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安田美沙子さんも登場。世界血栓症デー2018「運動とおいしい水」で血栓症を予防しよう

2018.10.18

 


10月13日東京スカイツリータウン4階スカイアリーナで「世界血栓症デー2018『運動とおいしい水』で血栓症を予防しよう!」が開催されました。

いわゆるエコノミ―クラス症候群(静脈血栓塞栓症)や脳梗塞、心筋梗塞など『血栓症』についての理解と認知、予防を広めることを目的とした啓発イベントで、世界血栓症デーの10月13日は、世界でイベントを開催しているとのこと。

血栓症というと自分には関係ないものではないか、とつい思ってしまいますが、
最近では、豪雨や震災の被災地においてエコノミークラス症候群の危険性も指摘されています。
また猛暑での脱水による血栓症の心配が指摘され、その対策が注目されてきているそうです。
今回は「運動」と「水分補給」にフォーカスしたイベントとなっていました。

ステージでは、東京都CCUネットワーク会長、高山守正背根氏が登壇し血栓症についてのレクチャーをスタート。
CCUネットワークについて

血液の中には血小板や血液を固める様々な凝固タンパクなどが流れていて、ケガをして血を流した時に、血を止める機構があります。
これが異常に働き、血管の中に血のかたまりができてしまうことを血栓というのだそうです。
心臓でできると心筋梗塞、脳でできて血管が詰まってしまうと脳梗塞(ただ脳梗塞の1/3は心臓から飛んでいって、発症するとのこと)。

エコノミークラス症候群は、あまり動かないことで足の静脈に血栓ができてしまい、血流にのって肺の血管がつまって起こるとのことでした。血栓症という言葉だけだとなかなかイメージがつきませんでしたが、脳梗塞や、心筋梗塞という病名を聞くと、ニュースなどで取り上げられた著名人なども思い浮かび、予防についてより知りたくなりました。

▲先生の手元に注目。血圧が高い状態が続くと、血管の壁が厚くなります。

▲(上の写真)悪玉コレストロールが高く、おいしいものばかり食べていると、一部が黄色くなっています。
(下の写真)黄色い部分が、破けて血の塊がついてしまいます。この状態になると10~15分で筋肉が死に始めるとのこと。

東京では年間6000名が心筋梗塞で病院に運ばれているとのこと。
過去に比べ、病院にさえかかれば死亡率は5%まで低下しているとのことですが、
病院にたどり着く前に亡くなる方も多いとのこと。 発症がから2時間が勝負といわれているので、
胸の真ん中が痛くなり、その痛みが続く場合自家用車やタクシーではなく、迷わず救急車を呼んでほしいということでした。

先生降壇後、フルマラソンやトライアスロンで完走実績があり、
食育研究家としても知られるタレントの安田美沙子さんも登場し、さらに血栓症について学びました。

▲運動で鍛えたスタイルにびっくり。現在1歳5か月のお子さんがすぐに動くので子育てでも体力を使います、とも。

血栓症を予防するには、生活習慣病に注意することが必要で、適度な運動が必要。
また、脱水状況はNG。1日に1.5ℓほどの水分をとることが目安とのことでした。

・コレストロール値が高い
・運動しない
・太っている
この3つは日常の予防ができることであり、血栓症対策としては、まずはかからないようにすることが重要とのことでした。

安田さんは、メンテナンスやケアを大切にしていて、日々運動していることで自分の不調が分かるようになったとのこと。家族のためにも食のことも気を遣うようになり、素材1つ1つについても理解しながら調理するように。最近では調味料も手作りしているとのことでした。

最後に、東京都CCUネットワークの事務局長山本剛先生や、三菱ケミカル・クリンスイ株式会社の木下社長も登場し、
血栓症のクイズや、血栓症予防たいそうも一緒に行いました。

https://www.kessensho.net/ja/home/movie/taisou.php

▲血栓症予防たいそう。ロボットがちょっとシュールです。

 

会場では、ステージを使ったエクササイズ等のコンテンツや
表参道にあるクリンスイ提供の「MIZUcafe」も出張オープン。
血栓症予防に推奨される水分補給をおしゃれにできるスペースとして、皆さんお試しされていました。
▲3つのフレーバーウォーターをお試し。

イベントを通じて感じたことは、日常の生活を見直しちょっとした注意をすることで、まずは血栓症にならないこと。
万が一発症した場合はすぐに救急車を呼び、適切な処置をお願いすることだと思いました。

また、長時間テレビを見たり、ドライブをして、動かない場合などにも発症する可能性があるというということでしたので、長時間同じ姿勢になりそうなときは、定期的に体を動かすなど注意が必要だと思いました。

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