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トモエそろばん「100玉そろばん」

2021.03.08

ココフル読者の皆さんは「100玉そろばん」って知っていますか?知育教材売り場や、知育に熱心なお友達の家で見かけたことがあるかもしれません。今回は我が家で4歳の息子に購入したトモエそろばんの「100玉そろばん」の使い方とその良さを紹介します!

人気の習い事「そろばん」の効果

そろばんは室町時代に中国から伝わった、手で玉をはじいて計算をする道具です。昔は習い事ではトップクラスにくるのがそろばんでしたが、電子化も進み、そろばんを習う人口は減ってしまったそうです。

しかし今、そろばんが再注目されているのをご存知でしょうか?そろばんの玉を弾いて計算することは脳の活性化につながるので、大人や高齢者には脳トレ効果があり、子どもには計算力が高くなること、集中力、忍耐力が高まることで注目されています。

わが家もそれを聞いて、早速4歳児とそろばんをやってみました。しかしそろばんは「5のかたまり」がわかるようにならないと扱うのが難しいことがわかり、まずは「100玉そろばん」を導入しようと思いました。

「100玉そろばん」って何?

「100玉そろばん」とは1列に10個の玉があり、それが10列つまり100玉ある教材です。一般的なそろばんを使う前段階や、小学生の算数では先生が教壇に立って大きなサイズの「100玉そろばん」を使う学校も。

シンプルな作りですが、1列10個の玉を1と9、2と8、3と7というように分けることができて、これによって「10のかたまり」を暗記ではなく理解することができます。我が家もおはじきを用いて子どもに教えましたが、バラバラにして遊び始めてしまいます。それが100玉そろばんを使って教えると、1段ずつ1つずつ増える玉がきれいに見てわかるので、子どもの中でうやむやだった箇所が、どうやら理解できたみたいでした。

トモエの「百玉そろばん」を選んだ理由

100玉そろばんを買おうと思って調べると、子ども向けにわかりやすい細工が施された商品や、工夫された商品がたくさんありました。その中で我が家がトモエの「百玉そろばん」を選びました。その理由は3つあります。

(1)シンプルかつわかりやすい配色

トモエの「100玉そろばん」の特徴は、5玉ずつ赤と黄色の2色でできています。我が家は10のかたまりを教えることを意識していたこともあり、5玉ずつ色が違うのは子どもにとってわかりやすいのではないかと思ったからです。単色だと数が増えるとパッと見てすぐに数が認識できないこともありますが、例えば8なら5玉と3玉だから8と瞬時にわかるので正解でした。しかもそろばんに進むと5のかたまりを意識する必要があるので、次のステップに進みやすいのかなと感じました。

(2)小さな子どもの指でも扱いやすいサイズ感

次にサイズ感です。全体の大きさとしてはどこのメーカーもそこまで大差はないようでした。しかし玉の大きさには差異があり、この木玉の大きさが幼稚園児にとって大きすぎず小さすぎず、子どもの小さな指でも扱いやすいサイズ感でした。また小ぶりな物よりもやはり目で確認がしやすいと感じました。またベビーの頃には木のぬくもりが優しく伝わるうえに、数を意識する知育玩具にもなり、ベビーから小学生まで長く使えると感じました。

(3)老舗のそろばん会社の商品であること

そしてトモエそろばんは2020年に100周年を迎えたそろばんを専門に扱う老舗企業です。扱う商品もどこかノスタルジックな、自分や親が子どもの頃から変わっていないようなデザイン。さらに使いやすさなど機能をしっかり兼ね備えているため、無駄がなくぶれない安心感があります。

上記の理由で、トモエそろばんが良さそうだと思い購入をしました。実際に家に届いて出してみたところ、赤と黄色の木の配色は他の木製玩具にもなじんでいました。

「百玉そろばん」を使ってみよう♪

それでは実際にどのように扱えばいいのか、我が家でやったことを紹介しましょう。参考にしたのは、「はじめての100玉そろばんマニュアル」という、簡単な使い方がわかる冊子と、トモエそろばんのサイトにある、小さな子どもと取り組む動画です。

我が家はすでに1から数字を数えることはできていましたが、まずは1から一緒に数えることを始めました。子どもも遊んでくれていると思って、積極的に答えてくれます。次に10のかたまりを意識して、1と9、2と8、3と7、と階段状にしていきました。それから、10ずつカウント、5ずつカウント、2ずつカウントしました。

すごくよかったのは、時計の分の考え方が進んだことです。「5分10分15分」と、まずは数字が示す場所が何分に当たるのかを伝えるときに、5のかたまりを意識した教え方でできるようになりました。

このように、100玉そろばんを使って、子どもが理解できるような説明をすることができました。

ベビーからOK! はじめてのそろばん

いかがでしたか?今回紹介したのは初歩的な使い方ですが、別売りで専用のドリルがあって、100玉そろばんでかけ算もできるようになるようです。公立の小学校でもそろばんが授業のカリキュラムに入っていますよね。

計算力・集中力・忍耐力・判断力、記憶力・想像力・発想力など、一生モノの力を身につけられることから、学童やカルチャースクールでもそろばんのクラスが増えています。そろばんの導入として数の概念を学ぶのにとても便利な「100玉そろばん」をぜひ家庭学習に取り入れてみてください。

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(取材・文/アネモネ)

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