しい質問をされてもその場で解決できるので助かっています。

子どもに人気の名探偵コナンやポケモンも登場し、特に「おしえて!コナン時事ワード」は、4つの時事ワードがわかりやすく紹介されていて、切り取って保管できるようになっています。ノートに貼ってコメントを書いたりオリジナルのテキストにもなり、これこそ家庭学習に新聞を取り入れる醍醐味だと思いました。

 定期購読した感想と幼少期の取り入れ方

わが家はまだ購読を始めてまだ数か月ですが、木曜日になると「KODOMO新聞の日だね」と届くのを楽しみにしている様子です。当たり前ですが毎回話題や特集が違うので、飽きることは今のところなさそうです。また新聞をポストから運ぶのを毎日のお仕事にしている家庭もあるかもしれません。こちらも決まった曜日なので、ポストに1人で行けるようになったら、お手伝いに加えたいと思っています。

わが家では新聞が届くとまず、おおまかなトピックスを伝えます。興味を持ちそうな特集を伝えると早く読みたいと言うことが多いです。空飛ぶ車の特集では夢中になって真剣に聞いていました。昆虫の特集やコロナ、最近ではアメリカの大統領選の話題など大人にもわかりやすく勉強になることばかり。

新聞を一緒に読む時間は、寝る前や電車の中が多いです。新聞を読む行為に憧れがあるようで、リビングでパパの真似をしてひとりでも読んでいます。これはサイズがタブロイド判で子どもがひとりでも広げて読みやすいサイズだからかもしれません。

また1日で読み切るのではなく、数日に分けて読み進めます。毎日届くと慣れるまでは義務のようになってしまいますが、週に1回なので、出てくるレシピを一緒に作ったり、話題の商品を買ってきて一緒に食べるなど活字で読んだあとにリアルな体験につなげられる時間の余裕もあります。

それから目的通り商品紹介や広告から、新しい子ども向けの商品や本、知らなかった子ども向けの資格試験の情報を得ることが叶い、自分から情報を探しに行く時間が減りました。情報源も確かですし、これは本当にありがたい時短効果です。

ベビーの頃から購読すればよかった!

個人的に「読売KODOMO新聞」をおすすめしたいのはベビーのママパパです。ベビーの子育てをしていると社会との距離を感じ、孤独を感じていたように記憶しています。しかし新聞があれば、社会とのつながりを持てるし少し先の子育て事情もみえてきます。

小さな子どもがいたら新聞なんて読む時間はないと思うかもしれませんが、ベビーに新聞の読み聞かせをしている方がいて、自分の時間と子どもとの時間を新聞で共有しているすごいアイディアだと思いました。本紙だと字も細かく内容も大人向けなので、産後には寝不足も手伝って頭に入りにくいことも。しかし子ども向けの新聞であれば楽しく読める工夫もされているので、読んでいてワクワクしますよ。

また小さなころから新聞に触れる時間を作ることで、教科書や参考書を読むときにも頭に入りやすくなるという話を聞いたことがあります。これは少し先の話になるので、即効性はありませんが、未来への投資だと思っています。

小学生になったらおすすめしたいのが、読売KODOMO新聞と読売新聞朝刊は、同じテーマの記事を掲載する日があります。 読売新聞の人気コーナー「New門(ニューもん)」(ニュースの門)と読売KODOMO新聞の記事が読みくらべできるので、家族で同じテーマを話題にできるそうです。実際にこれを楽しみにしている先輩ママもいました。いずれ本紙への移行をすることも見据えて、小学生のいるご家庭はこれを活用してはいかがでしょうか。

いかがでしたか?子どもが自分で読めるまで、新聞購読スタートを少し待っていたのですが、もっと早くから購読していたら良かったなと思っています。

どんなものか興味を持ったら、子供に関するニュースや話題を掲載する読売新聞オンラインのコーナーも参考にしてみてください!

(取材・文/アネモネ)

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