◆わが子の未来のために、今から知っておきたい!
プログラミング教育、キホンのキ
〜楽天ママ割 ママの学校
「ママのためのプログラミング教育」講座レポート〜
「うちの子が小学生になるのはまだ先だから……」という乳幼児のママ! 2020年、小学校でプログラミング教育が必修化されること、ご存知ですか? 子どもの未来のためにも、プログラミング教育の基礎について知っておきましょう!
◆厚切りジェイソンさん、
プログラミングを語る!
多くのメディアで紹介されている通り、今、日本の教育は転換期を迎えています。その一貫として、2020年、小学校でプログラミング教育が必修化されます。幼児向けのプログラミング教室なども、最近増えてきていますよね。
乳幼児のママも、いずれ小学生になるわが子のために、プログラミング教育について少しでも頭に入れておくのがよいのでは……ということで、
「楽天ママ割」
が主催する「楽天ママ割 ママの学校 ママのためのプログラミング教室講座」に参加してきました。
ファシリテーターとして登場したのは、日本でIT企業役員として働きながら、2014年にお笑い芸人としてデビューした厚切りジェイソンさん! 教育ITライター・神谷加代さんとトークセッションを繰り広げ、
「そもそもプログラミングって、何?」
「小学校のプログラミング教育って、どんなことを学ぶの?」など、プログラミング教育の基礎知識について、楽しく、わかりやすくお話ししてくれました。
▲テレビで見た通りのハイテンション!
プログラミングとは、ひと言でいうと、「コンピュータに命令すること」。
まずはこれを受け、講座に参加したキッズが、厚切りジェイソンさんをコンピュータに見立て、ジェイソンさんを歩かせるようにするプログラミング=“命令”にチャレンジ。
「歩け!」とひと言で命令するだけでは、ピクリとも動かないジェイソンさん。
▲あれ、動かない。どうして?
しかし、
「最初に左足を少し前に出して、次に右足を、左足よりも少し前に出して!」など、より具体的に“命令”することで、思い通りに動くようになることに気づきます。
▲あ、やっと動いた!でもぎこちない…。
繰り返すうち、コンピュータに的確に“命令”するためには、
⚫どのような動きがあるのか。
⚫動きをどのように組み合わせるのか。
⚫どうすれば意図した動きに近づくのか。
など、論理的な思考力=プログラミング的思考が必要になってくることがわかります。
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◆時代の流れを受け、
世界に広がるプログラミング教育
私たちの身の回りにある炊飯器や電気ポットなどの家電、スマホ、ゲーム機などは、すべてプログラムで動いています。
これらの商品開発をはじめ、コンピュータやデータ通信の技術は世界的に多業界で進化してきており、今や、「90%の職業で、基礎的なITスキルが必要」と言われているそう。
「第4次産業革命」とよばれるべく時代の変化を受け、
⚫プログラミング的思考を育む。
⚫身近なモノやしくみの多くにコンピュータの支えがあると知る。
⚫コンピュータを活用した問題解決に取り組む。
などを目的に、多くの国や地域で、プログラミング教育の導入がスタートした、というわけです。
▲プログラミング教育について解説するITライター・神谷さん
ちなみに、フィンランドやイギリスなどの小学校では、プログラミング教育はすでに必修化されています。イタリアやスウェーデンなどでは一部実施、日本では、2020年に、小学校でプログラミング教育が導入されます。
といっても、いきなり「プログラミング」という新しい教科が導入されるわけではなく、学校がパソコンやタブレットを用意し、それぞれの学校のやり方で、各教科の勉強に少しずつ取り入れていく予定だそうです。
来たるプログラミング教育必修化に向け、まずは、家庭で子どもと一緒にパソコンに親しむことから始めれば良さそうですね。
◆親子でプログラミングが楽しめる
PCや教材も続々登場
トークセッションのあとは、講座に参加した親子が、神谷加代さん講師による「プログラミング教室」を体験しました。
使用したのは、HPの液晶一体型パソコン。自分で絵を描きその絵を動かすことができるプログラミング教材「viscuit」
を用い、
①自分で描いた魚の口をパクパクさせてみよう!
②自分で描いた魚を動かしてみよう!
2つのテーマにチャレンジ!
▲プログラミングに挑戦!
親子で画面を見ながら、「あ、魚の口がパクパクした!」「すごい!」など、歓声をあげながらマウスを動かしていました。
▲お魚が動いたよ!
小学校でのプログラミング教育必修化を前に、プログラミングを実践的に学べるPC「Rakuten Bic 」をはじめ、さまざまなパソコンやプログラミング教材、ロボットなどのプログラミングトイが発売されています。家電量販店に足を運んでみたり、インターネットで調べたりしながら、準備を検討するのもおすすめです。
▲プログラム関連商品が展示
超情報化社会の今、AI(人工知能)の台頭により、子どもたちが大人になる頃には、現在の仕事の半分くらいはなくなるだろうと言われています。
わが子が、あふれる情報を主体的にとらえ、論理的思考力=プログラミング的思考を駆使して自分の将来を前向きに思い描けるよう応援する意味でも、プログラミング教育について、知識として仕入れておきましょう。
▲参加キッズと厚切りジェイソンさん。「楽しかったね!」
(取材:文 長島ともこ)