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毎月届く!クックパッドの「おりょうりえほん」で食育をしませんか?

2020.12.23

「食育」とは、生きる基本である「食」を通じて、健全な食生活を送るための力を育むこと。ココフル読者のみなさんも、その大切さを意識したことがあるのではないでしょうか?

今回は食育を絵本で気軽に取り入れられる定期購読サービス「おりょうりえほん by cookpad」を紹介します。

「食育」ってなんだろう?

農林水産省で食育基本法が定められたのは2005年のこと。以来、子どもが小さいうちから「食」を取り巻く正しい情報を伝える大切さを耳にするようになりました。

食生活は子どもの身体や頭の働きに大きな影響を与えるとも言われています。しかし小さな子どもがいると、日々の生活で手一杯。栄養バランスや食事環境にしっかりと向き合うには心の余裕がないと、なかなか難しいのが現実ですよね。

我が家も離乳食はほぼ口にしないという苦い経験があり、栄養士さんに相談をし、たくさんの本を読んで「食育」を試みました。幼稚園でお弁当が始まるとだいぶ食が進むようになりましたが、それでもまだ好き嫌いが多く、悩みはつきません。

子どもの意識を変えることが「食育」につながる

これまで食事を通して、食べ物の大切さや料理の楽しさ、家族で食事をする時間の意味などを伝えることはしてきましたが、うまく伝えられない部分も多く、もどかしい気持ちになってしまいます。

結局は子どもが「おいしい!楽しい!」と自ら感じることが大切で、親が得た知識を伝えきるには限界があると感じました。

そんなときに偶然食事に行ったカフェで出会ったのが、「おりょうりえほん」です。小さな子ども向けの食育絵本で、そのかわいさに思わず手に取って読んでいました。

料理のプロフェッショナル・クックパッドの絵本

この「おりょうりえほん」は、料理のレシピ投稿・検索サービスなどで有名なクックパッドが監修したオリジナル食育絵本を提供しているサービスです。

クックパッドで忙しく働く親世代の社員を中心に、子どもに伝えたい「食」と真剣に向き合ってできた絵本だそうです。

ココフル読者のみなさんも料理をする時に「クックパッド」のお世話になったことがあるのではないでしょうか?「毎日の料理を楽しみにする」をミッションとしているレシピサービス「クックパッド」。そんな会社が手掛ける絵本なら、クオリティの高さに期待と安心感を覚えますね。

そして2019年5月に提供開始されたばかりの「おりょうりえほん」は、2020年度には、子育てに役立つ商品・サービスを表彰する「日本子育て支援大賞」と、子どもや子育てに関わる社会課題解決に取り組む、優れた作品を顕彰する「キッズデザイン賞」を受賞しました。

食育に興味のあるみなさんはもちろん、子どもと一緒にお料理できたらいいなと思っているご家庭にも、子育てに携わる方々みんなに紹介したい絵本ばかりです。

「おりょうりえほん」はどんなサービス?

「おりょうりえほん」はクックパッドが監修するオリジナルの食育絵本と、シール&シール帳が毎月1冊届くサービスです。

他にも「おりょうりえほん」会員専用のWebサイトがあり、料理動画やデジタル絵本、絵本に登場する料理のレシピが閲覧できます。こども料理研究家による親向けコラムも人気だそう。

気になる料金は750円(税抜)と送料が全国一律で200円かかるので、月額1,025円(2020年12月現在)です。

しかもこの料金には、クックパッドのプレミアムサービス料金(月280円/税抜き)が含まれているのがポイント。人気順検索機能ができるなど使い勝手も良く「おりょうりえほん」会員になってから、料理をあまりしなかったパパもクックパッドを使うようになって、料理スキルがあがったという声も寄せられているそう!

「おりょうりえほん」の対象年齢は?

