ギラギラ太陽がまぶしい夏の季節が、もうすぐやってきますね。
この時期ならではの楽しい遊びを考えると、心がワクワク!
でも、「酷暑」に備え紫外線&熱中症対策は必須!
「楽天ママ割」が主催する「夏の紫外線&熱中症対策講座」で、専門家のアドバイスを聞いてきました!
◆紫外線には、骨の健康に必要な「ビタミンD」を作る働きが
講座の第1部は、順天堂大学医学部付属練馬病院整形外科准教授で小児整形外科を専門とする、坂本優子先生による「紫外線との上手な付き合い方」について。
「ここ最近、紫外線について研究が進み、人間の体に悪影響を及ぼすことがわかってきました。日本でも、紫外線対策に積極的に取り組む人が増えていますが、適度に紫外線を浴びることも必要なのです」と、坂本先生。
紫外線には、カルシウムのバランスを整え骨の健康を保つのに必要な栄養素である「ビタミンD」を作る働きがあるそう。
ビタミンDが極端に不足すると、
⚫認知症
⚫糖尿病
⚫統合失調症
⚫自閉症
などの疾患のリスクが高まると言われています。
また、妊娠中の女性が紫外線にあたらずビタミンD不足になると、おなかの赤ちゃんの骨にも影響が出ると言われています。
紫外線を避けるあまり、ビタミンDが不足し、骨がもろくなっている人が増えているそう。「骨の健康のためには、適度な日光浴が必要です。夏の時期は、朝や夕方など涼しい時間に散歩するなどお出かけの時間帯に注意し、必要に応じて日焼け止めを使いましょう」
(坂本先生)
「ビタミンDは、サケ、サンマ、イワシ、シラスなどの食べ物に含まれています。骨の健康のために、意識して取り入れましょう」という先生のお話に、皆さん熱心に耳を傾けていました。
◆熱中症対策に! お出かけ前に「暑さ指数(WB GT)」をチェック!
講座の第2部は、慶応義塾大学SFC研究所 健康情報コンソーシアム上席所員・本田由佳先生による「子どもを守る熱中症対策」について。
熱中症とは、高温多湿な環境下において、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破錠するなどして発症する障害の総称。
めまい、頭痛、吐き気に始まり、重篤な場合は死に至ることもあるので、暑い夏の時期には特に注意が必要です。
「小さな子どもは体温調整機能が未発達なので、体に必要な水分を失いやすい傾向にあります。また、ベビーカーに乗る赤ちゃんは、大人よりも体と地面が近く、暑さをより感じやすいもの。大人が正しい知識をもち、子どもを守りましょう」と、本田先生。
子どもを熱中症から守るためいちばん大切なのは、脱水を予防すること。
ポイントは、
⚫️十分な食事と睡眠
⚫️水分をこまめにしっかりとる
以上の2つだそう。
で公開されている『暑さ指数(WBGT)』などの情報をお出かけ前にチェックして、暑さ対策をしっかり行いましょう」(本田先生)
脱水が進むとおしっこの量が減り、おしっこの色が濃くなります。上の図を参考に、おしっこの色が濃くなっていたら要注意。
ただちに水分補給を行います。
「脱水時の水分補給には、体に必要な電解質などのバランスがとれた経口補水液がおすすめです」(本田先生)
「酷暑」が続く昨今、会場に訪れたママ達の関心も高く、「家に経口補水液がない場合は何かで代用できますか?」など、たくさんの質問がとびかっていました。
◆骨を強くする運動は、ジャンプやなわとび!
講座の最後は、参加親子が体組成計で自分の体の水分量や筋肉量を測ったり、骨密度計で骨密度を測ったりしながら、自分の体を知るワークショップを開催。
骨を強くするためには、「振動」を感じる運動が効果的ということで、なわとびやジャンプを楽しみました。
歩く時も、ふみしめながら元気よく歩くのが良いそうです。
経口補水液など熱中症予防アイテムをインターネットで購入する場合は、「楽天ママ割」を使うのがおすすめ!
子どもの誕生日や出産予定日を登録するだけでお得なクーポンが毎月もらえたり、抽選でサンプル商品があたったりなど、ママ&パパに嬉しいメリットがたくさんです。
この夏は、食生活、運動、予防アイテムで、紫外線&熱中症対策を万全に!
(長島ともこ)