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未就学児にもおすすめ!はじめての地球儀6選

2021.03.02

みなさんのご家庭に地球儀はありますか?ココフル読者の皆さんにはまだ先の話かもしれませんが、2022年から高校で地理が必須化されるそうです。家庭学習の必須アイテムとして、図鑑・辞書・地球儀なんて話も聞こえてきます。
4歳児のいる我が家がそろそろ地球儀を欲しいと思って比較検討した結果、すごくいいなと思った地球儀を6つご紹介します。

知らない国がすぐに見つかる くもんの地球儀

知育教材に定評のあるくもん出版に、地球儀がありました。その名も『知らない国がすぐに見つかる くもんの地球儀』です。初めての地球儀として選びたくなるネーミングですよね。この地球儀を知ったのは、友達の家に遊びに行った時でそのサイズ感や色使いの良さに思わず「これはどこの地球儀?」と尋ねたのを覚えています。

この地球儀は地球儀本体と付属のさくいんブックを一緒に使います。さくいんブックにある50音順のさくいんと、大陸、国名が色分けされた地図で、子どもでもすぐに探している国を見つけられるのが特長です。

地球儀を使っていて国を見つけるのに苦戦すると、それだけで嫌になり調べることをやめてしまう子どももいるそうです。しかしこうして色分けされていればヒントを得ることができ、自然にその位置も覚えられるようになりますし、子どもが「自分ですぐに見つけられる」ことで、自学自習につなげることもできます。

それから50音順さくいんの各国の欄には、国旗やクイズもついています。雑学もあり、クイズ形式で国や国旗を楽しく覚えられるのは家庭学習の醍醐味ではないでしょうか。サイズ感も直径20センチとコンパクトではありますが、子どもが調べるにはちょうどよく、ひとりで持ち運びができること、リビング、勉強部屋と場所を限ることなく使うことができるのもすごくいいなと感じました。

解説書には世界のランキングや、地球儀を使ったゲーム、日常生活で「国名」を見つけられる場所などが紹介されています。「アメリカはどこかな?」というように探すだけではなく、さくいんブックにある国旗を見て場所を探すなどゲーム感覚でいろいろできるので、地球儀を持てあますことなく活用でき、学習の幅が広がると感じました。

未就学児の子どもでも見て触って地球儀のある生活が自然になる『知らない国がすぐに見つかる くもんの地球儀』は、地球儀を本格的に使い始める前の子どもたちにも満足できる商品です!

知らない国がすぐに見つかる くもんの地球儀

■対象年齢 : 6歳~大人まで
■セット内容/地球儀 : 1台、さくいんブック:1冊
■サイズ/地球儀の直径 : 20cm
■材質/本体 : 厚紙・ABS・鉄、さくいんブック:紙
■生産国 : 日本
■価格  :  6,930円(税込)
■メーカー : くもん出版

ほぼ日のアースボール

デジタルネイティブの子どもたちにおすすめなのが「ほぼ日のアースボール」です。子どもたちだけではなく、デジタルに精通した大人も満足できる高次元な商品です。

この「ほぼ日のアースボール」は、一般的な学習用の地球儀とは違って国境も文字も書かれておらず、宇宙から見た地球そのままの姿です。「子どもが学びづらいのでは」と思いませんか?しかしこの直径15センチほどのアースボールにスマホやタブレットをかざすと、世界の国旗、恐竜、朝ごはんなど色々な情報が飛び出してきます。そう飛び出すのです!

次に驚いたのが、アプリ内の無料コンテンツ「一週間の地球」を使うと1週間分の「雲・雨・気温」のデータをさかのぼってみることができます。もちろんリアルタイムでも見ることができるので、地球の今を家にいても眺めることができるのです。

「ほぼ日のアースボール」には、専用のコンテンツがあります。「追加購入しなくちゃならないのでは?」と思ったのですが、アプリをダウンロードすれば、なんと2021年2月現在19あるコンテンツがすべて無料で利用できます。「世界の国々」では世界各国の基本情報を知ることができる事典のようなコンテンツ。「地球図鑑」では世界の建築物や遺跡、動物、乗りものなど各地のランドマークや歴史を知ることができます。「おはよう!世界の朝ごはん」では世界各国の朝ごはんを、「おはよう!」というあいさつとともに紹介されています。