食育がテーマの「おりょうりえほん」ですが、2歳〜6歳までをメインの対象年齢としています。ただ何歳から始めても同じ絵本が順に届くことになります。順を追っていくことで、少しずつできることや知識が広がるイメージです。

一般的な絵本を思い浮かべると、その難易度が気になるところですが、料理・食育は「年齢」ではなく「続けている期間」でレベルが変わってくることから、コースはひとつのみだそうです。

例えば、2歳で初めて卵を割る子どももいれば、5歳で初めて卵を割る子どももいます。そういった意味で、開始する年齢と開始するコンテンツには関係がなく、始めた時点から順番にコンテンツを見る形式になっています。

具体的にはどんな内容になっているのでしょうか?

食育の世界が「興味」「科学」「素材」「親子で」「こどもだけで」と5種類のいずれかのテーマで構成されています。

最初に手に取った絵本の印象はかわいらしく、少し小さな子ども向けかなと感じ、4歳の息子にはもう少し早く出会いたかったと思いました。しかしその内容は本格的ながらも、小さな子どもでも食に興味を持てるようになっており、「お手伝いがうまくできるようになった今なら、ぴったりかも!」と、うれしくなりました。

例えば2、3歳の子どもなら、内容は少し難しくても食や料理への興味を育める、読み聞かせ絵本として。4,5歳の子どもなら料理の手順や食材のことなど、内容も理解でき、実際に料理にも取り組めます。

6歳以上になると、内容は若干簡単になるかも知れませんが、ひとりで、または親子で料理を作るレシピ本としても役立ちそうです。こども料理研究家の先生が監修した「ほうちょうチャレンジ」は包丁の使い始めにぴったりな絵本。包丁の持ち方は基本が大切なので、6歳以上ならすぐに理解もできていいですね。

絵本と一緒に届くシール帳は、例えばサラダやカレーを作る工程に沿ってシールを貼っていくのですが、復習にもなってあとから見返せるレシピになり、ただ貼って楽しいだけではないところも魅力的でした。

まずは良さを体験してみて!

現在、クックパッドの取り組みとして、YouTubeで「おりょうりえほん」の読み聞かせ配信をしています。

また、簡単に親子で料理に取り組め、子どもも美味しく食べられるレシピが掲載された絵本が3冊、ダウンロードできます。

休校・休園などでお困りの方へ:食育教材を無償公開しています|おりょうりえほん by cookpad|note

我が家も子どもと一緒に絵本を読んだり、読み聞かせ動画をみたりと活用しています。例えば、食材がテーマの「ぜーんぶおいしい」では大根は捨てるところがなく、部位によって味の違いがあるなど、覚えた知識を話したり、そのおかげで苦手だった野菜も少しずつ口にするような変化もみられました。

1番いいなと思っているのが、子ども向けでも本格的な知識を惜しみなく学べること。大人でも知らないような内容もあり勉強になりました。自分でやってしまえば早いし楽なところを、子どもと一緒に料理をすることを楽しめるようになりました。

食育スタートは早めがおすすめ!

「おりょうりえほん」を続けていくと、大人になった時の大切な力につながるそうです。そして「食育」は身近な「食」に関することなので、早く始めるのがいいのかなというのが個人的な感想です。

また男性も時代の変化とともに、お手伝いではなくキッチンに立つことが普通になっていますよね。科学がテーマの「たまごのふしぎ」では、たまごを題材に食材の変化を学べ、興味がテーマの「ぼくたちおいしいおりょうりつくりぐみ」では、調理器具の名前と役割をスラスラ言えるというように、男の子が好きそうなアプローチの絵本もいっぱい。

現状ラインナップは32冊あり、6冊届くたびに、次の6冊のラインナップがわかるチラシが同梱されるそう。また初回はウェブサイトで、最初の3冊が試し読みできるようになっているそうです。

いかがでしたでしょうか?子どもにきちんとした食育をするには、こうした教材を使って自然に伝えていきたいですね。「食育」が自然に身につく絵本、ぜひお試しください♪

「おりょうりえほん by cookpad」
(文/アネモネ)

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