今年はひとつ、子どもと一緒に日本の伝統芸能に触れてみてはいかがでしょう。
とはいえ、いきなりむずかしい能狂言となると一挙に子どもにも嫌われてしまうので、
まずは落語を楽しんでみませんか?
子どものためのはじめて落語会
子連れ向きのイベントとして今非常に人気となっているのが
「子どものためのはじめて落語会」です。
あっという間にチケット売り切れる人気の公演ですが、2月27日に横浜で行われるので、
ご興味のある方はぜひどうぞ。
【開催日】2016年2月27日(土)
【公演時間】午前11時~/午後2時半~ 全2公演 ※開場は各30分前より
公演時間は約65分を予定。
【会場】横浜関内ホール 小ホール
(〒231-0013 神奈川県横浜市中区住吉町4-42-1)
講談、江戸太神楽、そして落語という演目です。全体が子ども向けで、講談も絵付きバージョン。
ママ、パパ、子どもたち、みんなでゲラゲラと楽しめること請け合いです。
申し込みはこちら!
寄席にも行ってみて!
さて、ではこちらがすでにいっぱいでみられない場合、どうしたらよいでしょうか?
ぜひ本物の寄席に行ってみてください。
寄席は、気楽にふらりと訪れることのできる場。
落語だけではなく、紙切り、講談、マジックなどを織り交ぜながら演目は進みます。
何も最初から最後まできちんと居座る必要もありません。
子どもが飽きてグズグズ言うようならさっと出てしまえばよし。
時々、日本のお笑いの原点を覗きに寄席に入ってみるのも、乙だと思います。
365日休みなしでやっている定席寄席は都内4ヶ所。
新宿末廣亭(新宿)、池袋演芸場(池袋)、浅草演芸ホール(浅草)、上野鈴本演芸場(上野)。この他にも国立演芸場、横浜にぎわい座などで落語や講談を楽しむことができます。
▲上野広小路亭
池袋演芸場
100席弱のこぢんまりしたホールで客席から演者たちもよく見えますし、逆に演者たちからもお客さんがよく見えるので、掛け合いになったりすることも。
親子でいくとチケットも割引になります。
新宿末廣亭は、新宿伊勢丹のすぐそば。地下でお弁当を調達して中で食べながら寄席を楽しむのもいいですね。そうそう、ママが伊勢丹でお買い物をしている間、パパは子どもたちとのんびり寄席見物というのはいかがでしょう。
浅草六区のど真ん中。風情もあって少し大人っぽい雰囲気の浅草演芸ホールです。
ここは浅草見物がてら疲れた頃にちょっと寄るのにいいかもしれません。
ささ、日本人である幸せは、落語に講談・マジックがいつでも楽しめることなのかもしれませんよ!?
気楽に楽しく、今年も笑顔でスタートいたしましょう。(宗像陽子)