これだけでも満足度が高そうなコンテンツばかりですが、宇宙が好きな子どもたちには「JAXA宇宙飛行士 油井亀美也が語るISS滞在記」、恐竜が好きな子どもたちには50の恐竜がスマホ画面に登場する「小学館の図鑑NEO[新版]恐竜」がおすすめ。

「さぞ値段が高いのではないか」と思ったのですが、これが税込み3,960円とのこと。これなら地球儀の2台持ちもできそう。なによりその機能性だけではなく、インテリア性も高くおすすめの地球儀です。開発秘話を知るとより魅力を知ることができますので、ぜひ読んでみてください。

ほぼ日のアースボール(セカンドモデル)

本体サイズ : 直径15cm / 重量:145g
材質 : 非フタル酸 PVC、ポリスチレン・台座(ポリカーボネート)付き
対象年齢:6歳以上
生産国 : 中国
パッケージサイズ : 横幅180mm×奥行160mm×高さ160mm
販売価格 : 3,960円(税込み)

老舗の文具製造販売を行うレイメイ藤井の地球儀は、シンプルで小学校以上の学習用に選ぶなら絶対に見逃せない地球儀ばかり。その中から気になった4点をご紹介します。

先生おすすめ小学生の地球儀(行政タイプ)

授業で使うことを想定して購入する際のおすすめが、地図帳に合わせた小学生のための地球儀「先生おすすめ小学生の地球儀(行政タイプ)」です。

このネーミングだけでとても安心感があるわけですが、学校の先生と共同開発しており、開発段階から小学校の授業を見据えているのが強みです。

ちなみに「行政タイプ」というのは、国別に色分けされた地球儀で小学生にもわかりやすくなっています。

・20センチくらいの地球儀が机の上に置いて勉強しやすい
・地図帳(平面地図)では正確な距離、方位、大きさを教えるのが難しい
・小学校での地球儀学習は、国の位置を知ることが最優先
・地名表記は国名と主要な都市名で十分

上記のような先生の声を反映して作られたそうです。小学生になってから選ぶとしたら非常に気になりませんか?いわゆる王道のこちらの地球儀は小学生の地図帳に準拠した地図表記なのも特徴です。

また、世界のいろいろなNo.1の表記があり、例えばカスピ海には、「湖の広さ世界No.1」と記載があって、自然に目に留まる工夫があります。

先生おすすめ小学生の地球儀(行政タイプ)

■ 品番:OYV11
■ 本体サイズ : W210 × H287 × D200mm
■ 本体重量 : 520g
■ タイプ : 行政タイプ(国別で色分け)
■ 縮尺 : 約1/63,000,000
■ 素材 : 地球儀=ハイインパクトスチロール/フレーム=ABS/台座=MDF
■ 価格 : 6,000円(税抜)

 ライト付二球儀(地球儀 / 天球儀 / 月球儀)

次に紹介するのは、「ライト付二球儀(地球儀 / 天球儀 / 月球儀)」です。地球儀の下の部分には月球儀があります。月の主要な地名表記の他、月に落下・着陸した主な探査機の場所なども表記されているので、宇宙飛行に興味のある子どもにもおすすめです。

また地球儀は、こちらも行政区分ごとに色分けしているので国の形が学びやすくなっています。

地球・星座・月の学習が全て一つでできるタイプで、ライトを付けると地球儀が天球儀に切り替わります。またライトの点灯パターンは3種類あり、ボタンで簡単に操作できます。部屋を暗くするとより見やすくなりますよ。球体がふたつありライトも点灯するので、子どもの興味を一番ひく地球儀です。

ライト付二球儀(地球儀 / 天球儀 / 月球儀)

■品番:OYV273
■本体サイズ : W250 × H450 × D300mm
■本体重量 : 1.18kg
■タイプ : 行政タイプ(国別で色分け)
■縮尺 : 地球儀=約1/52,000,000・月球儀=約1/26,740,000
■素材 : 地球儀・月球儀=ハイインパクトスチロール/フレーム・台座=ABS
■価格 : 15,000円(税抜)

しゃべる国旗付地球儀 スタンダード

「見て!触って!聞いて学ぶ! しゃべる地球儀」ということで、こちらは音声がでるタイプの地球儀です。サイズはコンパクトな20cmで、机の上で勉強しやすいと推奨されているサイズです。

しゃべる国旗付地球儀スタンダードの特徴は、国名が日英表記であること、世界の約195カ国の国旗をイラストで表記されていること、そして専用タッチペンで国や国旗をタッチするとタッチペンが世界各国の国情報を教えてくれます!

 

専用タッチペンには「学習モード」と「クイズモード」があって、学習モードでは国名と首都名、英語国名、面積、人口、国歌、言語、国旗の由来を話してくれます。つまり国をタッチするだけでこれらの情報が流れてくるので、耳で覚えることができるわけです。

教科書を読むのが疲れたら、国をタッチして耳から覚えることができるし、これならば文字が読めない子どもにも遊び感覚で知らぬ間に地理の勉強ができてしまうのではないでしょうか?また情報はシンプルなので、試験勉強中に横にそれることもなく必要な情報だけに集中できるのが魅力だなと思います。

しゃべる国旗付地球儀 スタンダード

■品番:OYV46
■本体サイズ : W210 × H287 × D200mm
■本体重量 : 550g
■素材 : 地球儀=ハイインパクトスチロール/フレーム=ABS/台座・支柱=MDF
■タイプ : 行政タイプ
■電源 : 単4乾電池 × 2個(別売)
■縮尺 : 約1/63,000,000
■価格 : 18,000円(税抜き)

 リビング地球儀(全回転)

4つ目は2021年2月に発売した「リビング地球儀(全回転)」です。オーソドックスなスタイルで、見やすく、インテリアにもなじみやすいということで、既に人気の商品だそうです。

まずリビング地球儀というネーミングが気になりますが、テレビのニュースや番組内で海外の国が出たらすぐに調べることができるように、リビングに地球儀を置く家庭が増えているそうです。そのためユーザーの声をふまえてリビングに置いても馴染むような地球儀として発売されたそうです。

これまでの鮮やかな地球儀の色よりもリビングに馴染みやすい配色や、リビングに置いても邪魔にならない25cm球の程よいサイズを採用しました。さらに、南半球も見やすいような全回転フレームも人気の秘密だそうです。

リビング地球儀(全回転)

■品番:OYV256
■ 本体サイズ : W300 × H350 × D250mm
■ 本体重量 : 1.1kg
■ 素材 : 地球儀=ハイインパクトスチロール/フレーム=アルミ、
スチール/台座・支柱=MDF
■ 縮尺 : 約1/52,000,000
■ 価格 : 10,000円(税抜き)

小さな頃から身近に地球儀を

いかがでしたか?地球儀は専門店があるくらいたくさんの種類が売られていますし、日々進化しています。今回は学校の勉強用というよりは、「地球には大陸と海があって~」から始まるような、未就学児が初めて買う地球儀という視点でご紹介しました。

その結果、「今の時代、地球儀はいくつあってもいいのかもしれない」と思いました。まずはシンプルに国旗や大陸、国の位置を学ぶことを視野に入れた「くもんの地球儀」を。未就園児のような小さな子どもにもピッタリなサイズ感であること、自分で調べるという基本的なことが身につくこと。それから必要な情報に限られているので、地球や世界の国に関する基本的な知識がしっかり身につくと感じました。まさに知育を意識した初めての地球儀にぴったりです。

次に「ほぼ日のアースボール」を。こちらは大人でも満足の楽しさと情報量、それからデジタルネイティブには使いこなしてほしいスキルも身に付き、身近に置いて生活を共にするイメージの地球儀です。地理だけではなく科学的な思考も育ち、すでにほかの地球儀を持っていたとしても一家に一台欲しい商品です。しかもかわいい。

そして小学生になってから購入する家庭や、学校の勉強のために地球儀を買いたいと思ったら、レイメイ藤井の地球儀シリーズから選ぶことをおすすめします。掘り下げると奥深い地球儀、小学生くらいになると目的も明確になってくると思いますし、オーソドックスな地球儀を持っておけば、高校や大学受験まで長く使えると思います。

ぜひお気に入りの地球儀を見つけてください!

(取材・文/アネモネ)

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